[メイン] GM : 【シナリオトレーラー】
私にとっての「日常」は、あなたにとっての「非日常」かもしれない。
あなたにとっての「日常」は、私にとっての「非日常」かもしれない。
変わらない日々と、交わらない想い。
相反する、理想と現実。
それでも私は、進み続ける。
あなたは、どうする?

ダブルクロスthe 3rd edition
『Eternal Childhood』
ダブルクロス─────それは裏切りを意味する言葉。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : opening「Hello, "Overed"」 登場:全員

[メイン] 歳納 京子 : 31+1d10 登場/リザレクト (31+1D10) > 31+9[9] > 40

[メイン] ナギ : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+2[2] > 44

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 31 → 40

[メイン] エキドナ : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+5[5] > 42

[メイン] 兜蟲 : 37+1d10 (37+1D10) > 37+4[4] > 41

[雑談] system : [ ナギ ] 侵蝕率 : 42 → 44

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 37 → 41

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 37 → 42

[メイン] ヘレナ : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+2[2] > 41

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 39 → 41

[メイン] 射命丸文 : 40+1d10 (40+1D10) > 40+1[1] > 41

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 41 → 42

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ここは関東に位置する、約300万人規模の、とある都市。
あなた達は、その市にあるUGN支部へ召集を受け、応接間にて待機している。
テーブルには茶菓子等が置いてあり、連絡員が来るまで好きに食べても良いと、既に通達されている。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] ナギ : 「んーんー…久々の身内抜きの任務に潜り込んだ訳だけど…」

[メイン] ナギ : 「いやはや、綺麗所が集まった物で」

[メイン] 兜蟲 : 「……あら、その綺麗所って私も含まれてるのかしらっ❤」
学生服を着こなしているが
しかし見る人が見れば、妙な違和感を醸し出す少女───? がソファーに腰を落ち着けていた。

[メイン] ナギ : 「そりゃそーでしょ?こりゃ私もうかうかしてられないって言うか?ま、皆女の子だしそこまで気を張る様な外面も無い訳だけどさ」

[メイン] 兜蟲 : 「女の子だなんて照れちゃうわねェ
 まだまだ私もイケるって事かしら……っと」
だが、その少女の傍に佇むようにあるのは───巨大な一振りの槍であった

[メイン] 射命丸文 : 「そうですねー……
 初任務の方がいるので。緊張させないように……かもですね?」

[メイン] 兜蟲 : 手慰みにするかのようにその槍を触りながら
満面の笑みを浮かべていると、ふと文の言葉を聞いて。

[メイン] エキドナ : 「賑やかになりそうね」

[メイン] 兜蟲 : 「あら、それなら
 これは───後にとっといたほうがいいわね?」
すっ、と槍をガシャン、ガシャンと、音を立ててしまい込む。

[メイン] ヘレナ : 「……………………」
騒ぎを尻目に、俯いた姿勢で一人コーヒーを片手にソファに佇む。

[メイン] ナギ : 「ありゃりゃ、私としては気を紛らわせようとですね…」

[メイン] 歳納 京子 : ほっと一息、お茶を飲みつつ。
ぷはーと飲んでいた少女は、”初任務”という言葉でぴくりと耳を傍立て。

[メイン] 歳納 京子 : ぐるり、辺りを見回し。
一人コーヒーを飲んでいる彼女に目がつく。

[メイン] 射命丸文 : エキドナさんに、ヘレナさん……初任務の二人。
……揃って中々大物の態度ですね。手帳にメモしておきましょう。

[メイン] 兜蟲 : 「なーによ、ちょっと手慰みにしてただけよ
 嬉しいわよ? まっ気を張る云々で言うなら……どーせ嫌でも
 "これから"気を張るでしょうし? 顔も服も着崩れるでしょ」

[メイン] 兜蟲 : 笑みを浮かべながら、そう呟いた。

[メイン] 歳納 京子 : 座っていた椅子から、ぴょいんと降りて。
とてとてとへレンに近づき。

[メイン] 歳納 京子 : 「おっす!やっぱり緊張しちゃってしてる?」

[メイン] ヘレナ : ……初任務だから多少は気張るつもりできたけれど……随分と緩み切った空気なものよね、なんて考えていたが。

[メイン] ナギ : 「あ、ガチ勢?まあ、そういう部分もあるのは事実だけどねえ」

[メイン] 歳納 京子 : そんな、プライベートにづかづかと踏み込んだ態度で。
にこっと笑いかける。

[メイン] 兜蟲 : 「ええ ガチよ?
 あっ まぁ~そうね……殺しはそんなに好かないかしら、ね」
そう初任務のメンバーには聞こえない程度に呟いて。

[メイン] ヘレナ : 「…………そうですね、我々は与えられた任務をこなす必要がありますから。」

[メイン] 射命丸文 : 兜蟲さん……やや威圧的。ムードメーカーらしいナギさんがいてよかったですね。
残りの二人が委縮していたかもしれない。
📝

[メイン] 歳納 京子 : かれこれ私も何回も仕事してきたとゆー積み重ねがあるわけで。
ちょっとお姉さんぶりたい気分なのです。
それにほら、やっぱり気になるしねっ!

[メイン] ヘレナ : 「……多少の緊張はあって然るべきかと。」

[メイン] ナギ : 「そりゃ好き好んでやってる奴はそんな居ないでしょ~」
「ま、真面目3割遊び7割程度で良いんじゃない?今は」

[メイン] ヘレナ : 「……。」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナの答えにおぉっ、とリアクション。

[メイン] 射命丸文 : 「まあ、肝心な時に”疲れちゃいました”では務まりませんからね」

[メイン] 兜蟲 : 「まっ、そうねェ
 何せ今ぐらいだものね、日常と向き合える猶予なんて」
茶菓子の包みを捨てれば、中に入っていた物をナギの口にぽいっと投げる。

[メイン] 歳納 京子 : 「まあ、肩に力入れすぎてグワーってなってもダメだしね
 でも、真面目なのはいい事だと思うよっ!」

[メイン] 歳納 京子 : 肩をぐわんぐわん回す。

[メイン] 兜蟲 : ───その投げる間に、こちらに視線を向け
おそらくはメモを取ったであろう文を一瞥しながら。

[メイン] メイプルトリック : 「そ~そ、リラックスリラックス~」

[メイン] ナギ : 「おっむうっ!」
ぱくー

[メイン] エキドナ : 「ここのおやつおいしいわぁ〜」

[メイン] 射命丸文 : 「とはいえ……緊張するのも然りですけどもね」

[メイン] 歳納 京子 : ぐぎっ。
いてえ。

[メイン] メイプルトリック : いつの間にか、近くの席に座っていた少女。

[メイン] 射命丸文 : おい、今緊張感0の声がしましたよ。

[メイン] ナギ : 「………」
いや口キャッチした瞬間現れられると咄嗟にリアクション取れないんだけど!?

[メイン] メイプルトリック : ニコニコと談笑を進める少女達を見つめながら。
資料の角を揃えるように、そして音を立てるように
トン。と置き。

[メイン] ヘレナ : 「……あっ…………ありがとうございます、慣れていますので……」
回転させられる肩に少し戸惑いながら。

[メイン] 歳納 京子 : 「……うぉっ!? え、いつのまに……!?」
メイプルトリックの突然の衝突に、びくりとしつつ。

[メイン] メイプルトリック : やほやほ~、と京子に小さく手を振りながら。
全員の手元へ資料を渡していきながら。

[メイン] メイプルトリック : 「連絡員のメイプルトリックだよ、よろしくね~っと」

[メイン] ナギ : 飲み込んで
「あっ連絡員さん?お疲れ様でーす?」
取り敢えず諸々のリアクションをごまかして

[メイン] 兜蟲 : 「! ……あーら、貴女が『メイプルトリック』ね」
回転させられる肩に視線を送りながら、ソファーにひじをかけて
資料を開く。

[メイン] エキドナ : 「よろしく〜!」

[メイン] 射命丸文 : 周りの様子を窺うようにしていた目を、現れた連絡員の方に向けて

[メイン] ヘレナ : 「……お世話になります」

[メイン] メイプルトリック : そう言い、手に持った紙カップの牛乳を、ストローでちゅい~っと飲みながら。

[メイン] 射命丸文 : 「お、射命丸文と申します。どうぞ、御贔屓に」
資料ウケトリー

[メイン] メイプルトリック : 「ま……今回は初任務の子が2人いるからね」

[メイン] 歳納 京子 : 「いやあごめんごめん、私ってばはしゃぎすぎちゃったみたいで」
痛む肩をぐぐ、と抑えながら。資料を受け取る。

[メイン] ナギ : 「みたいだねえ、えーっとヘレナちゃんにエキドナ…さん?ちゃん?」
でかいんだけどゆるいからどっちなんだ…?

[メイン] メイプルトリック : 「"ベテラン"のみんなは、指導兼ねてちゃ~んと面倒見てね~」
飄々とした態度でそう告げ。

[メイン] 兜蟲 : 「え~? それは任務に書いてなかったけれど?
 追加の料金払ってくれると助かるわねェ」

[メイン] 歳納 京子 : メイプルトリックの言葉にうっす、と敬礼。

[メイン] 兜蟲 : そう言いながらも、資料に目を通していく。
ベテランである事は、否定しない。

[メイン] メイプルトリック : 連絡員として呼ばれたその少女は、あなた達と身長差も
そして年齢差も大して変わらない、ただの女子学生に見えるも
これでもUGNの支部長ではあったりする。

[メイン] ヘレナ : 「はい、本日初任務に預かりましたヘレナです。お見知り置きを」
ぺこりと全体に礼を返す

[メイン] メイプルトリック : 「あはは~、まぁ"上手いこと"いったら、報酬は弾むさ」

[メイン] ナギ : 「こりゃご丁寧にどーもどーも」

[メイン] メイプルトリック : 「それじゃ、任務説明の方に移るけど……」

[メイン] 歳納 京子 : 「よろしく~!あ、そういや……でも初任務なのに慣れてる……?」
ふぅむん、と首を傾げつつ。

[メイン] 兜蟲 : 「あら……まっ『約束』として受け取っておいておくわ
 …………」
さて、今回の任務は何かしらねっ、と。

[メイン] 射命丸文 : 合わせて頭を下げておく。
説明のメモの準備もOKね。

[メイン] メイプルトリック : 「とりあえずみんなには、最近失踪しているオーヴァードの捜索に
 出てほしいんだよね~」

[メイン] 歳納 京子 : む!と、ぴょこんと反応し。
資料片手にメイプルトリックの方を向き。

[メイン] 射命丸文 : 「はあ、神隠しと」

[メイン] メイプルトリック : そそ、と射命丸に相槌を打ちながら。

[メイン] ナギ : 「失踪事件、自発的かはたまた誘拐か…」

[メイン] エキドナ : 「迷子探しかァ…」

[メイン] 兜蟲 : 「失踪事件ね」
まぁ珍しい事でもない、FHがオーヴァードを積極的に勧誘すれば、そのオーヴァードは表でマトモに生きてはいけない
特に最近組織を賑わせた博士も、その例外ではない。

[メイン] ヘレナ : 「……失踪対象はあくまでオーヴァードのみである、ということで?」

[メイン] メイプルトリック : ヘレナに頷き。

[メイン] メイプルトリック : 「UGNに登録されたオーヴァードが、脈絡も無く連絡が途絶えているんだよね」

[メイン] 歳納 京子 : ……む。失踪事件か。
オーヴァード────”ヒトならざらぬ者”がそんな簡単に失踪するものなのかねえ……?

[メイン] ナギ : 「へえ、そりゃUGNがやる案件な訳だね」

[メイン] 兜蟲 : 人手不足だから手どころか目も足りないから
こんな事になるのよねェ~、と心の中で呟きながら
資料にただひたすら目を通すだけに済ませる。

[メイン] メイプルトリック : 「そ。自発的にしろ、誘拐にしろ……我々UGNが動かない理由はないからね
 それに、数人ならともかく……数十人も、こぞっていなくなってるからね」

[メイン] 射命丸文 : 「……数十人!?」

[メイン] 兜蟲 : コードウェル博士が裏切った事で、UGNは悪い意味で賑わい
FHへと転向、あるいはUGNから退職した者、非協力的になった者も多い。

[メイン] エキドナ : 「さすがに多いわね…」

[メイン] 歳納 京子 : 「……UGNだけってヤバくね…?…し、しかも数十人も……!?」

[メイン] メイプルトリック : 「しかも、失踪したオーヴァードにはこれといって共通点は無し
 参っちゃうよね~」
ははは、と笑いながら。射命丸に頷き。

[メイン] メイプルトリック : 「ま、結構ヤバい任務だし……初任務の子を連れてくるのも
 どうかなって思ったけど」

[メイン] 射命丸文 : 失踪だけならありふれている。数人単位なら当然の世界。
が、それが数十と重なればこれは……もう、大事件ね大事件。

[メイン] 兜蟲 : 「数十人も失踪するなんて只事じゃあないわねェ
 だから報酬金があんなにタンマリだったわけねェ?」

[メイン] メイプルトリック : 「なんせ、人手不足だからねぇ」

[メイン] ナギ : 「共通点も無い、と来たかあ」
「…あっはっは、ヤバイな?」
この面子でやる規模の話じゃないよなあ…お姉様連れてきたかった

[メイン] メイプルトリック : 兜蟲に頷く。

[メイン] 歳納 京子 : UGNにいる、自らの知り合い、友だちを思い返して。
彼らが巻き込まれてたら、それこそ……事件としても、個人的にも、ヤバい。

[メイン] ヘレナ : 「………………。」
再びコーヒーに口をつける。

[メイン] メイプルトリック : 「ま、そういうことだから、本件をレネゲイド案件と見なして
 慎重に、かつ迅速に捜査にあたってね、説明は以上ってところかな」

[メイン] メイプルトリック : 「……ミイラ取りがミイラにもならないように、ね」

[メイン] エキドナ : 「わかったわ」

[メイン] ヘレナ : (…………よく飄々と。)

[メイン] 射命丸文 : 「……UGNのオーヴァード、私たちも例外ではないですもんねえ」

[メイン] ナギ : 「おっけーい、こりゃ大変だね…ま…それでも余裕は持って挑むのがベテランと言う奴なのですが」

[メイン] メイプルトリック : そういうこと、と射命丸に相槌を打ち。

[メイン] 歳納 京子 : 「……マジか、あんまビックリしないんだなぁ」
ヘレナの、コーヒーを飲む仕草に思わず声から出て。

[メイン] メイプルトリック : 「それじゃあ、特に質問はないかな?」
再び、資料の角を揃えながら。

[メイン] 歳納 京子 : ……む、余裕を持って挑むのがベテラン……
そ、それもそうか……私はもう”ベテラン”の内に入ってる。
だからもう、余裕であらねばならない……んだ。

[メイン] 兜蟲 : 「ちゃちゃっと片づけたい所だけど
 まぁ原因も犯人も何にも見えない以上は、まず情報を集める事
 それに専念ね、ここにいないけどいろいろ伝手があるからよろしく❤」

[メイン] 射命丸文 : 「私からは……特には」
ペンを回して、ちょっと考えながら。

[メイン] エキドナ : 「直近だとどこで失踪したかしら」

[メイン] ヘレナ : 「…………すみません、何かリアクションを取った方がよろしかったでしょうか。……あまり慣れていないもので」
と、京子に返す。

[メイン] メイプルトリック : 「失踪ポイントもバラバラだからねぇ……ああ、そういえばだけど」

[メイン] 歳納 京子 : 「……うぁ、いーーえっ!何も!」
なるばく大きい感じで応える。京子的余裕のあり方。

[メイン] 兜蟲 : 「まっ今ある情報はメイプルトリックに言った以上の事はまだわからないわ
 けれど、協力を仰げば……私達と並行して調査しているUGN職員もいるし
 そう心配はしなくていいわ、と言っといたほうがいいかしらね?」

[メイン] メイプルトリック : 「本事件の、オーヴァード失踪の件以外にも、凍結施設から
 ジャームが強奪されてる事件も同時並行で起こっててねぇ……
 関連性は不明だけど、ただ……同時に発生している事件だから
 もしかしたらそこで何か繋がりがあるかもしれないねぇ?」

[メイン] 歳納 京子 : 「あ、ううん!
 なんかカッコいいし、すげーなーって思ったからさ!」
ヘレナにニカっと笑い、そう返す。

[メイン] ナギ : 「ほほう…」
メイプルトリックの話を聴いて

[メイン] 射命丸文 : かなり重要な情報じゃないですか。もっと早く言ってくださいよ。
上の立場の相手じゃなければ口に文句が出ていたわ。

[メイン] ナギ : 「一歩前進、お手柄だね」
エキドナに向かって

[メイン] エキドナ : 「強奪されたジャームもバラバラかしら?」

[メイン] ヘレナ : 「……」
こくり、と頷きを送る。……不安心がないと言えば嘘だし、むしろ不安に満ちている方だけれど。……結局、どこに逃げ込んでも平穏はやがて崩れるものだから。

[メイン] 歳納 京子 : 傍から見れば落ち着きのない京子が初任務。
対してゆっくりと余裕あるヘレナがベテランにも見えるかもしれない。

[メイン] メイプルトリック : 「それに、兜蟲の言う通り……まだ調査は初動段階でね
 だからこそ、君達に委ねたいってところだね」

[メイン] エキドナ : 「うわ!ありがとう!」

[メイン] メイプルトリック : 「ジャーム強奪事件に関する資料は……まだ手元に無いね
 その仔細も君達で調べてもらえるとありがたいね
 なんせ……それが君達の"仕事"だからねぇ?」

[メイン] エキドナ : 「それはそう」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナの頷き────その顔をちらりと見て。
ふぅむ、と顎に手を当てつつ。

[メイン] 歳納 京子 : 「つまりは……わからないなら、現場で調べて来いってことですな!」

[メイン] 射命丸文 : 「なんだか体よく別件まで押し付けられたような気もしますが、まあいいでしょう」

[メイン] ナギ : 「いつも通りって奴だね、そりゃまあ連絡員に全部ぶん投げもよろしく無い訳で」

[メイン] 兜蟲 : 「まあ、関連性があれば
 私としては大喜びだけど……まっ、無いに越した事はないとはいえ
 どうせ解決しなければならない事柄だから、関連性があるにせよ無いにせよ
 この任務が終わったらそっちも引き受けるわ」

[メイン] 兜蟲 : ソファーを立つ。

[メイン] メイプルトリック : 「そういうこと、捜査はまず足からってところかな」
あはは、と笑いながら。

[メイン] メイプルトリック : 「それに、これからまた違う任務説明に向かわないといけないからねぇ……」
腕時計を見ながら。

[メイン] エキドナ : 「またね〜!」

[メイン] ヘレナ : 「……人手不足というのは本当のようですね」

[メイン] メイプルトリック : 「それじゃ、頼んだよ」
そう言い残し、メイプルトリックは応接間を後にした。

[メイン] 兜蟲 : 「ええ、それじゃあまた
 何か緊急事態になれば、随時報告するわ」

[メイン] 射命丸文 : 「お疲れ様です」
背中に軽く礼。

[メイン] 歳納 京子 : 「うっす!いつもお疲れさんです!!」
敬礼&ぺこりとお辞儀。

[メイン] ナギ : 「ま、頑張らせて貰うよ、今回どう考えても大人枠だし」
手をひらひら~っと

[メイン] ヘレナ : 「お疲れ様です」
先輩方に習い、一礼。

[メイン] ナギ : 「おおっと皆お硬い…」

[メイン] 兜蟲 : すると、あの巨大な槍をどこかにしまい込んで
兜蟲はメイプルトリックを視線だけで見送れば
尚、変わらぬ歩の運びを見せつけながら、「仕事」へ向かおうとする。

[メイン] 射命丸文 : 大人枠……自分で言うことでしょうか。いや、私も自認するなら大人枠でしょうけど。

[メイン] 兜蟲 : 「じゃっ お仕事よ❤」

[メイン] 歳納 京子 : 連絡員さんのお話も終わった。
私的にも気になる事はない、なにせあとは自分で調べろって奴だろうから。

[メイン] エキドナ : 「わかったわ」

[メイン] 歳納 京子 : それじゃ、向かおう……とする前に。
くるりと体の向きを変え。

[メイン] 歳納 京子 : 「よっしゃご注目!」
と、ヘレナににかっと笑ったまま────

[メイン] 歳納 京子 : ────とびっきりの変顔をする。

[メイン] ヘレナ : 「………………ぷふっ」

[メイン] 歳納 京子 : 顔は天才的に変な顔。
つーか色んなとこが伸びている。頬も目もありったけ。

[メイン] 歳納 京子 : ど、どうかな……?とちらっと目をぱちくりさせつつ……

[メイン] 射命丸文 : (こっそりパシャっと変顔をカメラで撮っておく)

[メイン] ヘレナ : 「…………」

[メイン] ヘレナ : 「…………えっと。……感謝します、先輩」

[メイン] 歳納 京子 : 「……!!! あ、笑ってくれた!へへへ~~~!!
 そーいう顔も出来るんじゃんっ!」

[メイン] 歳納 京子 : にへへ、と笑いながら。
勿論写真に撮られたことは気づいていない。
知らされたら床に寝っ転がって大回転するだろう。

[メイン] ナギ : 「いや~これはこれは…」
によによ

[メイン] エキドナ : 「遊んでないで行くわよ」

[メイン] 射命丸文 : ……!!
変顔を撮っていたせいでヘレナさんの笑顔を撮り損ねた……!

[メイン] 歳納 京子 : 「ん、ふっふっふ、いいのさ!
 なにせ私は”天才”京子ちゃんだからねっ!」
とはいえ、”先輩”などと褒められて鼻が伸びている。

[メイン] 兜蟲 : 随分と賑やかだ事、と、応接間の外でその笑い声が耳朶に振れる兜蟲
───まっ、そういうのもいいんじゃない、とまた心の中で呟く。
方向性は違えど……昔の私みたいな無邪気さね。

[メイン] ナギ : 「いやめっちゃ遊んでるじゃんそれどっから取り出したのさ」

[メイン] エキドナ : 「そこら辺から」

[メイン] 歳納 京子 : エキドナから言われ、伸びていた鼻が下に曲がる。
これじゃどっちが先輩か…… いやあっちも遊んでない。

[メイン] 射命丸文 : 「ジェンガってそこら辺から出せるものでしたっけ??」

[メイン] 兜蟲 : そんな事を考える兜蟲だったが、その思考と並行し
ただ任務をちゃちゃっとこなすだけ、と考えていた。
そう、彼女は、京子のその無邪気さに自分を重ねながらも

さっさとしろ、と外で待っていたのであった。

[メイン] ヘレナ : (……まぁ、実際……ちょっと気を張りすぎていたのはそうだし。不安も誤魔化すより吹き飛ばしてしまった方が、達成確率は上昇する…のは、理に適ってるわ)

[メイン] 射命丸文 : 「……まあ、ハイ。本当に、遊んでないで仕事した方がいいですね」
部屋の人数、5人になってますし。

[メイン] 歳納 京子 : ……よかったよかった、緊張してないのかと思ってたけど。
今の顔見たら、やっぱりそんなことなかったみたいで。

[メイン] ナギ : 「おおうマジだ、ああ言う怒らせると怖いタイプは見に覚え有りまくるからね、先行ってま~すと…」
さささっと退出

[メイン] 歳納 京子 : そりゃ、よくわかんない仕事で経験もないもんな。
私だって昔も今も、変わらず不安たっぷりだし。

[メイン] 射命丸文 : 「怒り顔ばかりフィルムに収まるのも御免ですね……」
しゃかしゃかっと退出

[メイン] 歳納 京子 : ま、でも……だからこそ、頑張りたいよねっ!
と、先ほどの笑顔を思い返して、うんうんと頷きつつ。

[メイン] ヘレナ : 「…………先輩、大丈夫ですか。みんな行ってしまいましたけど」
何やら一人で頷いている様子に声をかけ。

[メイン] 歳納 京子 : 「あ」

[メイン] 歳納 京子 : そんな事を頷いてたらいつの間にか周りがいなくなってた。

[メイン] 歳納 京子 : 「……こ、これも……よ、余裕のうち………
 …………」

[メイン] 歳納 京子 : 目を横にずらし、ずらし………。

[メイン] ヘレナ : 「…………」

[メイン] 歳納 京子 : 「……よし、余裕終わり!!!!行こう!!!」

[メイン] ヘレナ : かちゃかちゃと食器を片付け。

[メイン] ヘレナ : 「……はい。ご指導、よろしくお願いしますね」
先ほどよりは少し崩した口調で。

[メイン] 歳納 京子 : 恥ずかしさがあったのか。
顔を湯で蛸みたいに赤くしながら、飛び出しそうに思えたが。

[メイン] 歳納 京子 : 「……! へへ、こちらこそ!!」
なんだ、やっぱ、私と一緒じゃん!

[メイン] 歳納 京子 : そうして、かちゃかちゃと片す彼女を見届けて。
ぱっと、飛び出して言ったのだった。

[メイン] 歳納 京子 : 飛び出る前の京子の顔は、いかにも嬉しそうな顔で。
頼られる、という経験がなかったからこそ、新鮮なのだったのだろう。

[メイン] ヘレナ : (…………賑やかな人、だったわね)
ふとそんな感想を抱きながら、後ろ姿にいつも無邪気に笑えていた小さい頃の自分が重ね合わされて。

[メイン] ヘレナ : ……きっと、それが羨望なのだろう、と浮かべながら。
早足でそんな先輩の跡をなぞっていく。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・失踪したオーヴァードについて
 難易度8、<情報:UGN>

・ジャーム強奪事件について
 難易度8、<情報:UGN><情報:FH>

[メイン] GM :  

[メイン2] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 42 → 49

[メイン] 歳納 京子 : middle「急いで来た」登場:任意

[メイン] 歳納 京子 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+7[7] > 47

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 40 → 47

[メイン] 射命丸文 : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+1[1] > 43

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 42 → 43

[メイン] ヘレナ : 41+1d10 登場/リザレクト (41+1D10) > 41+2[2] > 43

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 41 → 43

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : UGNの管理下になる敷地内。
そこの一角────とあるカフェにて。

[メイン] 歳納 京子 : 今回、誘拐事件で任務を受けたエージェントたち。
あの後、情報について詳しく調べるために、班で別れ情報を調べる算段だったのだが。

[メイン] 歳納 京子 : 待ち合わせ時間、丁度ぴったり。

[メイン] 歳納 京子 : からん、からんとカフェのベルが鳴り。

[メイン] 歳納 京子 : 「……っ、はぁっ、はぁっ………お、お待たせ……」

[メイン] 射命丸文 : 「……。
 お水、飲みます?」

[メイン] 歳納 京子 : 汗だくになりながら。
ヘレナ、射命丸のいる席へと飛び入り着席。

[メイン] ヘレナ : 「……お疲れ様です」
ソファの奥のヘレナのカップは既に3分目といったところ。

[メイン] 射命丸文 : 10分前には席を取ってた。
テーブルの上には手を付けてないお冷が1杯。

[メイン] 歳納 京子 : 「はっ……ありがと~~!!」
ぺこぺこと下げながら、コップへと口を付ける。

[メイン] 歳納 京子 : うまい!
顔に出ている。

[メイン] 射命丸文 : それを見ながら鴉の濡羽色の液体……もとい、コーヒーの入ったカップを傾けている。

[メイン] 射命丸文 : 「それはよかった」
くすりと笑みを交える。

[メイン] ヘレナ : コロコロと変化する表情をを見ていると、何だかこちらまでつられて笑ってしまいそうな気分になるが。
「……では、京子先輩が落ち着き次第本題としましょうか」

[メイン] 歳納 京子 : 「待たせちゃってごめんごめん!
 今回、気になってたことがあったから、調べてたらおそくなっちった!」

[メイン] 歳納 京子 : はっはっは、と大げさに笑いながら。
席にそのままずざー、と座る。

[メイン] 射命丸文 : 「……ここまで、ヘレナさんとどっちが”ベテラン”かわかりませんけども。気になったこと、ですか」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナの言葉にこくり、と頷き。

[メイン] 歳納 京子 : 文の言葉にうぐっ。顔が歪む。
それはちょっと思ってたことだ。

[メイン] 歳納 京子 : 「と、とにかく!!誘拐事件ってやっぱ気になったし!だからこれ!」

[メイン] ヘレナ : 「……いえ、すみません。新人が出過ぎた真似を……というより、こう見えても京子先輩は決めるときはきちんと決めてくださる方ですから」

[メイン] 射命丸文 : ……今、ノロけられたの?

[メイン] 射命丸文 : 「……信頼関係ができてるみたいで、何よりですね」

[メイン] 歳納 京子 : わ……めっちゃ褒めてくれる!!
へへへ、どうだと文に自慢げな顔を見せながら。バッグに手をかける。

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : ・失踪したオーヴァードについて
 難易度8、<情報:UGN>

[メイン] 歳納 京子 : これ、ウィンドブレスと援護の風使って判定

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 47 → 51

[メイン] 歳納 京子 : (2+5)DX+9=>8 (7DX10+9>=8) > 10[2,2,3,3,5,8,10]+6[6]+9 > 25 > 成功

[メイン] GM : つよい

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・失踪したオーヴァードについて
 中には悩みを抱えたオーヴァードもいたが、特にこれといって現実に不満を抱いていないオーヴァードもいた。
 少なくとも、失踪者の多くは、自殺志願や、UGNの離反を考えるような人物ではなかった。
 つまり本事件は、失踪者が自らの意志で消息を絶ったのではなく、「何者かによって誘拐された」と考えた方が、説明は着きやすいだろう。
 また、誘拐されたであろうオーヴァードは、下級エージェントも含まれていたが、中には数多くのレネゲイド事件を解決してきた、優秀な上級エージェントの名前もある。
 このままでは、UGNの戦力低下に繋がり、レネゲイド事件への対処がますます困難となってしまうだろう。
 本事件を起こした人物は、当然ながら強大な力を持っていることが予測されている。

[メイン] GM :  

[メイン] 歳納 京子 : ばさっ、と。
テーブル一面に、自らが調べた情報を広げる。

[メイン] 歳納 京子 : それは”誘拐”そのものではなく。
”誘拐された人”についての資料。
あまり事件の核に触れずらい部分ではあるかもしれない。

[メイン] 歳納 京子 : しかし、だからこそ”調べたい事”が現れているのだろう。

[メイン2] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 49 → 52

[メイン] ヘレナ : 「……素晴らしいですね。あれだけの短時間でここまで……」
素直に言葉が漏れる。

[メイン] 射命丸文 : 広げられた資料をぺらぺら、眺めている。

[メイン] 歳納 京子 : 「そうそう、私は天才だから!これくらいできるんです」
と、どんどんと自慢げになりつつ。水をちびちびと飲み。

[メイン] 射命丸文 : 「ええ。先輩として、顔が立ってよかったですね?」

[メイン] 歳納 京子 : 「……んで、やっぱり……
 別に誘拐されてる人が問題、ってわけでもないみたい。それこそランダムに選ばれてるのかなぁ」

[メイン] 歳納 京子 : 資料に目を落とし……
……何その目線、なんか痛い。

[メイン] 射命丸文 : 「共通点が驚くほど少ない、ですね」

[メイン] 歳納 京子 : 文にこくりと頷き。

[メイン] 歳納 京子 : ランダムってことは、それこそ誰が選ばれてもおかしくない。
……それこそ、私がUGNで知り合った友達のオーヴァードですら、神隠しにあってしまうかもしれない。

[メイン] 射命丸文 : 「……逆説的に、その数少ない”被害者の共通点”が重要なのでしょうね」

[メイン] 歳納 京子 : 「……少ない共通点?」
こくり、と首を傾げ。

[メイン] ヘレナ : 「……『UGNのオーヴァードであること』、でしょうか?」

[メイン] 歳納 京子 : ピンと思いついてない。
天才であるはずなのだが。

[メイン] 射命丸文 : 「まさしく」
ヘレナに頷く。

[メイン] 歳納 京子 : 「……あ、そっか!すげえヘレナ!」
ぽん、と手で付き。

[メイン] 射命丸文 : どうやら、この新人は優秀なようで何よりです。

[メイン] ヘレナ : 「……恐縮です」

[メイン] 歳納 京子 : 「そっか、確かにUGNのオーヴァードが対象なら……
 それこそ、私達が同じ目に遭ってもおかしくない……」

[メイン] 歳納 京子 : ふむふむ、そう言うとこに目がつくとは……
流石の二人だなぁ、落ち着きがあって余裕たっぷりだ。

[メイン] 射命丸文 : 「さて、では『UGNのオーヴァードであること』が重要なのだとして……そこから考えられることは、なんでしょう」

[メイン] 歳納 京子 : ましてや────それは自らの友達が選ばれるという事。
それがもっと可能性が絞れていく。

[メイン] 歳納 京子 : ……ちらり、とヘレナの方を見る。

[メイン] 歳納 京子 : べ、別にわかんないから……
聞こうとしてるわけじゃないんだからねっ!

[メイン] ヘレナ : 「……特定の人物を狙うというより、UGNの戦力低下……あるいは、その先に起こる非常事態の対処を困難に陥らせることが目的…?」

[メイン] 射命丸文 : 「……私も同じような考えです」

[メイン] 射命丸文 : 「あと、京子さん。その視線の動きは私から見えているので」

[メイン] 歳納 京子 : ふむふむ、とヘレナと文の言葉に頷き。

[メイン] 歳納 京子 : 「な、何故だ……!?私の動きは完璧だったはずっ…!?」
がぁん、と雷が落ちたようなショック。

[メイン] 歳納 京子 : 「……あ、あと…あれもあったり……?」

[メイン] 射命丸文 : 「ふむ、なんでしょう」
さらさらメモを取りながら。

[メイン] ヘレナ : 「……ええ。人体実験を行うというセンも考えましたが、わざわざUGNのオーヴァードにターゲットを絞る必要性を考えると、こちらがより近いかと……」

[メイン] ヘレナ : 「……? はい」

[メイン] 歳納 京子 : 「もしかしたら、UGNの人を誘拐して
 ……仲良くなりたかったり~とか~……」

[メイン] 射命丸文 : ……人体実験……
それなら、わざわざ保護が置かれるUGNのオーヴァードに対象を絞る必要は、薄いですかね。

[メイン] 射命丸文 : 「……」
ポキっと握ってたペンが折れた。

[メイン] ヘレナ : 「…………」
コーヒーが机に滴る。

[メイン] 歳納 京子 : ……ヘレナがすっごく考察してくれてる。
推理力すっごい高い……私ほどじゃないけどっ!!とか思いつつ。

[メイン] 歳納 京子 : 「い、いやさ!!だってほら!!」

[メイン] 歳納 京子 : 弁解するように、あわあわと手を振り。

[メイン] 射命丸文 : 「……はあ」
代わりのペン、ペン、ペン……と懐を探る。

[メイン] 歳納 京子 : 「……例えば、寂しがり屋のRBとかがいたとして……
 そう言う人が、UGNしか知らなくて、仲良くなろうと不器用な手段を取ってる、とか」

[メイン] 射命丸文 : 「…………。
 そのセンも、考えておきましょう」

[メイン] 射命丸文 : いや、多分、無いですけど。

[メイン] 歳納 京子 : RB。人でない物から人に成ったもの。
人間社会では生まれ育っていないため、常識というものは彼らにはない。
ある物は、社会の中でそだって身に着いた者たちだ。

[メイン] ヘレナ : 「……」
口に手を当てて少し考える。

[メイン] 歳納 京子 : RBは生まれた衝動、欲望のままに動くケースがままある。
そのため、手段を考えず結果を引き寄せることもなくは、ない。

[メイン] 歳納 京子 : むぅ、と唸り。

[メイン] 射命丸文 : 寂しがり屋のRB……よりは、まだ天狗のRBが人攫いしている方が……

[メイン] 歳納 京子 : 「……だ、だって………」

[メイン] 歳納 京子 : 「……悪意で誘拐してるよりは、まだ善意だったりした方がいいじゃん」

[メイン] 歳納 京子 : 「……ヘレナはどう思う?」
……文の反応が芳しくない、と感じたのか。
隣にいる彼女に、ちょっと唇を尖らせて。

[メイン] ヘレナ : 「……ええと、そうですね。……では、こういうのはどうでしょうか」
それに反応するように

[メイン] 射命丸文 : ……どうでしょうね。
善意だったら、その善意で動いている相手と対峙することになるわけですから。

[メイン] 歳納 京子 : 実際、UGNで経験したことは綺麗事ばかりではない。
悪意によって歪んでしまった物と向き合った、これまでも沢山。

[メイン] 射命丸文 : 少しやれやれ、と首を回してからヘレナに目を向ける。

[メイン] 歳納 京子 : だからこそ、考えていたい。
楽観的にでも、天才はそう思うのだ。

[メイン] 歳納 京子 : じーっと、ヘレナを見つつ。

[メイン] ヘレナ : 「京子さんの言うように、寂しがり屋のRBの線がないわけではありませんから、それを鑑みた上での捜査を行います。」

[メイン] ヘレナ : 「……しかし、悪意を持ってUGNを陥れようとする人物及び団体が主犯であった場合の危険性を比較衡量して…目下のところ、より危険度の高いそちらに重きを置いて動く。……というのは」

[メイン] 射命丸文 : 「……」
思わず、口に手を当てる。

[メイン] 射命丸文 : 「……本当に新人ですか??」

[メイン] 射命丸文 : 驚いた拍子に、ずっと懐を探って手から端末が落ちる。

[メイン] 歳納 京子 : 「……」
ぽかーん、と。
自らの理想と文の現実……
どちらも取り入れた折衷案を出されたことに、口が開いたまま。

[メイン] ヘレナ : 「……褒め言葉として受け取りますね、文先輩。」

[メイン] 射命丸文 : 「っと……」
と、端末を拾うに、着信アリ。

[メイン] 歳納 京子 : 「い、いやいや!!これはすごいよ!!
 それに……私の意見もちゃんと聞いてくれてたわけだしっ!」

[メイン] 歳納 京子 : にへらっ、と嬉しそうな笑顔を見せつつ。

[メイン] 射命丸文 : 「……まあ、ともかく。何にせよ、結局はその寂しがり屋のRB某と対峙しないと話も進まないわけで……」

[メイン] 射命丸文 : 端末の画面を二人に見せる。

[メイン] 射命丸文 : 「その手がかり、探してみたらどうですか?
 丁度いい新人研修ですね」

[メイン] ヘレナ : 「……っ。」
眩しいくらい素直で純真な感情の発露に、少しの間落ち着きを奪われる。

[メイン] ヘレナ : 「……!」

[メイン] 射命丸文 : 画面に映ってるのは奪われたジャームに関する情報と……
それに関わる、ソング・イン・プレイズなるFHセルの名前。

[メイン] 歳納 京子 : 「…? ……おっ!」
ヘレナの顔が止まった事に、内心首を傾げつつも。
くるり、と向きを変え。

[メイン] 歳納 京子 : 「…新人研修、そだねっ!
 この調子で、ヘレナにお願いしてもいいかなっ?」

[メイン] 射命丸文 : 「今回は、私も手伝いますから。やってみましょうか、ヘレナさん」

[メイン] ヘレナ : 「……」
二人に顔を合わせ、こくりと頷き。

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] 射命丸文 : というわけで援護の風+ウィンドブレスをヘレナさんに

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 43 → 47

[メイン] 射命丸文 : 情報:UGNで、(1+7)dx+1+15>=10がヘレナさんの振るダイスですね

[メイン] ヘレナ : じゃあ、お言葉に甘えて…!

[メイン] ヘレナ : (1+7)dx+1+15>=10 (8DX10+16>=10) > 10[1,2,4,4,6,8,8,10]+7[7]+16 > 33 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・FHセル「ソング・イン・プレイズ」について
 「全てのオーヴァードが人として生きる道を追求し続ける」を理念として、レネゲイド研究を主として活動しているFHセルだ。
 この全てのオーヴァードには、ジャームも含まれており、《不死者》も迎え入れている。
 FHに多くあるセルの中でも、ソング・イン・プレイズは危険度で言えば低く、「日常」を脅かす事件は一度も起こしていない。
 UGNからは、解体優先度の低いセルとして、そして一部からは《不死者》に「日常」を届けるための、非公式的な隠れ家として認識されており
 FHからは、特に興味の対象外として認識、むしろUGNの戦力を引き抜きにより、間接的に削ぎ落しているセルとして評価は高い。
 また、最近は所属エージェントらの活動が聞こえなくなっている。何かしらの要因で構成員がいなくなっている可能性がある。
 本事件に関わっている可能性のあるセルとして、調査する価値はあるだろう。
 何せ相手はテロリスト組織なのだから、UGNとして調べるだけならば、誰からも拒まれる理由は無い。

[メイン] GM :  

[メイン] 射命丸文 : 「よくできました」

[メイン] 射命丸文 : 情報収集を終えたヘレナに一言。

[メイン] ヘレナ : 「ふぅ……いえ、ありがとうございます。おかげさまで」

[メイン] 歳納 京子 : ふんす、と鼻を荒らげ。
ヘレナの調べた資料量に目を見張っている。

[メイン] 射命丸文 : 「端末には、別れた3人が合流するという話も来てました……丁度いいですね」

[メイン] 射命丸文 : 「次に何をするべきか、分かりますね? 京子さん」

[メイン] 射命丸文 : 名指し。

[メイン] 歳納 京子 : 私と同じくらい……
というかそれ以上に仕上げられてない?流石の仕事量だ……
なんか先輩のはずの私よりも余裕綽々だしカッコイーなー…。

[メイン] 歳納 京子 : 「んんっ!?
 あ、あー……このセルの調査でしょうか!先生!」

[メイン] 歳納 京子 : 名指しされ、思わず挙手&先生呼び。

[メイン] 射命丸文 : 「よろしい」
こくりと頷く。

[メイン] ヘレナ : 「さすが先輩です」
頷きを合わせ。

[メイン] 歳納 京子 : なんか照れる。
へへへっ、と鼻を擦り。

[メイン] ヘレナ : 「……あちらをお待たせするわけにもいきませんし、準備が終わり次第向かいましょうか」

[メイン] 歳納 京子 : あ。ヘレナに確かにその通り、と頷き。

[メイン] 歳納 京子 : 「時間把握までちゃんと出来てるなんて…
 私はよく出来た後輩を持てたもんだよ!」
あはは、と笑いながら。

[メイン] 歳納 京子 : ぱたぱた、散らばったままの資料を片づける。

[メイン] ヘレナ : 「………………いえ。私も、さっき京子先輩の持ってきた資料の量を見て、ちゃんと頑張らなきゃ…って。」
ぽつりと。

[メイン] 歳納 京子 : え。
も、ももも…もしかして、私を参考にされてた。

[メイン] 歳納 京子 : 少しだけ耳に入った。
だけど、反応はせず。

[メイン] 歳納 京子 : 「……よ、よっしゃー!!じ、じゃあ改めていくぞっ!」

[メイン] 歳納 京子 : ……照れからか、少しだけ耳を赤く。

[メイン] ヘレナ : 「……ふふ、はい!」

[メイン] 射命丸文 : 「行きましょう」
結局代わりのペンの見つからなかった手帳をパタンと畳む。

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] GM :  

[メイン] GM : trigger「Song in Praise」 登場:任意(HO1は強制)

[メイン] ナギ : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+5[5] > 52

[メイン] エキドナ : 52+1d10 登場/リザレクト (52+1D10) > 52+9[9] > 61

[メイン] 歳納 京子 : 51+1d10 登場/リザレクト (51+1D10) > 51+9[9] > 60

[メイン] 兜蟲 : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+3[3] > 45

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 51 → 60

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 42 → 45

[メイン] ヘレナ : 43+1d10 登場/リザレクト (43+1D10) > 43+10[10] > 53

[メイン] 射命丸文 : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+1[1] > 48

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 52 → 61

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 43 → 53

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 47 → 48

[雑談] system : [ エキドナ ] 侵蝕率d : 0 → 1

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなた達は、「何も感じない」場所にやってきた。ここに「ソング・イン・プレイズ」のアジトがあるだろう。

[メイン] GM : ─────難易度8の知覚判定によって、視認妨害のエフェクトを破ることができる。

[メイン] エキドナ : (4+1)dx+0 【感覚】知覚 (5DX10) > 10[2,3,3,8,10]+10[10]+5[5] > 25

[メイン] GM : エキドナの知覚能力により、空間内の歪みを打ち破ることに成功する。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : そこに、「何も感じなかった」にしてはあまりにも存在感のある、大きな施設が目の前に現れた。
灰色に聳えるその建物は、元はとある一般の研究施設だったものではあるが、データ捏造による不正行為で打ち止めとなり、現在に至るまでずっと使われてこなかったものである。
手入れは全く施されておらず、壁にはヒビが入っており、今にも朽ち果てそうな、退廃的な雰囲気を醸し出している。
出入り口は、施錠はされていないようだ。対侵入者用のトラップも、現段階では特に見当たらない。

[メイン] GM :  

[メイン] 兜蟲 : 「…………余裕ぶっこいてた分
 本当にやるわねェ あんた 甘味取ると覚醒するタイプ?」
少々フランクに言いつつも
ほへーと言う表情を浮かべながら、姿を現した建物の外壁を見つめる。

[メイン] エキドナ : 「自分の才能がこわいわ〜」

[メイン] ナギ : 「いやあ素直に関心関心。まるで分かんなかったわ、情けなさがある~」
【感覚】1~

[メイン] 射命丸文 : 「エキドナさんも優秀そうで何よりです。新人、粒揃いですね」
【感覚】2

[メイン] 兜蟲 : 「『ブラックドッグ』がいれば本当にトラップか何か無いか
 探れるんだけど……まあ、殻だけ使ってると信じたいわね」
【感覚】1 知覚0

[メイン] 歳納 京子 : 唐突に現れた建物に口を開けていたが、乾きそうになったので閉じて。

[メイン] ヘレナ : (……エキドナさん、私と同じで初任務のはずなのに…もうすっかり馴染んでるわね…)

[メイン] 歳納 京子 : 「にしても、でっか……
 ……ここで研究してるのは間違いないんだよねえ」
と、そびえたつ建物を見つつ。

[メイン] 歳納 京子 : そんなヘレナの顔に、ぴくりと反応し。

[メイン] 歳納 京子 : 「大丈夫!私もわかんなかったから!」
と、的外れな事を呟いておく。

[メイン] 兜蟲 : まだ、ネバーランダーが、そしてこのセルが
オーヴァードの失踪事件に直接関わってるかはわからない
ゆえに、ここに押し入れば───自然に何かは吐き出される、でしょうね。

[メイン] 射命丸文 : 「……」
京子の反応に、買い替えたペンを手の中で回した。

[メイン] ヘレナ : 「……? え、えっと…ありがとうございます…?」
戸惑いながらも軽く礼を返し。

[メイン] ナギ : 「アハハ~良い漫才、緊張ほぐれるわ~」

[メイン] 射命丸文 : 「……こんなナリでも、敵地です。
 あまり油断すると痛い目見るかもしれません。気を引き締めましょうか」

[メイン] 歳納 京子 : 「取り敢えず、ま~~……踏み込めば早いっしょ!」
ぎゅっと足を引き締め。

[メイン] 歳納 京子 : たったと駆けていく。

[メイン] 兜蟲 : 「まっ、そういうこと
 けど緊張のしすぎもダーメ❤ ねっ」
巨大な槍を取り出そうとするが、この建物が脆い事をまた再確認すると
すぐに仕舞い込む。

[メイン] 兜蟲 : 崩壊してしまえば、瓦礫の下でリザレクトを繰り返しながら二度と出られない可能性もあるからだ。
私は瓦礫を退けられるけど。

[メイン] 歳納 京子 : 文が”気を引き締めろ”と言い終わった、ことと同じくらいだった。

[メイン] 射命丸文 : お気楽なことで……。
兜蟲さんたちの情報収集の様子がどんな感じだったのか、気になりますね……。

[メイン] ナギ : 「はいなっと、じゃ、斥候タイプと前衛さん先導よろしくね」
「…あり」
駆け出してくのを見て

[メイン] ヘレナ : 「……ちょっと、先輩……っ!?」
反射的に後を追いかけてしまう。

[メイン] 兜蟲 : 「あ……?」
いきなり駆け出していったのを見て、目を見開く

[メイン] エキドナ : 「!?」

[メイン] 射命丸文 : 「おっとお!?」

[メイン] 兜蟲 : 音を殺さないという事は、相手に気づかれる可能性がぐっと上がる事だ
警戒心のカケラの無さに驚いた

のではない。

[メイン] ナギ : 「ちょ、追うわ!ごーめん後任せるんで!」
咄嗟に駆け出す

[メイン] 兜蟲 : その肝っ玉に、感心した。

[メイン] GM : 京子が駆け抜けた先、施設内は真っ暗、蛍光灯も一本も点いておらず、窓から差し込む光のみが研究施設内を明かりで照らしているような、寂れた場所だった。
中へ進んでいくも、不気味なほど、所属するFHエージェントの姿は無く、またトラップの気配も感じないだろう。

[メイン] 歳納 京子 : 実際、敵地に踏み込むのが怖いわけではない。
これから敵と会うかもしれない、瓦礫の危険性も含まった、恐怖心だってもちろんある。

しかし、先に真っすぐ進もうとするのが”天才”なのだと。
自らが何かを成したい、そんな思いが先行している。

[メイン] 射命丸文 : 「うっ……ナギさんまで。いや、3人で先行するなら最悪よりはまだ……」
ナギさん、大人枠って言いましたしね。

[メイン] 歳納 京子 : 「……ん」

[メイン] 歳納 京子 : 薄く差し込む蛍光灯の光に、目を瞬きさせながら。

[メイン] 歳納 京子 : 「……ん~……全然、人気もないね?」

[メイン] 歳納 京子 : ぐるりと辺りを見て………?
あり。

[メイン] GM : 施設内にある書類は、「ソング・イン・プレイズ」がこれまで研究してきた様々な違法レネゲイド実験が記載されているものばかりで、UGNでの実用性は低い。
また、中をよく探すと─────「失踪したオーヴァード」のプロフィールが記載された資料を手にすることができる。

[メイン] 歳納 京子 : いつの間にか他の人がいなくなってる。
まあ走ったから当然、っちゃ当然か。

[メイン] 歳納 京子 : ……いや、よーく見てみると……いる!
青髪がちらちらと……

[メイン] 歳納 京子 : 「おーいヘレナ~!こっちこっち!」

[メイン] 歳納 京子 : と、手を大きく振って。

[メイン] ヘレナ : 「…………はっ、はぁ……待ってください……!」
息を切らせながら呑気なその肩を掴む。

[メイン] 歳納 京子 : 「あうっ」
肩をがっちりと掴まれ、呑気な声。

[メイン] 歳納 京子 : 「……あれ、もしかして……はぐれた?」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナの息切れした様子、そして他の人がいない事を鑑みて。

[メイン] ヘレナ : 「…ばっ………」

[メイン] ヘレナ : 「……いえ、早いところ他の先輩方の元へ戻りましょう。敵地足りうる場所で単独で動くのは危険です……」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナの紡がれなかった言葉の先。
何となく、直前の顔からして推測は出来る。

[メイン] 歳納 京子 : 「……あー、ごめんっ!
 いやさ、どうしても気になっちゃって……」
ばたばた、弁解の材料を探すように周りを見渡して。

[メイン] ナギ : 「ぬおおおおーーーっっ!」
やや距離のある所から声が近づいてくる

[メイン] 歳納 京子 : ちらりと見えた、”極秘資料”の文字。
そして────

[メイン] GM : 内容は大したものではなく、単なる名簿帳として管理されているものだ。そして、そのオーヴァード達が記載された資料に、赤いサインでこのように書かれていた。

[メイン] 歳納 京子 : 「────うぉおおお!?!」
大声にびっくり、掴まれたまま
ぴょいんと縦に飛ぶ、

[メイン] GM : ─────"EC済"。

[メイン] ヘレナ : 「……あ、ナギ先ぱ…」

[メイン] ナギ : 「二人…共…はっや…ゼエゼエ」
「あー…はあ…」

[メイン] ナギ : 「ま、元気が有るのは良い事か!」
全力で肩で息をしながら、体面を保つ

[メイン] 歳納 京子 : 「……あ、ナギ!
 ……あー、追いかけるために二人走らせちゃったか、ごめーんっ!」

[メイン] 歳納 京子 : ……何だか、にこっと笑ったまま?
大変、って顔を全然見せてないや。……これが”余裕あるベテラン”の姿って奴かぁ。

[メイン] ヘレナ : 「…………す、すみません。先輩を走らせてしまって」
改めて、自身も結果的に単独行動をしてしまったことに気付く。

[メイン] 歳納 京子 : そして、目に入っていた資料を思い出し。
ぱたぱたと、無遠慮に奥まで進んで。

[メイン] ナギ :         アシアト
しくったなあ…『パン屑』撒いていけば良かった…これじゃ帰り道分かんないし向こうとも合流出来ないぞ
ここまで距離あるとはなあ

[メイン] ヘレナ : 「あ……!?ちょっ、こら……!!」

[メイン] ナギ : 「良いの良いの~!迅速に行動してくのは後手に回んないからさ!」
「…ほらこの通り」
京子の挙動を見て

[メイン] 歳納 京子 : 資料獲得。
とにかく進んでいく。

[メイン] 歳納 京子 : 「まあ、まあ二人とも!これ見てよ!!」
と、悪気もないようににこっと笑ったまま。
資料を広げて。

[メイン] ヘレナ : 「……っ…」
素直に手を止める。

[メイン] ナギ : 「ほいほいっと…」
顔を近づけて

[メイン] ヘレナ : 「……え、これって…」
ナギと同じように覗き込み。

[メイン] 歳納 京子 : 「……これって、やっぱそうだよね?」
ヘレナに頷き。

[メイン] ナギ : 「EC済、ねえ…不穏な事で」

[メイン] 歳納 京子 : 「……EC、ってどーいう意味なんだろ……ん~……?」

[メイン] 歳納 京子 : 聞きなれないワードに、首をかしげて。

[メイン] ナギ : 「ま、英単語の頭文字の略語ってのは分かるけど」
「碌なことでは無いだろうね」

[メイン] ヘレナ : 「…………」
その返答を聞いて、考え込みながら。

[メイン] 歳納 京子 : ナギにそっか、と頷く。
概要は分からないとはいえ、FHの印だ。
きっとロクなことにはならないだろう。

[メイン] ナギ : 「…」
Cの方はChildren、とかかなあ
ネバーランダーなんて奴が居るんだし
ま、確証無いから黙っとくんだけど

[メイン] 歳納 京子 : 「ん~……ただ、これ以外には何も……って感じ、かな」
ぐるりと見渡して、他に何かあるか見届ける。

[メイン] 歳納 京子 : 推理は苦手だ、直感で考えたい。
何か考察するより、ピンと来た方が性には合う。

[メイン] ナギ : 「…へいへーい?」
二人を突っついて

[メイン] ヘレナ : 「ひゃっ」

[メイン] 歳納 京子 : 「んあっ?」

[メイン] 歳納 京子 : ……え、今の可愛い声なに?
発生源へと目をやって、瞬き。

[メイン] ナギ : 「足、止まってるよ~?まだまだゴールは程遠いってのに」
けらけらと

[メイン] GM : 施設内を隈なく捜索するも、やはり人の気配は無く、FHエージェントも、失踪したオーヴァードも、1人も見つけることができなかった。

[メイン] GM : それでも、あなた達は「優秀」なオーヴァードであるため、エフェクトによる偽装を、その優れた感覚能力で見破ることができるだろう。
─────難易度10の知覚判定によって、視認妨害のエフェクトを破ることができる。

[メイン] 歳納 京子 : ナギの言葉に、はっと驚いた表情で。

[メイン] 歳納 京子 : 「……つ、っても……この先行き止まりじゃない?」
周囲を見渡しても、あるのは機械の山々で。

[メイン] ヘレナ : じと、と恥じらいを隠すような目で京子を軽く睨みつつ。

[メイン] 歳納 京子 : 「…何か、感じる?」
と、ヘレナの方へと目を向け。

[メイン] 歳納 京子 : ……し、しまった!
さっき私の目線はバレバレだってコト、文に言われたまんまだった。

[メイン] ヘレナ : 「……え? ……あ、そうですね……」
さっき、入り口でエキドナさんがやった要領を頭に思い浮かべながら。

[メイン] ナギ : 「ま、入り口を隠す奴が、入り口だけを隠す訳が無いわけで…」

[メイン] ヘレナ : 4dx+1 (4DX10+1) > 10[2,7,8,10]+9[9]+1 > 20

[メイン] ナギ : (1+0)dx>=10 (1DX10>=10) > 10[10]+4[4] > 14 > 成功

[メイン] 歳納 京子 : 3dx=>10 (3DX10>=10) > 6[2,3,6] > 6 > 失敗

[メイン] GM :  

[メイン] GM : すると、「何も感じなかった」にしてはあまりにも不自然なほど、堂々と地下施設へと向かうための、真っ暗な階段があった。

[メイン] GM :  

[メイン] 歳納 京子 : 「ん~~~???」
何も感じない、何も思えない。
”不確か”なのはわかるが、それだけ。

[メイン] 歳納 京子 : 「……何かわかった?」
頭の上に?を浮かべたまま。
ちらり、二人の方を見る。

[メイン] ヘレナ : 「……成程。流石ですね、あくまで後輩に花を持たせる……と」

[メイン] ナギ : 「え、まあ理詰…」

[メイン] ナギ : 「いや~~~ごめんごめん私もわかんないわ~~~!あっはっは!!!こういうのやっぱダメだね!」

[メイン] 歳納 京子 : 「?????
 ま、まあそう言う事よ!」
二人の様子を見て、よくわかっていないが持たせた事にしておく。

[メイン] 兜蟲 : ───その時
コツコツと、聞き覚えのある靴音がしたと思えば
こぉんな所にいた、と言わんばかりの呆れ顔で出向いたわけでもなく、笑みを浮かべた兜蟲の姿があった。

[メイン] 歳納 京子 : あっはっは、と笑いつつ。
いたたまれない目を逸らすように、来た道へと向けると────

[メイン] 兜蟲 : 「あら……行き止まりの前で何してるのかしら?
 探したわよ? 天才《ジーニアス》ご一行さん?」

[メイン] ナギ : 「おっとぉ…」

[メイン] エキドナ : 「探したわよ」

[メイン] ナギ : 「いやーこれはまあその…監督不行き届き と言う奴?」

[メイン] 兜蟲 : 1dx 知覚 (1DX10) > 3[3] > 3

[メイン] 兜蟲 : 「…………」
やっぱどう見ても、行き止まりねェ~~~……けど

[メイン] エキドナ : (4+1)dx+0 【感覚】知覚 (5DX10) > 9[4,5,6,9,9] > 9

[メイン] 射命丸文 : 「ん……無事ですね。ここ、放棄された施設みたいで……」

[メイン] 歳納 京子 : 「いやぁ、奥まで走ったけど資料一つだけで行き止まりだったからさ~」

[メイン] 射命丸文 : 2dx+1>=10 (2DX10+1>=10) > 2[2,2]+1 > 3 > 失敗

[メイン] ヘレナ : 「……すみません」
慇懃に一礼。

[メイン] 兜蟲 : この"二人"の視線の揺らぎは、明らかに違うわね。

[メイン] 歳納 京子 : ねえ、と同意を求めるようにヘレナへ。

[メイン] ナギ : あ、普通にわかってないなあって兜蟲にによによ

[メイン] 兜蟲 : 「……あら?」
ナギの視線にも注目してたので、そのによによに気づいて。

[メイン] 射命丸文 : 「……放棄された施設みたいで、よかったですね。おかげで楽に合流できました」

[メイン] 射命丸文 : 階段は気づかない。

[メイン] 兜蟲 : 「あ~ら? 私がわかってないなあって顔してるわねェ
 アンタ? うーん? まっいいけど……私にはわかんないけど
 そこ、行き止まりじゃないんでしょ? アンタら二人の目には」

[メイン] ヘレナ : 「……あ、ん……ええと…?」
京子の言葉に少し困惑しつつ。

[メイン] ナギ : 「やあやあそれを言うのはちょっと早いのですよワトスン君」

[メイン] 歳納 京子 : えっ。
兜蟲を向いて、その後またヘレナに向き直る。

[メイン] 兜蟲 : 私はワトスンってキャラじゃないし、こっちね
と言わんばかりに文の方に目を向ける。
つまり放棄された施設ではないと。

[メイン] 射命丸文 : 「…………むう」

[メイン] ナギ : 「うむ、と言う訳でヘレナちゃん、行ける?」
ひそひそ声で
『私と貴方以外本気で分かってないから、見せ場だぞ~?』

[メイン] 射命丸文 : 確かに、この様子。
私の目には見えない何かがあるのでしょうか。
でも分からないの認めると、コケンに関わりますからね。

[メイン] 歳納 京子 : てかナギも何かに気づいてたの?
二度見。

[メイン] ナギ : あやばい誤魔化してたんだったの顔

[メイン] 射命丸文 : とりあえず、こういう時は訳知り顔で神妙にしておくに限ります。

[メイン] エキドナ : 「?」

[メイン] ヘレナ : は、とナギの言葉に我に帰り。

[メイン] 兜蟲 : まっ、天才がその二人を導いてくれたんでしょうね
そう思った兜蟲は、京子には特に声もかけずに、ヘレナとナギを見る。

[メイン] 射命丸文 : 「お願いしますよ、ヘレナさん」
何をお願いするのかも分かってないですけどね。

[メイン] 兜蟲 : 「まあその向こうに何があるかわっかんないけど」
兜蟲にはどうしても行き止まりに見える。
ゆえに、階段があるとはわかってないので。

[メイン] 兜蟲 : 道を開くために、巨大な槍の準備をしようと───

[メイン] 兜蟲 : 「破壊すれば、向こうを見られるわよねェ❤」

[メイン] ナギ : 「ちょいちょいちょーい!脳筋!?」

[メイン] ヘレナ : 「━━━━お待ちください」

[メイン] ナギ : 「…お」

[メイン] 兜蟲 : ピタッ、と止まると
ヘレナに視線を送りなおし。

[メイン] 歳納 京子 : とにかく何が起こるのか、全く分からない目で辺りを見回し…

[メイン] 歳納 京子 : 「ん!」

[メイン] 兜蟲 : 「もしかして、脳筋じゃあどうにもならない視覚誤認ってやつね?
 入口と同じやつ?」
さりげなくナギの足を踏みつけようとする。

[メイン] 歳納 京子 : ぐるっと回った目が、ヘレナへと止まる。

[メイン] ナギ : 「あ゙あ゙あ゙」
しっぽ踏まれた猫みたいな悲鳴

[メイン] 射命丸文 : 「!?」
足元を見る。うわ、痛そうね。

[メイン] ヘレナ : 「……ええと、まあ、そんなとこ…で。10秒ほど、いただけるでしょうか」

[メイン] 歳納 京子 : 「……む、その顔……何かわかったみたい?」

[メイン] エキドナ : 「わかったわ」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナに、こくりと強く頷き。

[メイン] 射命丸文 : ……ナギさんは、足を踏まれると猫みたいな悲鳴が出る。
メモしておきましょう。

[メイン] 歳納 京子 : ……何が起こるかはわからない。
んでも、ヘレナの事だからその何か、はきっといい事だと。

[メイン] 兜蟲 : 「まっ、そこはアンタ(ヘレナ)の得意分野そうだから
 任せるわよ❤」
脳筋なのは事実。けど他人に言われるとこうしちゃうの、ごめんねナギ❤

[メイン] 歳納 京子 : 信頼と期待の混じった目で、じっとヘレナを見る。
その目はらんらんと輝いており。

[メイン] ヘレナ : ……ふぅ、と息を吐き。

[メイン] ヘレナ : その"何もない空間"と眼前を挟んでクロスした両の手が、やがてばちばちと音を立て……光を放つと。

[メイン] ヘレナ : 広げた手から電子の空間がぐにゃりと引き裂かれるように……やがて、景色が変わる。

[メイン] GM : 視覚妨害エフェクトの効果は全て剥がれ落ちた。

[メイン] GM : あなた達の目の前には、地下へと続く階段が見えるだろう。

[メイン] 兜蟲 : へえ、と感心したような表情を見せると
巨大な槍をしまい込み、うんっ、と笑みを見せながら頷く。

[メイン] ヘレナ : 降ろした手からボツン、と光が消え。

[メイン] 歳納 京子 : ………。

[メイン] エキドナ : 「!?」

[メイン] 兜蟲 : 「本当、私ん所の弟子とは出来が違うわねェ
 もはや欲しいぐらいね───よく見つけたわ」

[メイン] ヘレナ : 「…………ええと。新人研修は、このくらいで十分でしょうか」

[メイン] 射命丸文 : 「……槍、使わなくてよかったですね。最悪、埋まってましたよ……」
心底ほっとした声。

[メイン] 歳納 京子 : 今まで何もなかった空間に、突如として階段が出来上がった。

[メイン] 歳納 京子 : が、京子が目に付いたのはそこでもなく。

[メイン] ナギ : 「や、やるねえ…」
いてて…と

[メイン] 歳納 京子 : 「……すっげ~~~~~!!!!!!!」

[メイン] 射命丸文 : 「十分を飛び越して十二分です、ヘレナさん」
うんうん、と頷く。

[メイン] 歳納 京子 : きらきらとした目は輝いて。
ワンアクション飛ばずに、ヘレナに飛びつく。

[メイン] ヘレナ : 「…………え、えっと…あの…?」

[メイン] ヘレナ : 「きゃっ!?」

[メイン] 兜蟲 : 「まぁ瓦礫に埋もれても、最悪私が持ち上げるわよ
 だから……………」
傍で大きい声を出されて、いつもハイテンションねェと言わんばかりの表情を浮かべて。

[メイン] 兜蟲 : 昔の私に若干似てるわ、やっぱり。

[メイン] 歳納 京子 : 「すごいよヘレナ!!今のどうやったの!?
 こー、ばちばち!!ってやってたよね!」

[メイン] 歳納 京子 : と、ヘレナの足付近で。
身長差から見上げるようにして、そんな事を尋ねている。

[メイン] 兜蟲 : まっ、いいか
頑張ったようだし……と、ナギの方を見て。

[メイン] 兜蟲 : 「アンタ、ここで何か見つけた?」
と、階段を下りる前に訊く。

[メイン] 射命丸文 : 階段の先……何があるものやら。
カメラの用意でもしておきますか。

[メイン] 歳納 京子 : 兜蟲の視線に、にへっと笑い返しておき。

[メイン] ヘレナ : 「あ……えっと、それは……こう、オーヴァードの……指先に集中して……」
普段のペースを乱され、少ししどろもどろになりながら。

[メイン] ナギ : 「ああ、京子ちゃんが見つけたのがこれこれ」
合流組に資料共有

[メイン] 射命丸文 : 「これは……名簿に、”EC済”?不穏ですね……」
資料を眺める

[メイン] 歳納 京子 : 「へええ~~~……!!
 すっごい頭いいのに、さらに力も上手いんだ……!!」
しどろもどろになるヘレナに、うんうん、と頷き、話を聞いており。

[メイン] 兜蟲 : 「ん、上出来
 …………へえ……こうなると、やっぱりこの階段降りるしかなくなったわね
 本当のところ、このまま外に出て建物ぶっ壊してテロリストの拠点一つ潰して次に行こうとしたけど
 失踪したオーヴァードと関わりがある以上は、この向こうにいる可能性もある、わね」

[メイン] 歳納 京子 : 私が作りました、ならぬ私が探しました。
ぱっと手を上げつつ。

[メイン] ヘレナ : 「……あ、はい。そうなんです、是非見ていただきたい資料が…」
誤魔化すようにそちらを向く。反射的に自身の頬に当てた手が熱い。

[メイン] 兜蟲 : 「ん、アンタ?
 やっぱり"ジーニアス・ラム"なだけあるわねェ~
 後先考えず先走った時はどうなるかと思ったけど」

[メイン] 兜蟲 : そう、呆れてるような事を言いながらも
京子が探し出した事を素直に褒める。

[メイン] 歳納 京子 : そんなしどろもどろなヘレナに、へへへと笑いながらも。

[メイン] 歳納 京子 : 兜蟲に頷き。

[メイン] 歳納 京子 : 「……ここで行き止まりならともかく、まだ先があるなら……
 まっすぐ進みたいかな、って!」

[メイン] ナギ : 「…ふたりともとっても頑張りました」
「成果は上がったので何卒罰は私のみで~」

[メイン] 歳納 京子 : ナギの、”まだまだゴールは程遠いってのに”を思い出し。
階段へと目を向ける。

[メイン] 射命丸文 : 「ナギさんは追いかけた側でしょうに……」
手の中でペンを回す

[メイン] 兜蟲 : 「じゃっ、ちゃちゃっと降りようかしら
 手柄の分、先走るのは無しというか、しなくていいわ
 お姉さんに先頭は任せなさい❤」

[メイン] ヘレナ : 「……は、はいっ」

[メイン] 歳納 京子 : 「むっ、は、はぁ~い……」

[メイン] 射命丸文 : 「……まあ、初めから6人で探索していたということで」

[メイン] 射命丸文 : 「いや、むしろ、”手分けで探索していた”の方が体面がいいですかね」

[メイン] 歳納 京子 : 先走りはダメ。
言われちゃったや、と笑うようにヘレナへと見て。

[メイン] ヘレナ : 「……。」
「……ほら、今度はちゃんと後から行きますよ……京子先輩。」

[メイン] ヘレナ : 空いたその手をぎゅ、と握る。

[メイン] 兜蟲 : そう言い直すなんて、アンタも人の良い天狗ね
嫌いじゃないわよ、と心の中で呟きつつ
靴音が先ほどまでとは全く違う反響音を奏でつつ、階段を下っていく。

[メイン] GM : コツ、コツ、コツ、と靴音が、真っ暗な階段で響き渡る。肌に感じる冷たい空気が、この場所が「非日常」であることをを嫌というほど伝えている。

[メイン] GM : そして、その奥にある、重たい金属扉を開けると─────。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────満天の快晴が空に広がる、明るい色彩が辺りに施された、テーマパークがあった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : その時、あなた達は、真っ白な、濃度の濃いスモッグに囲まれる。
それによって、周囲にいた仲間の姿が視えなくなる。

[メイン] GM : そしてその霧は、時間経過と共に徐々に晴れていき─────。
やがて、あなた達同士の姿も視認できるようになるが、そこには……。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「子ども」になってしまった、仲間の姿、或いは自分がいるだろう。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] 兜蟲 : 重たい金属扉を開いたその先に踏み込もうとした途端
真っ白なスモッグに呑み込まれ、それが晴れた時には。

[メイン] 歳納 京子 : …………。
え、もしかして手、握られ…た、んだよ、ね。
……こ、こんな事、されたこともない……。

[メイン] 歳納 京子 : ……な、なんか、この、恥ずかしい、かも。
それに、手も暖かい、し……

[メイン] 歳納 京子 : 気を取られていた。
つまり、スモッグにそのまま視界を奪われてしまっていた。

[メイン] 歳納 京子 : 違和感。
掴んだ手が、どんどんと”ヘン”に思えるようになり────。

[メイン] 歳納 京子 : ぎゅっと、離さないように。
違和感を感じても、絶対に掴んだままで。

[メイン] 歳納 京子 : 「っ、げほっ、げほっ」

[メイン] ヘレナ : 「━━っ……」
そう名前を呼ぶ声が、やがて霧にかき消されても。

[メイン] ヘレナ : 握りしめたその手だけは、絶対に離そうとせずに。

[メイン] 歳納 京子 : 温もりが、手に伝わっているのを感じながら。

[メイン] 歳納 京子 : 「げほげほ…っぅ、……みんな、大丈夫……?」

[メイン] ヘレナ : 「………輩…!…京子先輩…っ!」

[メイン] 歳納 京子 : 「……! ヘレナ、こっちこっち!!」
と、声を掛けてスモッグの中を切り分けたところ。

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナの目に映ったのは。
京子をもっと幼くしたような、そんな姿の幼女。

[メイン] ヘレナ : 「………………」

[メイン] ヘレナ : 「……え?」

[メイン] 歳納 京子 : 「……へ?」

[メイン] 歳納 京子 : ぱちくり、小さな瞼を閉じて開いて。

[メイン] ナギ : 「おー!皆ちっちゃーい!がはははーー!!」

[メイン] 歳納 京子 : 掴んだままの手を一度、二度も何度も見て。

[メイン] ヘレナ : ……きっと私も、目の前の子と……同じようにしたのかな。

[メイン] 兜蟲 : 「…………」
は? と言わんばかりの表情を浮かべる
そこにいたであろう京子が、ヘレナが、そしてナギが

まったく知らない子供に変わっていたからだ。が、特徴からして、おそらくはこの子供が、彼女たち……。

[メイン] エキドナ : 「幻術か何かか!?」

[メイン] ナギ : 「遊ぼーーー!!とーーーうっ!」
大人組に飛び込んでくる

[メイン] 兜蟲 : あれはケミカルスモッグ?
だがあれは人体に害はないはず、あるいはポイズンフォッグ?
そこから発展したアウトブレイクだったのか? それを考えるのは後回しにして。

[メイン] 兜蟲 : 兜蟲は槍を取り出し。

[メイン] 歳納 京子 : 手をしっかりと掴んでたから、間違えないはず。
……違う所があっても、目の前の子って、たぶん。

[メイン] 兜蟲 : 子供になった三人に向ける。

[メイン] 兜蟲 : 「アンタら誰?」

[メイン] 歳納 京子 : 「……ヘレナ?」

[メイン] 射命丸文 : 「こっちですかー……と」
ばっさばっさ煙を払って出てきて

[メイン] 射命丸文 : 「なんですかこの状況!?」

[メイン] 歳納 京子 : と、口に出した途端────。
槍が向けられるのを、視界に入れる。

[メイン] ヘレナ : 「……京子…せんぱい…?」

[メイン] 兜蟲 : 「あの三人が"知らない"子供にすり替わってた
 って所で、いいかしら」

[メイン] ナギ : 「お…?」
攻撃反応

[メイン] 歳納 京子 : 「え、あっ……わ、わたしは…そ、そのっ……!」

[メイン] ナギ : 「兜蟲!何してんのこのスットコドッコイ!目ん玉まで筋トレして肥大化したか!」

[メイン] 射命丸文 : 「……いやあ!」
とりあえず槍を向けてる兜蟲に集中してた目を、3人の子供に向けなおす。

[メイン] 歳納 京子 : 上手く声を張り上げようとしても。
声帯がそれに追いつかない。当然だ、体が小さくなってしまっているのだから。

[メイン] ヘレナ : 声の元へ振り返ると……ううん、既にそれは……"見上げるように"しないと、視界にも映らなかった。

[メイン] 兜蟲 : 「───」
すると、目前までに近づいていたナギの足を
また踏もうとしつつ、京子の方に視線を送る。

[メイン] ナギ : 「ナギだよ!あっちはヘレナときょーこじゃん!ばーかばーか!」

[メイン] 射命丸文 : あの、すごい純真な顔してるんですけども。

[メイン] ナギ : 「ひえ…」
後退り

[メイン] 射命丸文 : 「槍は、まずいですって!まずいですって!!」

[メイン] 兜蟲 : …………まあ、そりゃそうだけど
と、文に返そうとすると、ナギが自身の名前と、そして二人の名を答えた事で。

[メイン] 歳納 京子 : 「そ……そうだよっ…!私は京子、で……っ!」

[メイン] ヘレナ : 「……」

[メイン] エキドナ : 「何なのかしら……ここは……」

[メイン] 歳納 京子 : 何だかわからない。
けれど、小さな体で、庇うようにヘレナの前に立って。

[メイン] 兜蟲 : 「あなたがナギ、そしてこっちは京子
 んで、アンタが庇ってるのが?」

[メイン] ヘレナ : 「……大丈夫、京子せんぱい。」

[メイン] ヘレナ : おもむろに前にかざした空いた方の手が、ぱちぱち…と小さく光る。

[メイン] 歳納 京子 : 兜蟲の問いに、ぎゅっと手を握って。

[メイン] ヘレナ : 「……これで、いいよね?」

[メイン] 歳納 京子 : 「……え、わ、わわ…!?」
目の前を照らす、光に驚き声が出て。

[メイン] 射命丸文 : 見覚えのある光……

[メイン] 兜蟲 : 「ふうっ───どういうわけかわかんないけど

 アンタ達はあの三人のようね、紛れもなく」
槍をおさめる。

[メイン] ナギ : 「あ、あったり前じゃん!」
足地面に正座して隠してる

[メイン] 射命丸文 : 「つくづく優秀な、新人みたいですね……」
槍をおさめるのに合わせて安堵で肩が落ちる。

[メイン] 兜蟲 : 「で、文、そしてエキドナ
 さっきの煙と、この現象、どう見るかしら?」

[メイン] 歳納 京子 : それは見覚えのある光。
どこか憧れのある、暖かいもの。
それによって、「たぶん」が、「ぜったい」に変わる。

[メイン] 射命丸文 : 「にわかには受け入れにくいですけど……」

[メイン] 射命丸文 : 「煙のせいで、子供になった……としか」

[メイン] エキドナ : 「原因かも知れないわね」
「でも私達には効かなかったから分からないわ」

[メイン] 歳納 京子 : 「……じゃあ、やっぱり……ヘレナ、だよねっ…」
と、ぎゅっと確かめるように、手を握ったまま。

[メイン] 兜蟲 : 「…………よね?
 浦島太郎ならむしろ老人になるところを何で子供なのかしら……
 子供……子供……」

ネバーランダー……ネバーランド……子供……
あの小娘のシンドローム……ブラム=ストーカー、バロール、ソラリス……

[メイン] 兜蟲 : ……偶然か?

[メイン] 射命丸文 : そう、同じく煙に触れたのに影響があった側となかった側で別れた。
だから、確かな相関性があるとも限らない、が。
しかし、完全な無関係と考えるのもまた不可能だ。

[メイン] 兜蟲 : あれがケミカルスモッグとするなら、スモッグ自体に害はない。

スモッグが晴れるまでの間に、悟られずに三人を子供にしたという事
私達も危なかった可能性はある。

[メイン] ナギ : 「…何か難しい話してる」

[メイン] 射命丸文 : 「……」

[メイン] 兜蟲 : 「あんた達の今置かれてる状況よりは難しくないわよ」
そう小声で呟いて。

[メイン] 歳納 京子 : ぽやぽやとした顔で話を聞いている。
”いつも”の自慢げな顔はなく、どこかおどおどとゆったりと。

[メイン] エキドナ : 「(^^)……」

[メイン] ナギ : 「何だとお…虫あみで取っちゃうぞ」

[メイン] 射命丸文 : 「ナギさんも、京子さんも、なんというか、変わってません?」

[メイン] 兜蟲 : 「ここ電波通じるかしら?
 メイプルトリックに報告ね……っと」

[メイン] 射命丸文 : 見た目だけじゃなくて。
雰囲気と言うか。

[メイン] 兜蟲 : 「…………そうね もしかしてだけど」

[メイン] エキドナ : 「個人差があるのかしら…?」

[メイン] 兜蟲 : 「頭ん中も子供になってる?」

[メイン] GM : ─────圏外。

[メイン] ナギ : 「私は私だよ?」

[メイン] ナギ : 「???」

[メイン] 兜蟲 : 「───! 入口……」
金属製の扉のあった方向を見る。

[メイン] GM : ─────扉は無い。

[メイン] 歳納 京子 : 「…で、でも……難しい話でも
 ここ、探索すればどうにかなる、と思う……」
ぼそぼそと、言いつつ。

[メイン] 射命丸文 : 同じく目線を動かして。

[メイン] ヘレナ : 「……大丈夫、ヘレナがいるからね」
怖がる京子を励ますように。

[メイン] ナギ : 「探検!!良いね!!!!」

[メイン] 射命丸文 : 「ないですね。出口」

[メイン] 歳納 京子 : 「え、あ……どう、だろう……?」
尋ねるように、とヘレナに顔を向けて。

[メイン] エキドナ : 「探索しましょうか…」

[メイン] 兜蟲 : 「…………参ったわね
 救援はおろか、報告すら出来ない、戻ることも……
 え? 探検? ちょっと先走るな言ったでしょ……ってもしかして

 これも覚えてない?」

[メイン] 射命丸文 : 下の方から高い声がすごい響いてくる。

[メイン] 歳納 京子 : 「……あっ…う、うん……!!」
その答えに、にこっと。
明るい笑顔を向ける。これだけは変わらないように。

[メイン] 兜蟲 : 「……はあ……まあでも実際、動かない事には
 どうしようもないわねぇ……さて」

今、自分たちがいる【場所】を兜蟲は見る。

[メイン] ナギ : 「え?かけっこで足止めたら負けじゃん」

[メイン] 射命丸文 : 「かけっこじゃないですよ……!」

[メイン] 兜蟲 : 「この槍の先端に吊るして高い高いしてあげましょうかぁ~~~?」

[メイン] 兜蟲 : この景色は一体何なのか、一度見渡して把握しようとする。

[メイン] ナギ : 「やってやって!面白そう!」

[メイン] 射命丸文 : 「探検しないことには仕方ない、その通りです、が……!!」

[メイン] 歳納 京子 : 「えへへ……ヘレナがいてくれるなら、私、平気っ!」
ぽあぽあとしたまま、そんな事を。
いつもの元気さ、はつらつさは何処へやら。

[メイン] 射命丸文 : 「この状況でやるんですか……!!!」

[メイン] 射命丸文 : 前途多難。

[メイン] GM : ここは、「子ども」達の理想が詰まった、テーマパークそのものだ。
それ以上でも、それ以下でもない。
「敵意」「害意」「殺意」は、どこにもない。

[メイン] ヘレナ : 「ん……うん、一緒だから…!」
反射的に、どこか幼げな言葉が口をついてしまう。

[メイン] 兜蟲 : 「…………地下室にいったはずなのに
 なんて青空の広がる遊園地なのかしら、あと30年早ければ
 私も遊んでたところだけど」

[メイン] 射命丸文 : 「ふうー……」
いや、現状を嘆いても仕方ないのですが。
この纏まりようのなさを見ると、ため息が漏れる。

[メイン] 歳納 京子 : 「……た、探検……?
 ……う、ううん……した方が、いいのかな……?」
少し不安げに、ヘレナへと目をやる。

[メイン] 兜蟲 : 「まっ、とにかく……私はお守りが苦手だから
 アンタらに任せるけど いい?」
文とエキドナの方を見ようとするが、槍に吊るされる事をむしろ歓迎し、喜んでいるナギの反応に。

[メイン] 兜蟲 : 「…………あー こいつは私が任されるわ」

[メイン] 射命丸文 : この人、30代過ぎだったんだ。
一応メモしておきましょう。

[メイン] ナギ : 「ガハハハーー!!グーーッド!!私が居ないとダメだめだもんねーー!」

[メイン] 射命丸文 : 「任されるしかなさそうですね……」

[メイン] ヘレナ : 「……えっと。ううん……私も、せんぱいたちも、このままじゃ困るしね。」

[メイン] 歳納 京子 : いつもなら猪突猛進で先走っているだろう。
しかし、今は”いつも”の京子ではない。

[メイン] 射命丸文 : ナギさんの相手、荷が重そうだし。

[メイン] エキドナ : 「ええ…任せるわ」

[メイン] 兜蟲 : 「……さぁーて、まあとりあえず動きましょう
 この二人はまあ目を離していても、大丈夫でしょうけどね」
槍の先端でナギの服を捉えると、そのままぶら~んっと"高い高い"して

[メイン] ヘレナ : 「……うん、分かってるよ。お仕事、まだ終わってないから。」
兜蟲にそう返して

[メイン] ナギ : 「お、お、お」

[メイン] ナギ : 「おおおーーーーーーーーーっっっ!!!」

[その他] system : [ ナギ ] ロイス : 2 → 3

[メイン] 歳納 京子 : 「あ、そ、そっか……
 え、ええっと……このまま?だと、ヘレナも小さいままだもんね」
そっか、とこくこく頷き。

[メイン] ナギ : 「あはははーーー!!!」
上の方でわちゃわちゃしてる

[メイン] 射命丸文 : すごく、危なっかしい。

[メイン] 兜蟲 : はぁ……へらへらとしてる感じは、あったけれど
へらへらがわちゃわちゃになった上に、わりと信頼を寄せてた責任感も一気にゼロ……
そしてお守りをする事になるなんて、私これからどうなるのかしら……

[メイン] 兜蟲 : と、自分の事をメモしたであろう文にふと視線を送りながら歩を運ぶ。
槍を片手で持ちながら。

[メイン] 射命丸文 : 重なる心労。
私の方は、なんだか100年分くらい老けた気がするわ……。

[メイン] 歳納 京子 : ……そういえば、兜蟲は。
ヘレナやナギもともかく、私まで疑ってた、ような……?

[メイン] 歳納 京子 : その疑問を解消するように。
テーマパークの入り口には、全員が映るような鏡があり。

[メイン] 歳納 京子 : 文、光蟲、ナギ、エキドナ、ヘレナ……と続く中。

[メイン] 歳納 京子 : ……あ。

[メイン] 歳納 京子 : 昔の、私。
”てんさい”じゃないころの、私。
…そ、それってつまり、いま、今は………

[メイン] 歳納 京子 : 「……う」

[メイン] 歳納 京子 : 「うわあぁあああああ~~~~…………!!」

[メイン] 歳納 京子 : ぼろぼろ、瞳から涙をこぼす。

[メイン] ヘレナ : 「…………せんぱい……っ!?」

[メイン] 歳納 京子 : 「へ、へれな、へれなぁ……!!ど、どうしよう!!わ、わたし、私!!
 て、てんさいじゃ、なくなっちゃった……!!」

[メイン] ヘレナ : 「え…!?え、えっと…」

[メイン] 射命丸文 : 「…………」

[メイン] 射命丸文 : シュバッ

[メイン] 射命丸文 : シュバッ

[メイン] 射命丸文 : その辺からわたあめを取ってきた。

[メイン] 射命丸文 : それを京子の手に握らせる。

[メイン] 射命丸文 : 「い、一旦……泣き止みましょう!」

[メイン] 歳納 京子 : 「……う」

[メイン] ナギ : 「あ!私も!!」
上でじたばた

[メイン] 兜蟲 : 「あ~~~? わたあめ欲しいの?
 ちょいちょい、あっ! エキドナ、そこのわたあめくれない?」

[メイン] 歳納 京子 : ぼろぼろと零していた涙。
ぐしぐしと、袖で拭いて。

[メイン] 歳納 京子 : 「……うん……」

[メイン] エキドナ : 「えぇ…どうぞ」渡す

[メイン] 射命丸文 : ひ、一段落……。

[メイン] 兜蟲 : 「ありがとっ……」
すると、そのまま上に渡さずに槍でぶらさげたまま歩を運び続ける。

[メイン] ナギ : 「ほあーーーー!!はーーーあーーー!!」
揺れている…

[メイン] 射命丸文 : 「いい子です……」
京子の頭を軽く撫でて。

[メイン] 歳納 京子 : 左手にはわたあめ、右手にはヘレナの手。
どちらも手放さないように、ぎゅっと掴んだまま。

[メイン] 兜蟲 : 「ちょっとこっち歩いていくけど、もう一人欲しいから
 来てくれないかしら? 妙な予感がするのよね」

[メイン] ヘレナ : 「……ありがとね、文せんぱい」

[メイン] エキドナ : 「行くわ」

[メイン] 歳納 京子 : 「……ん、んん……」
撫でられたこともあり、一旦は泣き止み。

[メイン] 兜蟲 : 「ん、ありがたいわね
 まぁあの二人は手はかからないだろうから文に任せるにして
 こいつは私とアンタでお守りよ」
と言いながら、文の方を見て。

[メイン] 射命丸文 : 「いえいえ……」

[メイン] 兜蟲 : 「圏外だから情報が揃ったら、またこのメリーゴーランドの前で集合よ」

[メイン] 射命丸文 : 「ん……わかりました」
兜蟲にこくっと頷く。

[メイン] ヘレナ : 同じように横でこくりと。

[メイン] 歳納 京子 : わたあめをつまみながら。
ヘレナの後ろに隠れるように、こくこく。

[メイン] 兜蟲 : こうして、兜蟲は上でじたばたするナギを下ろす気配もなく
エキドナと共に、別の場所へと歩を運んでいった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「子ども」化現象について
 難易度11、<情報:UGN><知識:レネゲイド>

・目の前に広がっているテーマパークについて
 難易度9、<情報:UGN><情報:FH><知識:レネゲイド>

[メイン] GM :  

[メイン2] system : [ ナギ ] 侵蝕率 : 52 → 62

[メイン2] system : [ ナギ ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン2] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 61 → 66

[メイン] 射命丸文 : middle【幼年期の始まり】 登場/任意

[メイン] 射命丸文 : 48+1d10 (48+1D10) > 48+4[4] > 52

[メイン] 歳納 京子 : 60-1d10 逆登場 (60-1D10) > 60-3[3] > 57

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 48 → 52

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 60 → 57

[メイン] ヘレナ : 53-1d10 (53-1D10) > 53-8[8] > 45

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 53 → 45

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] 射命丸文 : 京子さん……むしろ京子ちゃんでしょうか。
ある程度、落ち着けるまで少し休憩してから、こちらも調査に乗り出します。

[メイン] 射命丸文 : やはり精神にも影響が出ているようで、それを思うと早く解決したいところですが……
次はわたあめ一本でどうにかなるとも限りませんからね。

[メイン] 射命丸文 : 「そろそろ、行けそうですか?」
少し視線を下げて二人に問いかける。

[メイン] 歳納 京子 : 「……う、うん……
 ちょっと、大丈夫になってきた、かも」

[メイン] ヘレナ : 「……ん。ヘレナもいつでも大丈夫」

[メイン] 歳納 京子 : 綿あめは食べ終えて。あむあむと棒を舐めながら。
手は繋いだまま、文へと目を向ける。

[メイン] 射命丸文 : 視線を遠くにやると螺旋階段が建ってる。
何やってるんでしょうか??

[メイン] 射命丸文 : 「…………テーマパークについてはあっちが調べてくれそうですね」

[メイン] ヘレナ : 「う、うん。……えっと、私たちは……ええと」

[メイン] 歳納 京子 : ……でも、今の私は前よりずっと頼りない。
ずっとずっと、先輩らしくない、そんなのやだ、やだけど……。
我慢、しないと、がまん……

[メイン] 射命丸文 : 「……今起きている、子供になっている現象について調べましょう」

[メイン] ヘレナ : 「……うん」

[メイン] 歳納 京子 : はっと、その言葉に文の方を向き。

[メイン] 射命丸文 : ヘレナちゃんも様子が変わってないように見えて、やっぱり影響は小さくないみたいですね。

[メイン] 歳納 京子 : 「……あ、あっ…そ、それなら……!
 私が、やってみる…!わ、私の頭、でっ!」

[メイン] 射命丸文 : ヘレナ”さん”なら容易に思いついていたでしょうから……と。

[メイン] 歳納 京子 : ぐぐ、と。
指で頭をマッサージしながら。

[メイン] 射命丸文 : 京子に視線を向ける。
う、大丈夫でしょうか。

[メイン] ヘレナ : 「……えっと。私のことも、調べてもいいよ?」

[メイン] 歳納 京子 : 「だ、大丈夫だよっ…!や、やらせてほしいの、だめ、かな……」
不安を隠し、二人に尋ねるように。

[メイン] 歳納 京子 : 「…え、んんっ…… ヘレナ、を?」

[メイン] ヘレナ : 「……う、うん。私たち、さっきからいっしょにいたし……なにか、さっきと違うことがないか、わかるかも。」

[メイン] 射命丸文 : 「……確かに。まさに”影響下”に置かれている本人ですからね」

[メイン] 射命丸文 : 現象について調べるならこの上ない相手ではあるけど……

[メイン] 歳納 京子 : 「た、たしかに……!
 ずっと一緒だったから!私、ヘレナのためにも……頑張る…!」

[メイン] 射命丸文 : 「……お手伝い、しますよ?」
京子に視線を向けて

[メイン] ヘレナ : 「えへへ……あ、ありがと…!」

[メイン] 歳納 京子 : 「……う、っ……」

[メイン] 歳納 京子 : 文のその目線に、ぐぐっと。
自らが”てんさい”であることを示したくて。

[メイン] 歳納 京子 : 「……ひ、ひとりでできるもん!!」

[メイン] 射命丸文 : 「なっ……」

[メイン] 歳納 京子 : そうして、きっと文を見つめたまま。

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : 私のあたま、のうさん……!!うごいて…!

[メイン] 歳納 京子 : メジャーアクション:《インス   》Lv3
▽G に質 で るエフ  ト。

[メイン] 歳納 京子 : ……え、あれ……?

[メイン] 歳納 京子 : う、うーん、うーん!!

[メイン] 歳納 京子 : ……ぜ、全然、思い出せない……

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : じっと睨んでいた瞳。

[メイン] 歳納 京子 : そこに、雫が点りはじめる。

[メイン] 歳納 京子 : 「う、ぅう………」

[メイン] 射命丸文 : 「……!??」
睨んでいた小さな瞳が、潤みはじめるのを見て。

[メイン] 歳納 京子 : 「あ、あやぁ……へれなぁ……た、たすけて……」

[メイン] 射命丸文 : 「……もしかして」

[メイン] ヘレナ : 「え、えぇ…!?どうしようどうしよう…」

[メイン] 歳納 京子 : 「ご、ごめんなさいっ……
 わたしのあたまじゃ、お、思いつかなかったのっ……」

[メイン] ヘレナ : 「……!」

[メイン] 射命丸文 : 歳納 京子、ノイマン/ハヌマーンのクロスブリード。
そのうちノイマンのエフェクトは頭脳の性能を飛躍的に向上させるもの。

[メイン] 射命丸文 : その”頭”が使えないというのだろうということは察せられた。

[メイン] ヘレナ : 「……え、えっと…っ!じゃあ、あの……!」

[メイン] 歳納 京子 : 彼女の十八番、”インスピレーション”というエフェクト。
これは脳細胞を活発化させ、京子の疑問への答えを導き出す。
しかし、今はどうあれ”てんさい”ではない。
故に、使えない。

[メイン] 歳納 京子 : 「う、ぅ、うん……」
涙を拭きながら、ヘレナの方を向いて。

[メイン] ヘレナ : 「……ええと、私もいっしょに考えるのは……だめかな?」

[メイン] 射命丸文 : 記憶を思い返すに、京子のアイデンティティの大きな一つ。
それは、”天才性”。
幼い精神に、アイデンティティの危機。こうなるのも、当然だった。

[メイン] ヘレナ : 「……あのね、京子せんぱいが今はあんまりてんさいじゃなくても…!二人で合わせれば……たぶん、もっとてんさいになれるから…!」

[メイン] 射命丸文 : うっ!
”てんさいじゃない”……今のこの言葉は……

[メイン] 歳納 京子 : 「……!
 一緒に、考える……」

[メイン] 歳納 京子 : 「………」
”てんさいじゃない”、その言葉を聞いて。

[メイン] 歳納 京子 : 「……うん、そうだねっ……
 たぶん、もっと……”てんさい”になれる……!!だって、ヘレナがいるんだもんっ…!!」

[メイン] 歳納 京子 : 泣くことは、なかった。

[メイン] 射命丸文 : ……ほっ!胸をなでおろす。

[メイン] 歳納 京子 : むしろ、ぐしぐしと涙を拭いて。真っすぐ向くように。

[メイン] ヘレナ : 「………!」
ぱあ、と顔をほころばせる。

[メイン] 射命丸文 : 「そうですね……二人で考える。良いと思いますよ?」

[メイン] 歳納 京子 : 京子は自身のあり方を全て”天才”という物に寄せている。
”今まで”はそれが崩れれば、自らに何もないのだと、そう考えていた。

[メイン] 歳納 京子 : だが、今は。

[メイン] 歳納 京子 : ”せんぱい”だもん、それなら。
大事な”こうはい”のために、ちゃんと考えないと、だもんね……!

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナが笑ったことで、合わせてにへらと顔をほころばせ。

[メイン] 射命丸文 : 「……体も心も変わっても、変わらないものがあるようで。
 二人で考えれば、”それ”を使える……流石ヘレナちゃんですね」

[メイン] 歳納 京子 : 「そうだよっ…!!自慢の”こうはい”だもん!」
と、文に何故だか自分が自慢げにしつつ。

[メイン] ヘレナ : 「……えへへへ」

[メイン] 歳納 京子 : ねっ!と、ヘレナに顔を向けて。

[メイン] 射命丸文 : やれやれ、この部分は本当に変わりませんね……

[メイン] ヘレナ : 「わっ……う、うんっ!」

[メイン] 歳納 京子 : そうして、ぎゅっと手を繋いだまま。
二人で────

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : じゃあ、そうだね……ヘレナの判定に!

[メイン] 歳納 京子 : 《援護の風》+《ウィンドブレス》

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 57 → 61

[メイン] 歳納 京子 : これで、ダイス+5と達成値+9だね~

[メイン] ヘレナ : そっ、そんなに…!?いいの…!?

[メイン] 歳納 京子 : うん!!
だって、ヘレナのかっこいいところ、みたいもん!!

[メイン] ヘレナ : せんぱい……!
……うん!がんばるね……じゃなかった!

[メイン] ヘレナ : いっしょに、がんばろ…!

[メイン] 歳納 京子 : ……えへへ~!うん、いっしょ!がんばろ!!

[メイン] ヘレナ : ……んっ……よし!

[メイン] ヘレナ : 手をぎゅ、と握り込んで。
京子せんぱいがしたように、意識を集中させる…!

[メイン] 歳納 京子 : どきどき……!

[メイン] ヘレナ : (1+5)dx+(1+9)=>11 (6DX10+10>=11) > 10[3,5,6,9,10,10]+6[3,6]+10 > 26 > 成功

[メイン] GM : つよい

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「子ども」化現象について
 バロール、ブラム=ストーカー、ソラリスによる強い作用を与えるエフェクトによって、肉体がその人物の幼少期の頃そのものとなっている。
 その影響は「個人差」はあれど、この空間に滞在し続けることで、やがて全員「子ども」になっていくことだろう。
 肉体能力の低下はあるものの、それ以外に身体に与える悪影響は今のところ見られない。
 むしろ、体内にある「レネゲイドウイルス」の活性が低下しており、徐々にオーヴァードとしての力が失われていっている。
 この状態が保持されると、やがて「レネゲイドウイルス」は活性状態から、冬眠状態となり、その者は「非オーヴァード」となるだろう。
 これはまさしく、「レネゲイド治療」といっても過言ではないだろう。ただし、本人の意識はやがて「子ども」に返ることになり、大人になることはできず
 「永遠の子ども」として過ごさなくてはならなくなるだろう。
 ※侵蝕率0%以下の状態で、「子ども」となったオーヴァードはエフェクトを使うことができなくなる「非オーヴァード」となる。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「子ども」化現象の治療法について
 難易度12、<情報:UGN><知識:レネゲイド>

解放

[メイン] GM :  

[メイン] 歳納 京子 : 「………」
"二人"で見つけ出した答え、それとにらめっこして。

[メイン] ヘレナ : 「……うん。」

[メイン] 歳納 京子 : オーヴァードはいいことばかりじゃない。
ちからをずっと使い続ければ、いつかばけもの─────ジャームになるかもしれない。
他にももっとつらいこともいっぱいしなきゃいけない……

[メイン] 歳納 京子 : 「……ん」
ヘレナの言葉に、考えていた顔を上げて。

[メイン] 歳納 京子 : 「…ヘレナは、さっ」

[メイン] ヘレナ : 「……うん?」

[メイン] 歳納 京子 : じっと、桃色の瞳を見つめて。
大きくても小さくても、変わらない。

[メイン] 歳納 京子 : 「…今みたいに、子どものままずっと過ごすことか……」

[メイン] 歳納 京子 : 指を1本、立てて。

[メイン] 歳納 京子 : 「……前みたいに、"おとな"に戻るか……」

[メイン] 歳納 京子 : もう1本立てる。

[メイン] 歳納 京子 : 「…どっちがいい、かな?」

[メイン] ヘレナ : 「……。」

[メイン] 射命丸文 : 二人を横目に手帳に色々と書き込んでいる。
書類のEC……さしずめ『Eternal Childhood』ですか。

[メイン] 歳納 京子 : ……もちろん、どっちがどう良いとは言えない、と思う。
こどものまま過ごすことも、おとなになることも…

[メイン] 射命丸文 : 「……少し、考えを纏めてきますね?」

[メイン] 射命丸文 : 子供っていうのは、大人には話を聞かせたがらないことは知ってますから。

[メイン] ヘレナ : 「…………うん。ごめんね、考えなきゃいけないのに、こんなで。」
文にそう答え

[メイン] 歳納 京子 : ……あ。

[メイン] 歳納 京子 : ……。

[メイン] 射命丸文 : 「いえいえ……すぐに戻ってきますよ」
手帳を色んな角度から眺めて、すぐに遊具の影に消えていく。

[メイン] 歳納 京子 : "考えなきゃいけない"、そうだ。
……ヘレナだって、初のおしごとなのに、不安でいっぱいなのに。

[雑談] system : [ エキドナ ] ロイス : 3 → 3

[メイン] 歳納 京子 : こんなことを、"考えさせちゃってる"。
私が……。

[メイン] 歳納 京子 : ごめん、と文にぺこり、としつつ。

[メイン] 歳納 京子 : 「……ううん!!」

[メイン] 歳納 京子 : 突然、顔を上げて。
ヘレナの手を、両手でグッと掴む。

[メイン] ヘレナ : 「……!」

[メイン] 歳納 京子 : 「……私は、子どもじゃなくて……大人のまま
 "てんさい"の、"せんぱい"の私でいたいの!」 

[メイン] 歳納 京子 : 「……だって、ヘレナがいるから!!
 ほこれない私じゃ、やだ!!」

[メイン] 歳納 京子 : と、真っ直ぐ見つめて。

[メイン] 歳納 京子 : 「…だから、着いてきて欲しいの!
 ここに来た時みたいに、手を握っていて欲しいの…!」

[メイン] ヘレナ : 「……京子、せんぱい…!」

[メイン] 歳納 京子 : 「……だめ、かな?」

[メイン] 歳納 京子 : じっと、瞳の奥を覗く。

[メイン] ヘレナ : 「………………」

[メイン] ヘレナ : 「………………ぷふっ」

[メイン] 歳納 京子 : 「……え、ええっ!?」

[メイン] ヘレナ : 「……あはっ、あはははははは!!」

[メイン] 歳納 京子 : な、なんでか笑われちゃった!?

[メイン] 歳納 京子 : わたわた、急に笑う彼女に慌てながら。

[メイン] ヘレナ : 「はぁぁ……ごめんね。……面白くなっちゃって」

[メイン] ヘレナ : 「私も、おんなじこと…考えてたから。」

[メイン] 歳納 京子 : 「え、あっ、ああっ……
 ……!!!!」

[メイン] 歳納 京子 : おんなじ、そう聞いて。

[メイン] 歳納 京子 : 「……そ、そうだったんだ…
 やったぁーー!」

[メイン] 歳納 京子 : なんだか嬉しくて。
ヘレナに抱きついて、ぴょんぴょん飛ぶ。

[メイン] ヘレナ : 「んっ……えへへ、やったぁ」

[メイン] ヘレナ : 一緒にぴょんぴょんと、あどけなく飛び跳ねながら。

[メイン] ヘレナ : 「大人の私に言ったら、ちゃんといいことわるいことをしっかり考えて決めなさい……なんて、怒られちゃうかもしれない……けど。」

[メイン] ヘレナ : 「でもね」

[メイン] ヘレナ : 「今の私は、子供だから。」

[メイン] 歳納 京子 : 「……うんっ」

[メイン] ヘレナ : 「そのどっちかを選んだあとに、京子せんぱいとはなればなれになっちゃうのは……やだ。」

[メイン] ヘレナ : 「……なんて、わがままな子でも……いいよね?」

[メイン] 歳納 京子 : 「……あ、っ……」

[メイン] 歳納 京子 : その、見つめていた桃色の先。
お返しというように、じっと見つめ返された事に。

[メイン] 歳納 京子 : どきどきどき。
なんでだろう、心臓がばくばくと、高鳴っている感覚がしていって。

[メイン] 歳納 京子 : 「……そ、それじゃあ、そのっ」

[メイン] 歳納 京子 : 「……わたしも、わがままになる……
 ……わたしもヘレナと、離れたくない……!」

[メイン] ヘレナ : 「……!! うん…っ!」

[メイン] 歳納 京子 : どきどきと高鳴る胸。
”おとな”ならわかるかもしれないけど、”こども”だからわかんない。
でも、何だか、ひみつにしたい。

[メイン] 歳納 京子 : 「……もう一回だけ、いっしょにがんばろ……?」

[メイン] ヘレナ : 「……うん!私たち、二人いっしょなら……きっと、なんでもできるから…!」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナに、にっこりと笑いかけて。

[メイン] ヘレナ : 同じように、にっこりと。
大人の自分は忘れてしまった、満面の笑みを返して。

[メイン] 歳納 京子 : わたしなら何もない。そこにはからっぽ。
でも、ヘレナなら、そんな穴だって埋まってくれる。

[メイン] 歳納 京子 : そうして、向き合って。

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : 61-1d10  (61-1D10) > 61-6[6] > 55

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 61 → 55

[メイン] 歳納 京子 : ウィンドブレス+援護の風!
かけるひとはヘレナ!

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 55 → 59

[メイン] ヘレナ :

[メイン] 歳納 京子 : お願いするように、両手同士をぎゅっと握って。
ヘレナに、一陣の暖かな風が吹く。

[メイン] ヘレナ : その風に乗せられた京子の気持ちが、自分の中をめぐって、満たしていくような……そんな、気がして。

[メイン] ヘレナ : 45-1d10 登場/リザレクト (45-1D10) > 45-8[8] > 37

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 45 → 37

[メイン] ヘレナ : ……見えた…!!

[メイン] ヘレナ : (1+5)dx+(1+9)=>11 (6DX10+10>=11) > 10[2,2,7,8,9,10]+1[1]+10 > 21 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・「子ども」化現象の治療法について
 「子ども」化は、強いレネゲイドの作用によって齎されたものであり、通常の手段では解除不可能だ。
 また、ウロボロスによるレネゲイドの吸収、および相殺も出来ないほど、濃縮なレネゲイド作用だ。
 この現象を解除するには、本人が「子ども」の「喜び」を心から否定しなくてはならず
 なおかつ、現実にいる「仲間」の協力も必要だろう。

 ※「子ども」と化したPCは、幼少期に思い描いていた理想の世界が目の前で広がる。
  ある種の「夢の中」にいるような場所に自ら踏み込み、自分自身の「願い」を「理解」した上で、「現実」に戻らなくてはならない。
  ただし、1人でこれを行なうのは困難であり、「子ども」の独善的な考えに支配され、溺れていく可能性がある。
  そのために、「仲間」の手助けが必要となる。要はHO1を「現実」に引き戻せ。
  そうして、強い「子どもの願い」から、「現実に戻らなくては」という想いが勝った時に、HO1は「子ども」から元に戻る。

[メイン] GM :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ : みどる【ゆめのおわり】
とうじょう:ふたり

[メイン] ヘレナ : 「……うん。せんぱいは、大丈夫?」
握られた手、横顔に振り向いて。

[メイン] 歳納 京子 : 振り向かれて、はっと。
ヘレナの方を向いて、にーっと笑う。

[メイン] 歳納 京子 : 「大丈夫!
 だって、このままじゃない方法……見つけられたもん、ねっ!」

[メイン] ヘレナ : 「……うん!……二人、いっしょだったから…見つけられたもんね。」
にっ……と、笑みを返す。

[メイン] 歳納 京子 : どきっ、と。
笑い返されただけなのに。
また、こころがどくんどくん。

[メイン] 歳納 京子 : 「…”りそうのせかい”……
 どんな物だってあるらしいけど、それだって」

[メイン] 歳納 京子 : ことばでせつめいできないから。
置いておいて、お話をする。

[メイン] 歳納 京子 : 「……きっと、”一緒”なら……平気、だよねっ」

[メイン] ヘレナ : 「……うん。……一緒、一緒…なら。」

[メイン] ヘレナ : とす、とす……と、歩みを進める。
遊園地は、ぼんやりと……さまざまな夢を映し出す。

[メイン] ヘレナ : ……おもむろに、口を開く。
「……私が子供の頃はね。」

[メイン] 歳納 京子 : 歩みを合わせて、とて、とてと。
遊園地は、ふたしかに……きらびやかな夢を映し出す。

[メイン] 歳納 京子 : 「……うんっ」

[メイン] 歳納 京子 : それらに目を奪われることはないで。
ただ、ヘレナに耳を傾ける。

[メイン] ヘレナ : 「……子供らしく、何も考えずにただ笑ってた。……理想の世界なんて……考えてなかった。」
「……そりゃ、ジュースがいっぱい飲めて、いっぱいおしゃれできたほうが楽しい……くらいなら思ったかもしれないよ?」

[メイン] ヘレナ : 「……でもね、きっとそれが私にとっての"理想の世界"だったんだ。」
「……"何も考えずに、ずっと子供っぽい笑顔でいられる世界"。」

[メイン] 歳納 京子 : 「……んむ」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナは子供らしく、何も考えずにただ笑える。
そんなせかいが、一番だった。だから、今は……。

[メイン] 歳納 京子 : 「……うん、じゃあ……ここが、あなたの理想の場所?」

[メイン] 歳納 京子 : ちらっと、目を向けて。

[メイン3] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 66 → 71

[メイン] ヘレナ : 「……そうなのかも、しれない。……って、思ってた。」

[メイン] ヘレナ : やがて行き着いた眼前にあるのは、ほんのりとセピアに染まった……子どもたちの小さな喧騒が絶えない、木組みの子供部屋。

[メイン] 歳納 京子 : ほへ、っと声が漏れて。
代わりにヘレナの目線の先にあった景色を見る。

[メイン] ヘレナ : 「……楽しかったよ、あの時は。」

[メイン] 歳納 京子 : そこは、沢山の子どもたちの楽しげな声であふれていた。
ちょっぴりセピアな色付けが、むしろ京子を引きこむようで。

[メイン] 歳納 京子 : ごくっ、とその話し方に。

[メイン] 歳納 京子 : 「……それじゃあ……ここが、”あの時”」

[メイン] ヘレナ : ……悲しく笑いかけるように。

[メイン] ヘレナ : 「……大人になるにつれて、いろんな辛いこと、苦しいこと……お別れを経験して。いろんなことを考えなくちゃならなくなって。……この力もそう。」

[メイン] ヘレナ : ぴかぴかと、手のひらにほのかな光がちらつく。

[メイン] 歳納 京子 : 「あ、っ…… ヘレナも、そうだったんだ……
 ……ずっと、辛いこと、やってきてた……」

[メイン] ヘレナ : 「……うん。」
こくり、と。

[メイン] 歳納 京子 : おとなは、こどもにとって”非日常”。
ましてやオーヴァードになることなんて、日常からはなれてしまう
ヘレナの悲しげな瞳が、それが切実に語っていた。

[メイン] ヘレナ : 「……だから。私は、うらやましかったの。無邪気に笑えた昔の私が」

[メイン] ヘレナ : ゆっくり、ひとつひとつ。自分の気持ちの糸を紡いでいく。

[メイン] 歳納 京子 : 「……うん、うん」

[メイン] 歳納 京子 : その糸を手繰り寄せて、もつれないように。
こく、こくと頷いて。

[メイン] ヘレナ : …ふぅ、と言葉を切って。

[メイン] ヘレナ : 「それでもね。」

[メイン] ヘレナ : くるりと、京子の方に向き直る。

[メイン] 歳納 京子 : 「………あっ、うん」

[メイン] 歳納 京子 : 聞かせて、といわんばかりの瞳を。
向いてくれたヘレナに、向ける。

[メイン] ヘレナ : その青く澄んだ瞳に、優しく頷きを返して。

[メイン] ヘレナ : 「覚えてる? けさ、京子せんぱいと部屋に二人だけ残された時のこと。」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナは、ずっとふあんが心にあったはず。
それはたぶん、おとなになってから積み重なった物だと思う。
それでも……今、向いてくれたから。

[メイン] 歳納 京子 : 「あっ、覚えてるよっ!
 …あの時は、私のせいで二人とも、残っちゃったね」

[メイン] 歳納 京子 : あはは、と昔話のようにちょっぴり笑う。

[メイン] ヘレナ : 「……あはは!そうそう。」
「……あんなにがちがちだった私のこと、へんな顔して和ませてくれたよね。」

[メイン] ヘレナ : ……やがて、手のひらのきらきらがさざめき立って、身体中を覆う。

[メイン] ヘレナ : 「……あー、あの時はびっくりしたなあ。……でも、とっても嬉しかった。」
「なんか、いっぺんに肩の荷が降りたみたいで。」

[メイン] 歳納 京子 : 「あっ、もう……ん、そう…だったかな」
……あれはちょっぴり恥ずかしかった。
でも、あの時ヘレナの笑顔が見れたから……

[メイン] 歳納 京子 : ……あ、そうだったんだ。
…私があんなことしたの、ちゃんと……ヘレナに届いてたんだ。

[メイン] 歳納 京子 : 「……ね、ヘレナ」
とんとん、と肩を叩いて。

[メイン] ヘレナ : 「……うん?」

[メイン] 歳納 京子 : いつかのように、ニカッと笑って。

[メイン] 歳納 京子 : ───いつかのように、またとびっきりの変顔をする。

[メイン] 歳納 京子 : 「……こんなふーに?」

[メイン] ヘレナ : 「━━━━!!!」

[メイン] 歳納 京子 : ふがふが、と。
手で顔を自在に動かしてるから、色んなところが伸びまくっている。
子どもだから尚更、歪で。

[メイン] ヘレナ : 「……ぷっ、ふふ……あ、あははははははは……っ!!!…ひぃ…!!」

[メイン] ヘレナ : はぁ、はぁ……と、息を整えて。

[メイン] ヘレナ : 「……やっぱり、京子先輩は……すごいね。」

[メイン] 歳納 京子 : ちょっぴり照れながら。
でも誇らしげに、鼻の下をこすって。

[メイン] 歳納 京子 : 「ん、ふぁ……そ、そんなこと……!」

[メイン] ヘレナ : 「……だってさ。」

[メイン] ヘレナ : 「私が、お願いする前に。━━私が、京子先輩にお願いしたかったこと……当てちゃうんだもん!」

[メイン] 歳納 京子 : 「……!」

[メイン] 歳納 京子 : こしこし、と。
目を開いて、閉じる。

[メイン] 歳納 京子 : ううん、それだけじゃなくて。
耳にも触れる。ヘレナの声よりももっと低い。

[メイン] ヘレナ : ━━やがて、身体を覆う光と共に、あったはずの部屋もさらさらと砕け散って。

[メイン] 歳納 京子 : 「あ────」

[メイン] 歳納 京子 : ……どっちもヘレナ、だ。
低い声も、高い声も。身長もどっちも、私の知っている”こうはい”。

[メイン] ヘレナ : 「……ありがとう。"一緒に"いてくれて……先輩。」

[メイン] 歳納 京子 : そんな、眩くって。
”ゆめのおわり”を告げる、星のような光が、照らしてくれた。

[メイン] 歳納 京子 : 「っ、ヘレナ……!!!」

[メイン] 歳納 京子 : 「うん、おかえりなさい!」

[メイン] 歳納 京子 : にかっと。
”せんぱい”らしく、その眩しさに負けないくらい、笑って見せる。

[メイン] ヘレナ : 「ええ……ただいま。」

[メイン] ヘレナ : 返した笑顔は、まだまだぎこちないものだったかもしれないけれど。

[メイン] 歳納 京子 : 「……わ、ぁ……」

[メイン] 歳納 京子 : 「…ヘレナ、かわいい……」
それでも、その笑顔は、京子にとって。
心が躍り出す位、素敵なもので。

[メイン] 歳納 京子 : 「……すっごい、かわいいよ!!」

[メイン] ヘレナ : 「……ふふ。」
心の底に直接響くような京子の声が、とても大切で…愛おしくて。

[メイン] ヘレナ : 「……とっても、嬉しいわ。」

[メイン] 歳納 京子 : 京子のその無邪気さが変わらずに。
それくらい、その綺麗さは心を震わせたもので。

[メイン] 歳納 京子 : 「……えへへへ」

[メイン] 歳納 京子 : 「私もめっちゃ、うれしいっ!」

[メイン] 歳納 京子 : ついには堪えられなかったのか。
ばたばたと駆けだして、ヘレナの元に飛びついて。

[メイン] ヘレナ : 「……ううん」

[メイン] ヘレナ : それを、ゆっくりと制して。

[メイン] 歳納 京子 : 「……わっ、ぷっ」

[メイン] ヘレナ : 「……この先は、後のお楽しみに。」
「先輩の番、ですよ。」

[メイン] 歳納 京子 : ぴたっと、止まる。

[メイン] 歳納 京子 : はっと、その言葉に瞬きをして。

[メイン] 歳納 京子 : 「……そうだ、まだ私……終わってないもんね」

[メイン] ヘレナ : その言葉を受け入れるように、大きく頷き。

[メイン] 歳納 京子 : セレナは、どんなに手があっても。
それでも”決断”した。

[メイン] 歳納 京子 : だからこそ、私の番。

[メイン] 歳納 京子 : 「全部終わってから……
 お楽しみ、しっかりと期待しておくねっ!」

[メイン] ヘレナ : 「ええ、もちろん。いくらでも」

[メイン] 歳納 京子 : そう言って、くるりと体の向きを変える。

[メイン] ヘレナ : それに従うように、結んだ手を間に挟んでついていく。

[メイン] 歳納 京子 : その返事には、もちろんグッドサインを送る。
……そして、その手も絡まり、結ばれて。

[メイン] 歳納 京子 : とてとてと、二人で並んで歩いていく。

[メイン] 歳納 京子 : その姿はさながら、姉と妹。
もしくは母と娘にでも見えるか。それくらい、身長には差があって。

[メイン] 歳納 京子 : 導かれるように、目の先にある”世界”に誘われていく。

[メイン] ヘレナ : とんとんと、小さな先輩さんに歩調を合わせながら。

[メイン] ヘレナ : 先輩の世界に、先輩の景色の中に……混ざり込む。

[メイン] 歳納 京子 : だって、そこは。
知ってる香りで、知ってる場所で、知ってる肌触りだから。

[メイン] 歳納 京子 : 「────あ、っ」

[メイン] ヘレナ : 「…………!」
声にぴたり、足を止め。

[メイン] 歳納 京子 : それに惹かれていく、まるで花を見つけた虫みたいに。
ふらふらと。

[メイン] 歳納 京子 : 囚われるばかりか。
ヘレナとつないでいた手も、離してしまって。

[メイン] ヘレナ : 「━━っ…!!」

[メイン] 歳納 京子 : その釣られていく先に見えたものは。

[メイン]   : 京子に似た、女性と、男性が。
顔にぐじゃぐじゃとノイズがかかって微笑んでいた。

[メイン] ヘレナ : 「………………え?」
京子に向けて伸ばした手が━━瞬間、ぴたりと停止する。

[メイン]   : 「お帰り、京子」
「お帰りなさい、京子ちゃん」

[メイン]   : さらに、セレナの頭の中に。
声が反響して、どんどんと。

[メイン] "声" : 『お母さんとお父さんがいたんだ
 私にずっとよくしてくれる、いいお父さんとお母さんで』

[メイン] "声" : 『私が”天才”じゃなくても、なんでも
 ずっとずっと、甘やかしてくれて』

[メイン] "声" : 『それでも、今はお父さんは過労で倒れちゃった』

[メイン] "声" : 『だから私は、頑張ろうって決めた』

[メイン] "声" : 『お母さんにもう頼らない
 誰にも頼らないで、ずっと一人で、”天才”として生きていく』

[メイン] "声" : 『でもここは、もう頑張らなくていい場所』

[メイン] "声" : 『それでも、”あの子”を引き戻したいの?』

[メイン] 歳納 京子 : 少女は、ただにこにこと。
幸せそうに、楽しげに。ただ、”父”と”母”にじゃれて遊んでいる。

[メイン] 歳納 京子 : そう────”何もかも忘れてしまった”ように。

[メイン] "声" : 『もうほっておくか、それとも─────
 どうする?』

[メイン]   : と、ヘレナの頭に声が響き終わる。

[メイン] ヘレナ : 「…………」

[メイン] ヘレナ : 「……確かに、ここにずっといれば……彼女は、頑張らなくて済むのかもしれません。ずっと甘やかされながら、楽しく生きていけるのかもしれません」

[メイン] ヘレナ : 「……でも、あなたはひとつ…大きな思い違いをしています。」
割れるような声の中でも、思考はずっとクリーンで。

[メイン] "声" : 『………』

[メイン] ヘレナ : 「━━京子先輩はもう、"一人"じゃありませんから。」

[メイン] 歳納 京子 : "一人"じゃない。

[メイン] 歳納 京子 : そんな言葉に、ぴくっと。
ひくひくと、顔を揺らす。

[メイン] ヘレナ : 「━━だって。」

[メイン] ヘレナ : 「京子先輩は、こんな私に……"一緒にいたい"って、言ってくれたから。」

[メイン] ヘレナ : 「"一緒に頑張ろう"って、言ってくれたから━━━━!!」

[メイン] ヘレナ : がしり。

[メイン]   : その想い溢れんばかりの声が、反響する声すらも退けて────。

[メイン] 歳納 京子 : ────あ。

[メイン] 歳納 京子 : 誰かに掴まれた。
ぎゅっと、暖かい手で包まれた。

[メイン] 歳納 京子 : 知ってる香りで、知ってる顔。誰にも間違えられない。

[メイン] 歳納 京子 : そう、ずっと。
こんな”天才”に縋ってるただの”凡人”。
こんな私を、”先輩”だなんて慕ってくれた。

[メイン2] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 71 → 76

[メイン] 歳納 京子 : ずっと天才の私じゃなくて、私を見てくれた。

[メイン] 歳納 京子 : 言わなきゃ。私も、私も────。

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : 「私も、ヘレナと一緒にいたい────ッ!!!!」

[メイン] 歳納 京子 : ロイス獲得
ヘレナ 〇後輩/離さない

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : ぎゅっ。

[メイン] 歳納 京子 : 温もりが籠った、その手を掴む。

[メイン] 歳納 京子 : 「……えへへ、随分迷惑かけちゃった」

[メイン] 歳納 京子 : 帽子をかぶり直して、にへらと笑ったまま。

[メイン2] system : [ エキドナ ] ロイス : 3 → 4

[メイン] 歳納 京子 : 「ただいま、ヘレナ!」

[メイン] ヘレナ : 「……ふふっ。……いえ、信じていましたから。」

[メイン] ヘレナ : 「━━おかえりなさい、京子先輩。」

[メイン] 歳納 京子 : 「そだね────
 ”一緒”にいるって約束したんだから」

[メイン] 歳納 京子 : つないだ手はそのままに、ヘレナへと抱き着く。

[メイン] ヘレナ : 「……っと」

[メイン] 歳納 京子 : ……信じていた、かぁ。
……嬉しいな、すっげー嬉しい。こんな気持ちになるのは、今までなかった。

[メイン] ヘレナ : 少しよろけながらも、しっかりとそれを支えて。

[メイン] 歳納 京子 : 「やっぱり……ヘレナは温かくて、安心する」
ぽふり、と甘えるようにそのまま。

[メイン] 歳納 京子 : 「へへへ~…こうやってやるの、実は楽しみにしてたんだぜい」

[メイン] ヘレナ : 「ふふ……もう。小さな子供じゃないんですから」

[メイン] ヘレナ : そう冗談めかしながら、ヘレナ自身も……この温かで柔らかな安らぎの中に、身を預ける。

[メイン] 歳納 京子 : へへへと笑いながら。
ずっと辛かったその身が、どんどんと安らいでいくのを感じてしまう。

[メイン] 歳納 京子 : 「今日くらいは子どもだっていいでしょ~?」

[メイン] 歳納 京子 : 「さっきまで子どもだったから、子ども割適用してよ~」

[メイン] 歳納 京子 : なんて、だるだると。
ぐでえっと、身を預けつつ。

[メイン] ヘレナ : 「……あら。……それなら、私にも子供割が適用されるはず…よね?」

[メイン] ヘレナ : いたずらっぽく言うと。

[メイン] 歳納 京子 : 「…ふぇ?」

[メイン] ヘレナ : 少し屈んで、京子に高さを合わせ。

[メイン] 歳納 京子 : どういうことかと、ヘレナへとぱちくり。

[メイン] ヘレナ : その勢いで抱き合う姿勢のまま、後ろに倒れ込む。

[メイン] 歳納 京子 : 「────ほわああ?!」
崩れ落ちて、そのまま倒れる。

[メイン] 歳納 京子 : 地面と背中がくっついて。
夢だからこそ、痛みこそないものの。

[メイン] 歳納 京子 : 胸は、どっくんどっくん。
驚きと────あと一つ。

[メイン] 歳納 京子 : や、やばっ。え、ちか、ちかっ……!?
わ、私がした時は意識してなかったけど、今度は、ち、ちかいっ…しっ…!!

[メイン] 歳納 京子 : 真っ赤に火照る顔は、抑え込まれて。
きっと、ヘレナに丸見えだろう。

[メイン] ヘレナ : 互いの息遣いが聞こえる距離。
きっと、自分の顔もあんな風に染まっているんだろうな…なんて考えて。

[メイン] ヘレナ : どきどきと高鳴る胸。
”こども”ならわからなくても、”おとな”の今は…わかってしまう。
この気持ちは……今だけは、ひみつにしたくない。

[メイン] 歳納 京子 : 今だけは、ひみつにしたくない。

[メイン] 歳納 京子 : 触れ合っているから。
どくんどっくん、心臓が高まり合って、響き合う。

[メイン] 歳納 京子 : ”おとな”になった今でも、こんな感情は知らない。
振れたこともなかったから、こそ。

[メイン] 歳納 京子 : 今だけは、今だけは。
どうかこのままでいさせてほしい。

[メイン] 歳納 京子 : ”ゆめ”はおわり。
だから、そんな夢を叶えるように。

[メイン] 歳納 京子 : 二人だけの場所。
どこまでも続くような青い空。そんな”夢の世界”は続いていた。

[メイン] 歳納 京子 :    アズールレーン
────Azur Laneのように。

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ : 澄み渡る青空の下。
……渾然と溶け合う体温の中で、二人。

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ : 京子先輩。

[メイン] ヘレナ : どうかこのまま、ずっとずっと……一緒に。

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ : ロイス獲得
歳納 京子 〇先輩/離れない

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] GM : climax「Eternal Childhood」 登場:任意

[メイン] 兜蟲 : 1d10+61 登場/リザレクト (1D10+61) > 1[1]+61 > 62

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 61 → 62

[メイン] ナギ : 22+1d10 登場/リザレクト (22+1D10) > 22+10[10] > 32

[メイン] エキドナ : 76+1d10 登場/リザレクト (76+1D10) > 76+3[3] > 79

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 76 → 79

[メイン] 射命丸文 : 64+1d10 登場/リザレクト (64+1D10) > 64+8[8] > 72

[メイン] 歳納 京子 : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+5[5] > 64

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 64 → 72

[メイン] ヘレナ : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+1[1] > 38

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 59 → 64

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 37 → 38

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ─────決戦の地。

[メイン] 兜蟲 : 夜、偽りの空の下
偽りの地に偽りの星々が彩るのは
間違いなく、そこにいる"現実"の影であった。

[メイン] 兜蟲 : 「文───いやブン屋と言った方がいいかしら?
 アンタもやってくれたようね?
 アンタが導き出したのが、そしてアイツがお前に導き出された結論が
 これなら、私も文句は無ェ」

[メイン] 射命丸文 : 「結局……皆さんに危険を負わせているわけですから、大きな顔はできませんけどね」

[メイン] 兜蟲 : 京子とヘレナにも視線を送る。
文の見立て通り、"問題は無かった"
───理想を乗り越え現実へと帰還した三人、現実に馳せる思いが元より強固であった三人。
この場において、これ以上とない完璧の布陣だろう。

[メイン] 兜蟲 : 「まっ任務の内容と違いはあるけど
 UGNの任務を受けた以上、一つの覚悟は約束してるだろ?」

[メイン] 兜蟲 : 「大なり、小なり
 命を懸ける、ってな」

[メイン] エキドナ : 「役者は揃ったようね」

[メイン] ナギ : 「お二人もご無事なようで…いやいやお騒がせしちゃったねえ」
なんとか取り繕ってるぞ

[メイン] 歳納 京子 : 視線を向けられ────
歳納京子は、ニカっと笑う。もう泣き虫なんかじゃないぞ。

[メイン] 兜蟲 : 力でなら私が『最強』
でなきゃ、納得いかない
けれど何か『最強』を譲っていいんなら、まぁ

[メイン] 射命丸文 : 「……励まし、ありがとうございます」
兜蟲に返す。
エキドナさん初陣じゃありませんでしたっけ?なんですかこの落ち着きよう。大型新人、ですね……

[メイン] 歳納 京子 : 青い道、青い空はずっとは続かない。
太陽は巡りまわって、日は落ちる、だからこそ。

[メイン] 兜蟲 : その『根性』だろう

[メイン] 歳納 京子 : 兜蟲のその問いにも同じく、笑いながら。

[メイン] ヘレナ : 「こちらこそ、随分とお待たせしてしまいましたが。……初任務から夢オチなんて、働き損で済ませられないじゃないですか……ねぇ?」
不敵な笑みで。

[メイン] 兜蟲 : 「───まっ、夢も現実の内だ
 夢を見た上で現実を進むんなら、な」

[メイン] 射命丸文 : 「……こっちの新人も、大物ですね」

[メイン] 歳納 京子 : 「『天才』だって、負けやしないぞ~?」

[メイン] ナギ : 「アハハ~本当に戻ってる~…あ、それ以上は私追求しないんで…はい…いやマジで…」

[メイン] 歳納 京子 : ……かといって、他の人もまた『天才』なのだろう。
私達が見心地に浸っていた中、こうして”任務”をすすめたのは、他でもない。

[メイン] 歳納 京子 : 文の言葉に当然、といった顔で。

[メイン] 兜蟲 : 「追求は後でいいさ
 全てを終わらせてから、な」
そう、終わらせられることを前提に語り。
目の前を見据えた。

[メイン] 兜蟲 : 見えた。

広場が───。

[メイン] 歳納 京子 : 「ヘレナが言ってくれたでしょ。
 二人合わせて、すっごい〚天才』だからねっ!」
と、胸を張り────、前を向く。

[メイン] ネバーランダー : その視線の先に─────その女はいた。

[メイン] ナギ : 「…二人合わせて、か…良いねえ」

[メイン] ナギ : 「…っと…おでまし?」

[メイン] ネバーランダー : メリーゴーランドの屋根の、最先端に佇み。
そして自身へ向かう者達の姿を見つめ、微笑む。

[メイン] 射命丸文 : 「三度目、ですね」

[メイン] ネバーランダー : 一陣の風に、ネバーランダーの長い水色の髪が揺れる。

[メイン] ネバーランダー : 「─────ええ、そしてこれで最後です」
文にそう言い告げ、微笑み。

[メイン] 歳納 京子 : 視界に入ったその女。
この大人数を前にしても、不敵な笑いを続ける彼女に。
ごくりと唾を飲み込み。

[メイン] ナギ : 「こっちは初対面~…こりゃまた…」
あっ強いな タイマンは負けるわ

[メイン] ネバーランダー : 最先端位置から、ゆっくりと足を降ろし─────。

[メイン] ネバーランダー : バロールの能力によって
まるで空間に階段があるように、ゆっくりと降りていく。

[メイン] 兜蟲 : レネゲイドを憎みながらも
レネゲイドとは無縁の、世界をレネゲイドによって構築した
───悲しき元凶に送る視線は、睨みを利かせていた。
敵意ではある、が、そう片づけていいものでもなかった。

[メイン] 射命丸文 : その動作に唾をのむ。
しばらく、喉を鳴らすなんて悠長なことはできなくなるだろうから。

[メイン] 兜蟲 : 「"レネゲイド"の大盤振る舞いだねェ……
 この世界ではアンタが『最強』ってか」

[メイン] ネバーランダー : 一段下がるとともに、ネバーランダーの周囲に"濃霧"が
徐々に、徐々に、立ち込めていく。

[メイン] ネバーランダー : これは─────明確な、"敵意"。

[メイン] ヘレナ : ……す、と構える。
隣には、言うまでもなく。

[メイン] ネバーランダー : 「ふふ、最強ですか─────
 ─────私はただ、私の"願い"を叶えようとしていた
 ただそれだけでしたからね」

[メイン] 歳納 京子 : ネバーランダー。
レネゲイドを憎み、レネゲイドをその身に宿し続けていた。
寂しがり屋のRB…なんかではなく。ただすべては”救済”のために。
そんな彼女を、この力で切り落とすのは難しい、が。

[メイン] ネバーランダー : また一段、一段と降りていく度に
血の香りが立ち込める。"殺意"の香り。

[メイン] ネバーランダー : 「私は必ず、あなた方を"救済"します」

[メイン] 射命丸文 : この安寧しかなかった世界での、明確な”敵意”と”殺意”。
引き返せないのが肌で伝わるけれど……
これこそがある種、彼女と同じ土台に立った証。

[メイン] ネバーランダー : そして、地に足を着け。
両手を広げる。

[メイン] ネバーランダー : 《ワーディング》

[メイン] ネバーランダー : 禍々しいほどの激流が広がる。

[メイン] 射命丸文 : ”救済”されるだけの、揺りかごの中の子供にはもう戻れない──!

[メイン] 歳納 京子 : ただ、動く。
自らのために────そして、隣にいる彼女にも、笑い。

[メイン] 兜蟲 : 「アンタを倒して、目ェ覚ますのが先だ
 ───もう夜だしな

 だろ? …………ッッッ!!!!」

[メイン] ネバーランダー : 空間をねじ揺らすような、レネゲイドの奔流─────。

[メイン] ネバーランダー : 衝動判定
難易度11

[メイン] 兜蟲 : 1dx+1 衝動 (1DX10+1) > 5[5]+1 > 6

[メイン] エキドナ : 79+2d10 衝動判定 (79+2D10) > 79+19[10,9] > 98

[メイン] ナギ : (2+0)dx+1>=11 (2DX10+1>=11) > 10[4,10]+3[3]+1 > 14 > 成功

[メイン] 射命丸文 : 5dx+1>=11 (5DX10+1>=11) > 8[1,3,5,7,8]+1 > 9 > 失敗

[メイン] 射命丸文 : 2d10 (2D10) > 11[4,7] > 11

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 72 → 83

[メイン] 兜蟲 : 2d10 (2D10) > 12[4,8] > 12

[メイン] 歳納 京子 : 4dx+1 (4DX10+1) > 9[2,3,8,9]+1 > 10

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 62 → 75

[メイン] 歳納 京子 : 64+2d10 衝動判定 (64+2D10) > 64+7[2,5] > 71

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 75 → 74

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 79 → 98

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 64 → 71

[メイン] ナギ : 32+2d10 衝動判定 (32+2D10) > 32+2[1,1] > 34

[雑談] system : [ ナギ ] 侵蝕率 : 32 → 34

[メイン] ヘレナ : 2dx+1 (2DX10+1) > 9[1,9]+1 > 10

[メイン] エキドナ : 2DX+1 (2DX10+1) > 9[3,9]+1 > 10

[メイン] ヘレナ : 38+2d10 衝動判定 (38+2D10) > 38+16[9,7] > 54

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 38 → 54

[メイン] ネバーランダー :  

[メイン] ネバーランダー : 「─────始めましょうか」

[メイン] 兜蟲 : その奔流に刺激されたレネゲイドが
そして『最強』に刃向かう敵意に呼応した私自身が
血管を音を立て、浮かび上がらせる───。

[メイン] 兜蟲 : 「ああ」

[メイン] 兜蟲 : 「始めようぜェ」
───『暴走』

[メイン] 歳納 京子 : ぶわり、と全身を駆け巡るレネゲイドの風圧。
体中が掻き惑わされるのを感じながら。

[メイン] ナギ : 「………」
皆乗せられちゃってるな…
大詰めまでの補佐役私かなあこりゃ

[メイン] 歳納 京子 : 自らを傷つけたくなる、その血の本能。
────自傷が引き起こされることは、なく。

[メイン] 歳納 京子 : それは隣に立っている人がいるから。

[メイン] 歳納 京子 : 「もう、ネバーランドは閉園させてもらうよ」
足を踏み込み。

[メイン] 射命丸文 : 「始めましょう……終わらせるために、ね」
前髪を空圧に靡かせる。
この向かい風、正面から追い風に変えましょう。

[メイン] ネバーランダー : 目を細め。
女は─────。

[メイン] ネバーランダー : それでも、"夢"を求める。

[メイン] ネバーランダー : ラウンド1

[メイン] ネバーランダー : セットアッププロセス

[メイン] ネバーランダー : 《アクセル》《活性の霧》
ネバランの行動値+12、攻撃力+18、ドッジダイス-2

[メイン] ナギ : なにも

[メイン] 射命丸文 : なにも

[メイン] エキドナ : 赤方偏移を兜蟲に

[メイン] 歳納 京子 : なにも

[メイン] 兜蟲 : なにも

[メイン] エキドナ : 行動値+2 戦闘移動+10m

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 98 → 101

[雑談] system : [ エキドナ ] 侵蝕率d : 1 → 2

[メイン] ヘレナ : なにも

[メイン] ネバーランダー : イニシアチブプロセス

[メイン] ネバーランダー : 《加速する刻》

[メイン] ネバーランダー : 私の手番

[メイン] ネバーランダー : コンボ『Good night』:《エクスプロージョン》《ツインバースト》《紅の刃》《ブラッドボム》

[メイン] ネバーランダー : 11dx+1 ドッジ不可です (11DX10+1) > 10[2,2,5,6,6,6,8,8,10,10,10]+9[6,8,9]+1 > 20

[メイン] ネバーランダー : 3d+42 装甲・ガード有効ダメージ (3D10+42) > 7[5,1,1]+42 > 49

[メイン] ネバーランダー : 対象は全員です

[メイン] ナギ : カバーリング 対象エキドナ

[メイン] 兜蟲 : リアクション不可

[メイン] 射命丸文 : リア不

[メイン] system : [ 兜蟲 ] HP : 41 → 0

[メイン] エキドナ : リア不可

[メイン] ヘレナ : 不可ね

[メイン] 歳納 京子 : 不可

[メイン] ネバーランダー : 濃霧が立ち込め、そしてそれが爆裂と化す。

[メイン] 兜蟲 : その爆裂と化した濃霧を避ける事は

できなかった、何より今の兜蟲にはガードすらもできなかった
ゆえにその『破壊』をその身にまともに受ける。

[メイン] 兜蟲 : 弾け飛ぶ肉という肉、この平和であるはずのテーマパークに血飛沫が舞い
激痛が迸る。

[メイン] 兜蟲 : が───

[メイン] 兜蟲 : 1d10 リザレクト (1D10) > 7

[メイン] system : [ 兜蟲 ] HP : 0 → 7

[雑談] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 74 → 82

[雑談] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 82 → 81

[メイン] ナギ : 「はい貧乏くじ確定…っ!」
エキドナへの濃霧の方向を自分の側に寄せつつ、それでも寄せきれない
飛び出して自分自身の分も須らく受ける

[メイン] ナギ : いろいろなものが吹っ飛んだはず
されど爆風の中からは

[メイン] ナギ : 34+1d10 登場/リザレクト (34+1D10) > 34+3[3] > 37

[メイン] 歳納 京子 : 「……来たッ……がああっ、ぐ、ぅうう…!!!!」
少しでも自分に多く、と食らう濃霧は。
容赦なく京子へと襲い掛かり。

[メイン] 歳納 京子 : 体が爆ぜていく こればっかりは何度喰らっても慣れない。
”死”の感覚。

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 26 → 0

[メイン] 歳納 京子 : 71+1d10 登場/リザレクト (71+1D10) > 71+4[4] > 75

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 71 → 75

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 0 → 4

[メイン] 歳納 京子 : だが、まだ立つ。

[メイン] 射命丸文 : 「ふ、ふふふ!良い”風”ですね──!」

[メイン] 射命丸文 : 爆風とて風は風。
とはいえ身に受ければ心地よさとはかけ離れた熱傷!

[メイン] 射命丸文 : 83+1d10 (83+1D10) > 83+7[7] > 90

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 83 → 90

[メイン] 射命丸文 : 身に受けた爆風を風で散らし、焦げた体を露にする。

[メイン] system : [ 射命丸文 ] HP : 27 → 7

[メイン] ヘレナ : 「…………ぐ……!」
襲う濃霧、自らの身体が分解されていく感覚。

[メイン] system : [ ヘレナ ] HP : 27 → 0

[メイン] ヘレナ : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+4[4] > 58

[メイン] ヘレナ : 「……ですが。いつまでも一緒と、誓ったので。」

[メイン] ネバーランダー : 指パッチンと共に。

[メイン] ネバーランダー : ネバーランダーの体に血飛沫が溢れる。

[メイン] ネバーランダー : 4d さっきのコンボくらった人、このくらいHP失う (4D10) > 18[7,6,4,1] > 18

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : 0 → -18

[メイン] ネバーランダー : ブラボムの効果ですね

[メイン] 兜蟲 : 「しまっ───」
ブラッドボム。リザレクトした瞬間にその違和感はすぐに覚えるが
時すでに遅い、気づいたところで無駄だが、もはや覚悟するほかない。

[メイン] system : [ 兜蟲 ] HP : 7 → 0

[メイン] 兜蟲 : 一瞬で体内で破裂する彼女の血液
それと同等の量の出血。これは常人であれば何百回と死んでいる。
同時に迸る激痛は先ほどの激痛とは種類が違う。

[メイン] 歳納 京子 : 「……やば……ま、っず…」
ぶくぶくと、体の中で膨れ上がるナニカ。
それが先ほど仕込まれたものだと感じるには早かった、が。

[メイン] ナギ : 「うっへ、やば____」

[メイン] ナギ : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+7[7] > 44

[雑談] system : [ ナギ ] 侵蝕率 : 37 → 44

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 4 → 0

[メイン] 兜蟲 : 思わず、その瞳に涙が浮かび上がる。
たとえばどんなに強靭であれど、痛覚の存在しない生き物でなければ
耐えがたい物だ、が、激痛だけが残る。

[メイン] 兜蟲 : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] 歳納 京子 : 75+1d10 登場/リザレクト (75+1D10) > 75+10[10] > 85

[メイン] system : [ 兜蟲 ] HP : 0 → 5

[メイン] 射命丸文 : 外の爆風、次いで内からの血風!

[メイン] 射命丸文 : 「乱気流もいいところ、ですっ……!」

[メイン] ナギ : 「…夢も希望も無くない?これ」
ちょーいたい 泣きそう でも立っちゃうんだなこれが

[メイン] 歳納 京子 : いっ…………たああああああああ!!!!!
ッ、ぐうう……!!あー、まじいてえ……!!!

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 0 → 10

[メイン] 射命丸文 : 90+1d10 (90+1D10) > 90+6[6] > 96

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 75 → 85

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 90 → 96

[メイン] ネバーランダー : ネバランもまた荒呼吸と共に、口から垂れる血を拭い取り。

[メイン] system : [ 射命丸文 ] HP : 7 → 6

[メイン] ヘレナ : ………!? なっ━━━━

[メイン] ヘレナ : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+1[1] > 55

[メイン] system : [ ヘレナ ] HP : 0 → 1

[メイン] ネバーランダー : 「フゥ……フゥ……… ……フフ、まだ立ち上がりますか」

[メイン] 歳納 京子 : 「ぜえー……はぁ、……もち、私も約束破る気なんて、ないよ」
でも立ってみせる こればっかりは、意地だ

[メイン] 射命丸文 : 今の攻撃、相当の血液を使ったはず。
まだ立つ──はこっちのセリフに違いない。
計測不能、ここまでとは。

[メイン] ヘレナ : 「……ハァ、ハァッ……ええ、それでこそ……私の尊敬する、"先輩"です」

[メイン] 兜蟲 : 本来なら、言い返すほどの余裕もない
だが私達はオーヴァードだ、その台詞に言い返せる余力すらも一瞬で戻ってくる。

[メイン] ネバーランダー : 「─────では二発目はいかがでしょう?」
自身を痛めつける技。されど続ける。
ネバーランダーもまた、"覚悟"を見せる。

[メイン] 兜蟲 : 「イヤでも立ち上がる生き物だってのは
 アンタがよくわかってんだろ───」

[メイン] ネバーランダー : 私の正規手番です

[メイン] ネバーランダー : コンボ『Good night』:《エクスプロージョン》《ツインバースト》《紅の刃》《ブラッドボム》

[メイン] ネバーランダー : 11dx+1 ドッジ不可です (11DX10+1) > 10[1,1,2,4,4,5,6,9,9,9,10]+1[1]+1 > 12

[メイン] ネバーランダー : 2d+42 装甲・ガード有効ダメージ (2D10+42) > 9[6,3]+42 > 51

[メイン] ネバーランダー : 4d ブラボム分も振っときます (4D10) > 19[2,7,4,6] > 19

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -18 → -37

[メイン] 兜蟲 : ───その台詞を吐き返したと同時であった
目の前に再び広がる、濃霧、そして血液の爆弾を忍び込ませた
巨大な爆裂が

[メイン] system : [ 兜蟲 ] HP : 5 → 0

[メイン] 兜蟲 : 有無を言わさずに兜蟲の身体を

一段階

[メイン] 兜蟲 : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 81 → 86

[メイン] 兜蟲 : そして

[メイン] 兜蟲 : 二段階

[メイン] 兜蟲 : 1d10 (1D10) > 4

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 86 → 90

[雑談] system : [ 兜蟲 ] HP : 0 → 4

[メイン] ナギ : 「ッッッ!!ごめん!!手番足りなっ…!」
エキドナに咄嗟に声を上げて

[メイン] ナギ : そのまま光に飲まれていった

[メイン] ナギ : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+5[5] > 49

[メイン] 歳納 京子 : 「い、いやー……キッツ、マジか」
へらへら笑っていた顔も、そろそろ売り切れ。
せめてでも、立っているくらい。

[メイン] エキドナ : 「おわァアアア〜〜っ!!!」

[メイン] 歳納 京子 : ばぁん、と破裂音がして。

[メイン] system : [ エキドナ ] HP : 24 → 0

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 10 → 0

[メイン] 歳納 京子 : 85+1d10 登場/リザレクト (85+1D10) > 85+2[2] > 87

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 85 → 87

[メイン] system : [ エキドナ ] タイタス : 0 → 1

[メイン] system : [ エキドナ ] ロイス : 4 → 3

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 0 → 2

[メイン] エキドナ : 101+1d10 登場/リザレクト (101+1D10) > 101+2[2] > 103

[メイン] system : [ エキドナ ] HP : 0 → 2

[メイン] 射命丸文 : 「……はは、はぁー」
あまりに大規模な破壊。思わず笑いも漏れるというもの。

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 101 → 103

[メイン] 射命丸文 : 前髪が目前の爆風で揺れた。

[メイン] 射命丸文 : 1d10 (1D10) > 4

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 96 → 100

[メイン] ヘレナ : ひゅう、と風船人形のように軽々消し飛ぶ身体。

[雑談] system : [ エキドナ ] HP : 2 → 11

[メイン] 歳納 京子 : すっごく痛いし、すっごく悲鳴を叫びたい。
でも、情けないとこ、見せてられないよなぁ…!

[メイン] 歳納 京子 : ぐずぐず、ばぁん。

[メイン] ヘレナ : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+5[5] > 59

[メイン] system : [ 射命丸文 ] ロイス : 3 → 2

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 2 → 0

[メイン] system : [ エキドナ ] HP : 11 → 0

[メイン] 歳納 京子 : 87+1d10 登場/リザレクト (87+1D10) > 87+9[9] > 96

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 87 → 96

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 0 → 9

[メイン] system : [ 射命丸文 ] HP : 6 → 12

[メイン] system : [ ヘレナ ] HP : 1 → 0

[メイン] system : [ エキドナ ] ロイス : 3 → 2

[メイン] system : [ エキドナ ] タイタス : 1 → 2

[メイン] エキドナ : 103+1d10 登場/リザレクト (103+1D10) > 103+5[5] > 108

[メイン] system : [ エキドナ ] HP : 0 → 11

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 103 → 108

[メイン] ナギ : 49+1d10 2発目忘れてた (49+1D10) > 49+4[4] > 53

[メイン] ヘレナ : ……それでもこうして立ち上がれるのは、立ち上がろうと…思えるのは。

[メイン] ヘレナ : 54+1d10 登場/リザレクト (54+1D10) > 54+3[3] > 57

[メイン] system : [ ヘレナ ] HP : 0 → 3

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 108 → 101

[メイン] 兜蟲 : 「フゥウウウ───……立ち上がれちゃう生き物とか
 こっちが言った傍から遠慮無しね、まあ……立ち上がれるのは
 化け物だからでもないのよね、少なくとも

[メイン] ネバーランダー : ゼェ。ゼェ。と過呼吸気味になりながらも。
まだ立ち上がる面々を見て。

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 54 → 62

[メイン] 兜蟲 :  数名……ここからは
 『覚悟』で立ち上がる事になるわ、決してレネゲイドでなく、ね」

[メイン] ネバーランダー : 「……ええ、どうやらそのようで」

[メイン] ネバーランダー : 震える腕を、再び掲げ。

[メイン] エキドナ : 「分かってるわ」

[メイン] ネバーランダー : 《時間凍結》

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -37 → -57

[メイン] 射命丸文 : 「『覚悟』……失せそうです」

[メイン] 射命丸文 : まさかの、3回目──!!

[メイン] ネバーランダー : 再び、濃霧が立ち込め。

[メイン] ネバーランダー : コンボ『Good night』:《エクスプロージョン》《ツインバースト》《紅の刃》《ブラッドボム》

[メイン] ネバーランダー : 11dx+1 ドッジ不可 (11DX10+1) > 10[1,1,2,2,5,5,6,7,7,8,10]+9[9]+1 > 20

[メイン] ナギ : エキドナのロイスをSロイスからカラーロイスBKに使用

[雑談] system : [ ナギ ] ロイス : 4 → 3

[メイン] ナギ : ネバーランダーの攻撃達成値-20 自動失敗

[メイン] ネバーランダー : あー…

[メイン] ネバーランダー : ちょっと確認しますね

[メイン] ナギ : オッケー 正直出来たか微妙なのでそこは見て欲しい!

[メイン] ネバーランダー : えーと

[メイン] ネバーランダー : 達成値が0になっても、マイナスになっても

[メイン] ネバーランダー : 自動失敗にはならないんです

[メイン] ネバーランダー : 達成値0として見なして、それと対決しなければいけないという…

[メイン] ネバーランダー : 自動失敗は、あくまでファンブルした時とか、そういう時だけですね…

[メイン] 歳納 京子 : あーそうだそうだ
リアクション不可勢はみんな食らう

[メイン] ナギ : あーなるほど?

[メイン] ネバーランダー : WHで

[メイン] ナギ : だねえ

[メイン] ナギ : 対象エキドナでそれで行くわ~

[メイン] ネバーランダー : OKです
じゃあ皆さん死んで侵蝕率増やしましょうね

[メイン] ネバーランダー : 3d+42 装甲・ガード有効ダメージ (3D10+42) > 16[3,3,10]+42 > 58

[メイン] ネバーランダー : 4d ブラボム (4D10) > 28[2,6,10,10] > 28

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -57 → -85

[メイン] 兜蟲 : 息をつく暇は一呼吸分。
再び広がる爆裂に、この女がまさに数百体分のオーヴァードの力を
その身に宿している事を、体で

[メイン] 兜蟲 : 二度、味わう

[メイン] 兜蟲 : 1d10 (1D10) > 7

[メイン] 兜蟲 : ───いや違う
もうこれ以上は許容範囲を超えている。 (1D10) > 2

[メイン] ナギ : 「やりたい放題やってんなああこのおお!!!」
血反吐吐きながら負けじと光線を…エキドナを背に放つ

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 95 → 102

[メイン] ナギ : 「ンンンんんがあああああ!!!」
たやすく押し返され直撃 それでも
背に有る物に傷は無かった

[メイン] ナギ : 53+1d10 登場/リザレクト (53+1D10) > 53+5[5] > 58

[メイン] ナギ : 「ど…どんなもん…」

[メイン] 兜蟲 : 溢れるレネゲイド
侵蝕率が許容範囲を超え、赤信号を鳴らせば
兜蟲は散り散りになっていく肉体を、もう再生の手助けをしないレネゲイドを

[メイン] ナギ : 「ごへっ…」

[メイン] ナギ : 58+1d10 登場/リザレクト (58+1D10) > 58+5[5] > 63

[メイン] 歳納 京子 : 「ッ、は~~、ああ~~~ッ……げっほ、げほっ……」

[メイン] ネバーランダー : 「ハァ………ハァ………フフ」
身体に蓄積される痛み。
冷や汗が目に見える形で溢れながらも。
されど─────微笑みだけは、決して、意地でも絶やさない。

[メイン] 歳納 京子 : 96+1d10 登場/リザレクト (96+1D10) > 96+10[10] > 106

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 96 → 106

[メイン] 兜蟲 : 「ガァアァァァァッッッッッッ────!!!!!!!」

───ロイス ナギをタイタス昇華。

[メイン] system : [ 兜蟲 ] ロイス : 4 → 3

[メイン] ヘレナ : 「…………かはッ……!」

[メイン] system : [ 兜蟲 ] HP : 4 → 20

[メイン] 歳納 京子 : 体は爆発した、んでもって喉もガラガラ。
体中ずっと血まみれ、頭も酸素いかなくてめっちゃボーっとする。

[メイン] 射命丸文 : 「流石にもうも、みくちゃ、ですよ……ゲホっ」

[メイン] 歳納 京子 : 目を覚ますビンタ替わりの爆発。

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 10 → 0

[メイン] system : [ ヘレナ ] HP : 3 → 0

[メイン] ヘレナ : 62+1d10 登場/リザレクト (62+1D10) > 62+3[3] > 65

[メイン] 歳納 京子 : 『覚悟』も、そろそろ売り切れで。
倒れかけそうになったその時。

[メイン] 歳納 京子 : ────目に映るのは、横顔。

[メイン] 兜蟲 : 耳鳴りもすぐに鳴りやむが
激痛がもはや刻まれるように完全に再生した皮膚と肉の下で感じ取る。
腕は失われていないが、いわゆるファントムペイン(幻肢痛)、だ。

[メイン] 射命丸文 : ……爆発体験レポでも、故郷の山で発表してやりましょうか。

新聞記事、並びに妖怪の山へのロイスをタイタス化。

[メイン] system : [ 射命丸文 ] ロイス : 2 → 0

[メイン] 歳納 京子 : ロイスをタイタスに
対象はヘレナ。

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] HP : 0 → 11

[メイン] 歳納 京子 : ぐっと、足を踏ん張る。

[メイン] ヘレナ : どん、どん、どん。と。無慈悲に浴びせられる二撃目の裏で。

[メイン] 兜蟲 : ナギには庇護にも似た感情を抱いたけれど
エキドナをカバーする彼女の姿を見て、それは冷めた。いや醒めた。
何、アンタやっぱり一人で出来るわね、へらへらしながらも何でもそつなくこなす……やっぱそういうキャラ。

[メイン] ヘレナ : ━━瞳に映った横顔から、その強い思いが…流れ込んでくるかのように。

[メイン] system : [ ヘレナ ] HP : 0 → 0

[メイン] ヘレナ : 65+1d10 登場/リザレクト (65+1D10) > 65+6[6] > 71

[メイン] ナギ : あ、指残ってたから兜蟲にピースしとこ ぴーすぴーす

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 62 → 71

[メイン] 兜蟲 : ───まさかこういう時までへらついてるとは思わなかったけど
まっ、ピースは返しといてやるわ
睨みを利かせた視線で。

[メイン] 歳納 京子 : どれだけ幾千億の想いを昇華して。
それでも守りたいものがあるから、私は

[メイン] 歳納 京子 : ……あ、見てくれてる
こんなんじゃ負けないぞ、笑っとこ、へへっ!

[雑談] system : [ エキドナ ] ロイス : 2 → 4

[メイン] ネバーランダー : 次、京子の手番

[雑談] system : [ 射命丸文 ] ロイス : 0 → 3

[メイン] 歳納 京子 : 踏み込んだ前足をそのままに。

[メイン] 歳納 京子 : 起き上がって、ゆっくりと見据えるは────夢物語。

[メイン] 歳納 京子 : 「……げっほ、げほ……
 …そりゃ、もう私たちは決別はしてるけど」

[メイン] 歳納 京子 : せき込みながら、あーあーと喉をさすって。

[メイン] 歳納 京子 : 「まあでも、”いい夢”見させてもらったのは確かだから
 最後に一つ」

[メイン] 歳納 京子 : 「でっかいパレードでも、どうよ」

[メイン] 歳納 京子 : メジャー『天才”たち”のバカ騒ぎ』▽サイレンの魔女

[メイン] 射命丸文 : オート『天狗風』▽援護の風/ウィンドブレス

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 100 → 104

[メイン] 歳納 京子 : びゅうう、と後ろから追い風が吹く。

[メイン] 歳納 京子 : 今までは後ろ風。
けれど……ああ、今ならこの風に乗せて。
届くな────あそこまで。

[メイン] 射命丸文 : 私の風は、貴女のために吹かせましょう。
貴女の風は、また別の誰かのために吹かせるといいでしょう。

[メイン] 歳納 京子 : ……サンキュ。
と、手を振って感謝を伝え。

[メイン] 歳納 京子 : (4+1+7)dx+29 (12DX10+29) > 9[1,2,2,3,3,3,4,5,6,7,8,9]+29 > 38

[メイン] ネバーランダー : ちなみにマイナー移動でどこに移動しました?

[メイン] ネバーランダー : 7dx ドッジは振っときます (7DX10) > 10[3,5,6,6,7,8,10]+7[7] > 17

[メイン] ネバーランダー : ヒットです

[メイン] 歳納 京子 : 16m可能な限り遠くに後退!

[メイン] ネバーランダー : OK

[メイン] 歳納 京子 : 5d10+18 装甲無視 (5D10+18) > 34[2,9,7,10,6]+18 > 52

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -85 → -137

[メイン] ネバーランダー : 「ッ……!?」

[メイン] 歳納 京子 : 「────ッ、あ────!!!」

[メイン] 歳納 京子 : 今日はベストコンディション。
遠くまで、遠くまで。このパークの全ての場所に響き渡らせる。

[メイン] 歳納 京子 : だって────閉園アナウンスは、全員に届かせないと。

[メイン] ネバーランダー : 「ぐゥゥゥウッ……!!!」

[メイン] ネバーランダー : 腕をクロスさせ、音響をなんとか受け止めるも
体中から血液が飛散する。

[メイン] 歳納 京子 : ありったけの声で、ネバーランダーの体を震わせる。
掠れるくらい、喉を酷使したら。

[メイン] 歳納 京子 : けれど、まだ……風は止んでない、でしょ?
と、前を見て。

[メイン] ネバーランダー : 「─────まだまだ、私は立ちますよ!」

[メイン] ネバーランダー : 次、行動値10組

[メイン] 射命丸文 : 私からですね

[メイン] 射命丸文 : 「───そう、まだまだ、風も止みません」

[メイン] 射命丸文 : 澄んだ、良い空気。
先ほどの音響で塵も飛んだのでしょう。

[メイン] 射命丸文 : さあ、最大風速を記録しましょう!

[メイン] 射命丸文 : メジャー『幻想風靡』▽サイレンの魔女/オリジン:レジェンド

[メイン] 射命丸文 : 6dx+21 命中 (6DX10+21) > 10[6,9,9,10,10,10]+10[8,9,10]+7[7]+21 > 48

[メイン] ネバーランダー : すご…

[メイン] ネバーランダー : 7dx ドッジ (7DX10) > 8[1,1,3,3,4,5,8] > 8

[メイン] ネバーランダー : ヒットです

[メイン] 射命丸文 : 5d10+18 ダメージ (5D10+18) > 24[2,8,5,7,2]+18 > 42

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -137 → -179

[メイン] ネバーランダー : 「ぐッ…………!?」

[メイン] ネバーランダー : 「さっきの音響とはまた別……!?」

[メイン] 射命丸文 : 「風は、あらゆるものを乗せてくれます」

[メイン] 射命丸文 : 「音、香り、景色……『想い』だって」

[メイン] ネバーランダー : 「…………これが、あなたの『想い』……です、か……!」

[メイン] 射命丸文 : 私の天狗風、貴女の爆風には負けません。

[メイン] ネバーランダー : 髪に隠れている、"空洞"からたらりと血が流れ
頬を伝う。

[メイン] ネバーランダー : 「……あなたの名前、聞いていませんでしたね」

[メイン] 射命丸文 : 「……これは失礼しました」

[メイン] 射命丸文 : 「最速の幻想ブン屋、射命丸文です」

[メイン] ネバーランダー : 「……射命丸、文……」

[メイン] ネバーランダー : 親指の腹で、垂れ落ちる血を拭い取り。

[メイン] ネバーランダー : 「─────覚えました」
完全なる"敵意"の眼差しを。

[メイン] ネバーランダー : ネバーランダーは、まだ立ち上がる。

[メイン] 射命丸文 : 「光栄です。貴女の名前は知っていますが……」

[メイン] 射命丸文 : 「せっかくなので貴女の口からもお聞かせ願いましょう」

[メイン] ネバーランダー : 「………」

[メイン] ネバーランダー : すぅ。と息を吸い。

[メイン] ネバーランダー : 「─────ネバーランダー、もとい……」

[メイン] ネバーランダー :  

[メイン] ネバーランダー : 「ネバーランド・マスター」

[メイン] ネバーランダー :  

[メイン] ネバーランダー : 次、エキドナさん

[メイン] エキドナ : わかった

[メイン] エキドナ : マイナーで左に15m移動してコンボ ハンドレットガンズ+巨人の斧+瞬足の刃+クリスタライズ+コンセントレイト

[メイン] エキドナ : (4+2)dx7+2 【感覚】<射撃>コンボ行くぞぉ〜 (6DX7+2) > 10[1,1,2,2,5,9]+10[8]+5[5]+2 > 27

[メイン] ネバーランダー : 7dx ドッジ (7DX10) > 10[1,2,4,4,5,5,10]+9[9] > 19

[メイン] ネバーランダー : ヒットです

[メイン] エキドナ : (2+1)d10+20 ダメージ (3D10+20) > 23[5,9,9]+20 > 43

[メイン] ナギ :

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -179 → -222

[メイン] ネバーランダー : 「くっ………!!?」

[メイン] エキドナ : 巨大なクリスタライズされた蛇でネバーマスターを攻撃する

[メイン] ネバーランダー : 蛇に体中を蝕まれ、鮮血があたりに散る。

[メイン] ネバーランダー : 「ハァ……ハァ……やるじゃ、ないですか……」

[メイン] ネバーランダー : ふらふらとしながらも、まだ膝は着かない。

[メイン] ネバーランダー : 次、ヘレナさんの手番です

[メイン] ヘレナ : えっと…まずマイナーで14m後退…?

[雑談] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 101 → 116

[雑談] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 106 → 111

[メイン] ヘレナ : ガッと大地を蹴って後方に下がり。
じゃきん、と大層な武器を揃える。

[メイン] 歳納 京子 : その後ろに下がった、また後ろ。

[メイン] ヘレナ : 「……!」

[メイン] 歳納 京子 : そこからぶわり、と風が押し寄せる。
その背を押すように、とんっと。

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 71 → 83

[メイン] 歳納 京子 : オート『Azur Lane』▽《援護の風》+《ウィンドブレス》

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 111 → 115

[メイン] ヘレナ : 全身に風を受けながら。
そこに、確かに…先輩の息遣いと、気持ちを感じて。

[メイン] 歳納 京子 : その風に、乗せて。

[メイン] 歳納 京子 : 「出来のいい後輩ってところ、しっかり私に見せて!」

[メイン] ヘレナ : 「……勿論。先輩の前で、格好悪いところは見せられませんから…!」

[メイン] ヘレナ : 「……さて。ネバーランダーさん」

[メイン] ネバーランダー : 二人の少女を、目を細めるように見据え。

[メイン] ネバーランダー : そして、構える。

[メイン] ネバーランダー : 「……それが、あなたの想いであれば、それもまた─────」

[メイン] ネバーランダー : 「─────道の一つです」

[メイン] ヘレナ : コンボ 『全弾発射-ブルックリン級』▽《アタックプログラム》+《マルチウェポン》+《ヴァリアブルウェポン》

[メイン] ネバーランダー : (あと《MAXボルテージ》も行けます)

[メイン] ヘレナ : (……+《MAXボルテージ》…!)

[メイン] ヘレナ : 「━━随分と余裕のご表情ですが」
「私……いえ、私たちの想いを詰め込んだこの弾幕で…果たしてあなたは」

[メイン] ヘレナ :
   NEVER LAND
「━━倒 れ ず に、いられるでしょうか?」

[メイン] ネバーランダー : 「……………!!」

[メイン] ヘレナ : 11dx+31 (11DX10+31) > 10[2,2,3,4,5,7,7,7,9,9,10]+9[9]+31 > 50

[メイン] ネバーランダー : 7dx ドッジ! (7DX10) > 9[1,4,5,5,8,9,9] > 9

[メイン] ネバーランダー : ヒットです

[メイン] ヘレナ : 6d10+46 (6D10+46) > 37[9,5,7,6,2,8]+46 > 83

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -222 → -305

[メイン] ネバーランダー : 「んぐゥゥウウッッ………!!?」

[メイン] ヘレナ : ……がしゃん。

[メイン] ネバーランダー : 全身を蜂の巣にされる。圧倒的な全弾発射の嵐の中。
真っ赤な鮮血が空間に、複数の糸のように、後方へ伸びていく。

[メイン] ネバーランダー : 膝を着きそうになり、ふらふらとするも。
気力で、朱色の動向を開き。地に着けた足に力を入れ、耐える。

[メイン] ネバーランダー : 「フゥ………フゥ………!!…まだ……まだですよ……!」

[メイン] ヘレナ : 「……殊勝。……敵でなければ、仲良くなれそうだったのだけど」

[メイン] ネバーランダー : ヒビ割れた眼鏡を掛け直し、まだ終わらぬ"夢"を追い求める。

[メイン] ネバーランダー : ナギさんは手番消費済みで
兜蟲さんは私のところへメジャー移動とのことで

[メイン] ネバーランダー : 見てないけどクリンナップは何もない

[メイン] ネバーランダー : ラウンド2

[メイン] ネバーランダー : セットアッププロセス

[メイン] エキドナ :

[メイン] ナギ : 使うしか無いんで《先陣の火》で~す

[メイン] ネバーランダー : 《アクセル》《活性の霧》
ネバランの行動値+12、攻撃力+18、ドッジダイス-2

[メイン] ナギ : 行動値+10

[メイン] ネバーランダー : 見てないけど他はないと思うので

[メイン] ネバーランダー : イニシアチブプロセス

[メイン] ネバーランダー : 《加速する刻》

[メイン] ネバーランダー : エフェクトは、人智を越えた力が多い、それゆえに負荷が必要以上に加わる。

[メイン] ネバーランダー : ネバーランダーの体は既に警告音を鳴らし続けていた。

[メイン] ネバーランダー : それでもネバーランダーは、ここに立つ。
憎きレネゲイドのため、そして母のため、幸せのため。

[メイン] ネバーランダー : これが最後の

[メイン] ネバーランダー : コンボ『Good night』:《エクスプロージョン》《ツインバースト》《紅の刃》《ブラッドボム》

[メイン] ネバーランダー : 対象は文とナギ

[メイン] ネバーランダー : 11dx+1 ドッジ不可 (11DX10+1) > 10[1,1,3,4,4,5,6,6,7,9,10]+1[1]+1 > 12

[メイン] ネバーランダー : 2d+42 装甲・ガード有効ダメージ (2D10+42) > 13[4,9]+42 > 55

[メイン] ネバーランダー : 4d ブラボム (4D10) > 26[9,2,6,9] > 26

[メイン] ナギ : 「…文さんや」

[メイン] ナギ : 「双方棒立ちで、オッケー?」

[メイン] 射命丸文 : 「オッケーです」
爆風が 目前ですね。

[メイン] ナギ : 「はー」
返答を終える前に飲み込まれていった

[メイン] ナギ : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+10[10] > 73

[メイン] ナギ : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+2[2] > 65

[メイン] 射命丸文 : 「ーーー」

[メイン] 射命丸文 : 一緒に飲まれた。

[メイン] system : [ 射命丸文 ] ロイス : 3 → 1

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 83 → 95

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -305 → -331

[メイン] 歳納 京子 : かに見えた。

[メイン] 射命丸文 : 歳納 京子及びヘレナのロイスをタイタス化…………ここでも二人セットですか……

[メイン] 歳納 京子 : 実際そうだ、目の前には見えていたのだから。

[メイン] 歳納 京子 : ちょっとだけ ちょっとだけ
翼があるのを見ると 思い出す

[メイン] 歳納 京子 : キルケーをSロイスに指定 WHに使用
射命丸のダメージを0に

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] ロイス : 2 → 1

[メイン] 歳納 京子 : まあ、性根は全く違うけどね。
どっちもめちゃくちゃ良い奴なのは、同じだけど!!

向かい風で、煙を吹き飛ばした。

[メイン] 射命丸文 : 「ーーい?」
無事だった。

[メイン] 射命丸文 : ……この風、なるほど。
この絆は、大事にしておきましょう。

[メイン] 射命丸文 : 歳納 京子及びヘレナのロイスのタイタス化、差戻し。

[メイン] system : [ 射命丸文 ] ロイス : 1 → 3

[メイン] 射命丸文 : 「あ……ナギさん、一人で助かってすいません」

[メイン] ナギ : 「いーよいーよー…隅に置けないですなあ」

[メイン] ネバーランダー : 次、ナギさん

[メイン] ナギ : はい 今75じゃないですか。

[メイン] ネバーランダー : ええ。

[メイン] ナギ : マイナージェネシフトで殴るのって出来たっけ…?

[メイン] ネバーランダー : できますできます

[メイン] ナギ : おっけい!頼むぞお!!!

[メイン] ナギ : マイナージェネシフト!

[メイン] ナギ : 75+4d10 ジェネシフト (75+4D10) > 75+24[8,6,3,7] > 99

[メイン] ネバーランダー : ここでですね

[メイン] ナギ :

[メイン] ネバーランダー : 《消去の号令》持ってるじゃないですかぁ

[メイン] ナギ : …!

[メイン] ネバーランダー : 誰かがイージーエフェクト使ってくれたら、こう…

[メイン] エキドナ : 急に橋建てたくなったな…ルフィ

[メイン] ナギ : 「…いやあ、沢山遊ばせて貰ったけどさ」

[メイン] ナギ : 「ここにあるのじゃなくて…友達の奴の方が面白かったんだよねえ」

[メイン] ナギ : 「と言う訳でエキドナさんや」

[メイン] エキドナ : 「!」

[メイン] ナギ : 「『一緒に遊ぼう』?」

[メイン] エキドナ : 「わかった」

[メイン] ナギ : 「もう一回!あの螺旋階段を!」

[メイン] エキドナ : 「いいよ〜!」螺旋階段を生やす

[メイン] ナギ : 「………あーあー…子供だった頃はこんなんでも無限に遊ぶって概念に出来てたんだけどねえ」
そりゃただの螺旋階段上り下りするのは大人にとっては運動でしか無いからねえ

[メイン] ナギ : 《消去の号令》

[メイン] ナギ : 塔が消えていく 子供の遊び場として存在した物は

[メイン] ナギ : 大人の思い出になっていく

[メイン] ナギ : 「…」

[メイン] ナギ : 「ま、子離れと言うか…親離れって奴?」
「ありがとね、ちょっとでも子供の楽しさをくれたお母さん?」

[メイン] ナギ : 「…もう貴方の夢は覚めないんだろうけど、それでも」

[メイン] ナギ : 「あーんー…」

[メイン] ナギ : 「まあ」

[メイン] ナギ : 「無駄では無かった」

[メイン] ナギ : 「じゃ…行くよ」

[メイン] ナギ : 《エクスプロージョン》+《魔獣の衝撃》+《クロスバースト》+《マスヴィジョン》+《オーバードーズ》+《コンセントレイト》

[メイン] ナギ : コンボ名『白色破壊光線,』
ダイス 9dx7+1

[メイン] ナギ : 9dx7+1 (9DX7+1) > 10[1,1,3,3,8,9,9,10,10]+10[4,5,8,9,9]+5[3,3,5]+1 > 26

[メイン] ナギ : 《妖精の手》

[メイン] ナギ : 1dx7+31 (1DX7+31) > 10[9]+10[8]+10[7]+6[6]+31 > 67

[メイン] ネバーランダー : すごい伸びた…ドッジ不可です

[メイン] ナギ : 7d10+67 (7D10+67) > 39[8,2,6,6,8,2,7]+67 > 106

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -331 → -437

[メイン] ナギ : 全身全霊を掛けた
極大の破壊光線がネバーランダーに射出される

[メイン] ナギ : 「…どーよ?」

[メイン] ネバーランダー : 「ぐぅぁあああぁぁぁぁあッッッ!!?!」

[メイン] ネバーランダー : 圧倒的な火力に、全身が焼かれるように
そして消し炭にされてしまいそうになる。

[メイン] ネバーランダー : 「ハァッ……ハァッ………
 ………ええ、これが─────あなたの"想い"であれば」

[メイン] ネバーランダー : 「私は……否定、しませんよ」

[メイン] ナギ : 「そか、やっぱ優しいね」

[メイン] ネバーランダー : どろりと、朱色の瞳から血を垂らしながら。
火傷の痕を全身に残しながらも、まだ立つ。

[メイン] ネバーランダー : 夢は、まだ、醒めない。

[メイン] ナギ : 「…んじゃ、最後」

[メイン] ナギ : 「任せたよー」

[メイン] ネバーランダー : 次は色々カットして
兜蟲姐さん

[メイン] 兜蟲 : フッ、色々と見せられたわ
やるじゃない───上出来。しかし

[メイン] 兜蟲 : 浸ってる場合ではない。
私は獲物を取り出す
敵対者に対し息をつかせる暇もない

[メイン] 兜蟲 : ゆえに、敵の余力など知らないというのに

刃向かう者はぶっ壊す、ただそれだけの
確実な遂行の為。

[メイン] 兜蟲 : "素"の力量を誇示する為に
兜蟲は、その歩を彼女の"傍"にまで運んだ。

[メイン] 兜蟲 :

[メイン] 兜蟲 :

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 102 → 107

[メイン] ネバーランダー : あ、大丈夫です

[メイン] ネバーランダー : 1ラウンド目で、兜蟲姐さんは私のエンゲージにひっつけさせました

[メイン] 兜蟲 : うわ! ありがとう!

[メイン] ネバーランダー : なのでマイナー消費で武器、出しちゃってください

[メイン] 兜蟲 : たった一歩、これは攻撃のための予備動作であって移動ではない。
そう彼女は、その動作によって取り出したのは。

[メイン] 兜蟲 : マスターであるネバーランダーなら、それを間近で見た事はあろう
本来マスターエージェントのみが振る事を許される、その破壊兵器。

[メイン] 兜蟲 :

 ミリオンベイン


[メイン] 兜蟲 : いや、違うわねェ

[メイン] 兜蟲 : 私はこいつをこう呼んでいるわ

[メイン] 兜蟲 :
 カブトホーン
 『兜角』


[メイン] ネバーランダー : 「…………ッ……!」

[メイン] ネバーランダー : 荒々しく、獰猛な形状の武器─────。
されどそこには、彼女の誇りという"想い"が込められているように感じ。

[メイン] 兜蟲 : そして───

獣の力+獣王の力+獣の王 侵蝕率9

兜蟲の全"力"が、今込められる。

[メイン] ネバーランダー : 「……あなたの願う"最強"と」

[メイン] ネバーランダー : 「私の願う"理想"」

[メイン] ネバーランダー : 「どちらが上か─────
 ─────根競べです」

[メイン] 兜蟲 : 彼女のやる事は至極単純である
自重の20倍を支える兜蟲の全力を、その角に込め
ネバーランダーの理想に対し、己の"最強"を掲げ。

[メイン] 兜蟲 : 「ああ」

[メイン] 兜蟲 : 「言われずとも」

「望むところだァっッッ!!!!!!」

[メイン] 兜蟲 : ただ

[メイン] 兜蟲 : その獲物を

[メイン] 兜蟲 : 16dx+12-3 (16DX10+9) > 10[1,1,1,2,3,3,4,5,5,6,7,7,8,9,10,10]+7[1,7]+9 > 26

[メイン] 兜蟲 : 《リアクション不可攻撃》

[メイン] ネバーランダー : 元より私は

[メイン] ネバーランダー : 受け止めるつもりでしたよ。

[メイン] ネバーランダー : どうぞ、"最強"の"蟲"さん。

[メイン] 兜蟲 : 「気に入った───」

ネバーランダー 〇誠意/

[メイン] 兜蟲 : そう兜蟲はただその角を

[メイン] 兜蟲 : 全力で、その馬鹿力で

[メイン] 兜蟲 : ただ ただ

ブン回し

[メイン] 兜蟲 : 2d10+44 (2D10+44) > 10[8,2]+44 > 54

[メイン] system : [ ネバーランダー ] HP : -437 → -491

[メイン] 兜蟲 : その制空圏に入る物、皆

[メイン] 兜蟲 :




[メイン] ネバーランダー : 現実へと馳せる、数々の想い。

[メイン] ネバーランダー : 夢を拒み、前を向こうとする彼女ら。

[メイン] ネバーランダー : 隣に立つ者がいるからこそ、夢の世界に頼らずに
辛い世界でも、突き進んでいく。

[メイン] ネバーランダー : 「─────お見事でした」

[メイン] ネバーランダー : 彼女なりの、最後の意地。

[メイン] ネバーランダー : そのまま、バタリと
仰向けで倒れる。

[メイン] GM : ─────テーマパークは全て、無に。

[メイン] GM : "子ども"達も、意識を失い。
元の姿と化し、薄暗い地下施設に転がる。

[メイン] GM : UGNエージェント、イリーガルの姿に
FHエージェント、ジャームの姿も。

[メイン] GM : 皆、長きに渡る夢を終え。

[メイン] GM : 現へと戻ったのだった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : バックトラックです

[メイン] GM : Eロイス5つあるので
侵蝕率を5d下げられます

[メイン] 兜蟲 : 5d Eロイスの数に甘えて、まずはそれで (5D10) > 19[7,1,6,4,1] > 19

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 107 → 89

[メイン] エキドナ : 116-5d10 (116-5D10) > 116-28[3,6,9,7,3] > 88

[メイン] ナギ : 131-5d10 (131-5D10) > 131-19[1,4,4,7,3] > 112

[メイン] 歳納 京子 : 115-5d10 Eロイスもらう (115-5D10) > 115-32[6,10,2,9,5] > 83

[メイン] system : [ ナギ ] 侵蝕率 : 131 → 112

[メイン] 射命丸文 : 111-5d10 (111-5D10) > 111-29[8,9,2,7,3] > 82

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 115 → 83

[メイン] ヘレナ : 95-5d10 (95-5D10) > 95-28[1,9,9,3,6] > 67

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 111 → 82

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 116 → 88

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 95 → 67

[メイン] GM : あとは通常振りっていう感じで
侵蝕率を(所有ロイス数)d10減らせます
これでバックトラック終わり

[メイン] GM : 侵蝕率99%以下なら帰還
100%以上ならジャームとなって、キャラシロスト

[メイン] ナギ : 侵蝕率112のロイス4かな…?

[メイン] エキドナ : 88-4d10 バックトラック (88-4D10) > 88-19[2,8,4,5] > 69

[メイン] 歳納 京子 : 侵蝕率83でロイス1だ!

[メイン] 歳納 京子 : 侵蝕率83% ロイス1個

[メイン] ナギ : 侵蝕率112% ロイス4個

[メイン] 歳納 京子 : 83-1d10 なんで2回言ったんだ…? (83-1D10) > 83-4[4] > 79

[メイン] system : [ 歳納 京子 ] 侵蝕率 : 83 → 79

[メイン] system : [ エキドナ ] 侵蝕率 : 88 → 69

[メイン] 射命丸文 : 侵蝕率82% ロイス3個

[メイン] ナギ : 112-4d10 あそーれ (112-4D10) > 112-17[3,4,9,1] > 95

[メイン] 射命丸文 : 82-3d10 (82-3D10) > 82-16[9,5,2] > 66

[メイン] ナギ : 割りとギリ

[メイン] system : [ 射命丸文 ] 侵蝕率 : 82 → 66

[メイン] system : [ ナギ ] 侵蝕率 : 112 → 95

[メイン] 兜蟲 : 89-4d10 (89-4D10) > 89-26[6,7,7,6] > 63

[メイン] system : [ 兜蟲 ] 侵蝕値 : 89 → 63

[メイン] GM : 全員帰還だァ~~~~~~~!!

[メイン] ヘレナ : 侵蝕率67% ロイス4

[メイン] エキドナ : 帰還だァ〜〜!

[メイン] ヘレナ : 67-4d10 (67-4D10) > 67-26[9,6,9,2] > 41

[メイン] ナギ : 帰還だァ~~~~~~!!!

[メイン] ヘレナ : 期間だぁ〜〜〜〜〜!!!

[メイン] 射命丸文 : 帰還ですァ~~~!!!!!

[メイン] system : [ ヘレナ ] 侵蝕率 : 67 → 41

[メイン] 兜蟲 : 帰還だァ~~~~!!!

[メイン] 兜蟲 :  

[メイン] 兜蟲 : ED『ザ・ビートル:Get Back』 登場/兜蟲、後もしかすると

[メイン] 兜蟲 :  

[メイン] 兜蟲 : その後、事の顛末と共に任務の完了を
『メイプルトリック』に伝える事で、私は、いや
私達は"日常"へと帰還した。といっても、私の日常もロクでもない塗れだけど。

[メイン] 兜蟲 : あとの処理の事は色々と任せた。
正直、後腐れなく終わったようにも見えるけど
殺しの世界で殺しを望まない歪な私は、この手でトドメを刺したのだ。

[メイン] 兜蟲 : たとえ相手が人ならざる者に堕ちたとしても
いや、あれは私にはこの心に根付くほどの

物静かで、腰も柔らかく、それでいて目標に対し熱く、真っ直ぐな
たった一人の女性だった。

[メイン] 兜蟲 : 嫌と言うほど吸った血の臭いがいまあに鼻孔にこべりついてるように錯覚しながらも
私は───何をどう考えようが、任務を終えて
こうしてソファーに寝そべりながら、口座に入金された額に目を通し。

[メイン] 兜蟲 : 「…………はっ、まずまずね
 やっぱり子守り代も請求したい所だけど、まっいいわ」
その気持ちを誤魔化すように、いやこれもまた本心だが
額に少々ケチをつけながら、起き上がる。

[メイン] 兜蟲 : 「どっかの誰かさんのせいで、本っ当っ
 疲れたし、直接請求しようかしら? どっかの誰かさんに、ね」

[メイン] ナギ : 「おーおー好き勝手言うじゃん」
当たり前の用に部屋に居た

[メイン] 兜蟲 : この部屋は、兜蟲のプライベートの場というわけでもない
だが、もう非日常ではなく、日常の日向にあると言っても申し分は無いだろう。

[メイン] 兜蟲 : 「そんな風に言うだけならタダでしょ
 まっ、申し訳ないと思ってるんならいくらか払いなさいよ?
 エキドナの事は気にしないでいいわ、私の分だけでいいわよ」

[メイン] ナギ : 「確かに申し訳無さはとてもあるけどもそれをお金で許してもらうってのは何だかねえ…
仮に払うんならちゃんとエキドナさんにも払うし」

[メイン] 兜蟲 : 「金は裏切らないけれど、何?
 まぁ~……ふーん、そうねアンタの言う綺麗所が金に汚れるのを見たくもないし
 アンタ自身も汚れたくはないものねェ? 汚れるなら誠意をもって汚れる、と

 やっぱへらへらしてる割にしっかりちゃっかりしてるわね」

[メイン] 兜蟲 : そのまま、よいしょっ、と立ち上がると。

[メイン] 兜蟲 : 「じゃあ、こうしましょうか」

[メイン] 兜蟲 : 何故かストレッチをしたかと思えば
そのままナギの足を踏みつけようとする。

[メイン] ナギ : 「ちょいちょいちょーーい!?待って待って何がこうなの!?」
とたたたと逃げてく 飛び退く猫か

[メイン] 兜蟲 : 「あ~らっ、予想通りの反応!
 その反応を見てると、何だかゾクゾクするのよね
 何かしら? 加虐嗜好じゃないんだけれども」

[メイン] 兜蟲 : そのまま追い詰めるように不気味な歩調を奏でる。

[メイン] ナギ : 「いや絶対それサドだよ!?そういう奴じゃん反応が!」

[メイン] ナギ : 部屋の隅へ隅へと逃げてくけど追い詰められるんだなあ…

[メイン] 兜蟲 : そして、部屋の隅へと追い詰められたナギを見て
にんまりと笑うと、そのままぐおっと距離を詰めて。

[メイン] 兜蟲 : お姫様抱っこする。

[メイン] 兜蟲 : 「でも、一番の反応はこれよねェ~」

[メイン] ナギ : 「~~~…うえ?」
目瞑ってもう足差し出してた

[メイン] ナギ : 「………」

[メイン] ナギ : 「な、なあああああ」

[メイン] ナギ : 「何してんの…」

[メイン] 兜蟲 : 「えっ? 反応を楽しんでるだけよ?
 何か変な想像してないかしら? これで二度目よ?」

[メイン] 兜蟲 : するとそのまま赤ん坊をあやすように揺らし。

[メイン] 兜蟲 : 「こういう反応を取られた事、初めてだから
 なんか新鮮な体験が出来て、面白いのよね~❤」

[メイン] 兜蟲 : 兜蟲は、いや、かつて蘭という名があった彼女は
人一倍好奇心が強かった

いや、今もだが。

[メイン] ナギ : 「こんな姿勢で止めてよおおお…!子供扱いなのかそうでも無いのか分かんないじゃん…!」
どういう反応したら良いのさあ…

[メイン] 兜蟲 : 「じゃあ子供扱いの方をやめようかしら?」
ぴたっと揺らすのを止めて。

[メイン] 兜蟲 : 私の弟子が
ある日を境に、他人の堕とし方だのディープでアダルティックな知識を身に着け始めた事から
それをただ横から嫌というほど、耳で齧らされた経験がここで活きたわね❤

[メイン] 兜蟲 : おかげで楽しいわ
こういう楽しみ方もあるのね

[メイン] ナギ : 「ええっとそれはどういう…」
…これ誘導尋問…では…?

[メイン] 兜蟲 : 「あら、子供扱いの方が良かったかしら?
 あなたはどっちがいいかしら? まあどちらにしても
 私の腕でこんな風になってる以上、命もしっかり握ってるも同然なのよね❤」

[メイン] 兜蟲 : と、怖い事を呟きながら
ふと扉の向こうから階段を上る足音が聞こえるが
構わずお姫様抱っこを続ける。

[メイン] ナギ : 「いやまあそりゃ扱われるなら大人が良いよ!子ども扱いは懲りたからぁ!許してえ!そんな私恨み買ってた!?」
しかも誰か来る!?この姿勢で!?

[メイン] 兜蟲 : 「そりゃあ、払えないなら体で払ってもらうしかないから?」
兜蟲は性的な方面には興味があるかわからない、ゆえにこの言葉は
そう深く捉えない方がいいだろう。

が、どう捉えるかは結局抱かれてる側の自由だが。

[メイン] 兜蟲 : 「それにしても、大人扱いね
 あなた子供になってた時を除けば、しっかり大人だったわよ
 ありがとね」

[メイン] 兜蟲 : 「でも、今からそんな頼りになる大人(私から見れば小娘だけど》
 が、音を立てて崩れる様を見ることになるわね❤
 こんな間近で、腕の中で、特等席ね❤」

[メイン] ナギ : 「か、かか体ァ!!?いや私はそっちの方面にも理解はあるけど私自身がとは…あ…」

「あ………あ、ありが…」

「待って待って待っておろしておろしておろして」
発言に一個ずつ返していく

[メイン] 兜蟲 : 音は、すぐ扉の前まで近づき
止まれば、カチャリと音を立てて。

[メイン] 兜蟲 : そこには兜蟲の『相棒』とも言える
弟子が現れる。ぴんっとある蟲のように立てたアホ毛が
その光景を見た瞬間に、萎びて。

[メイン] 兜蟲 : 困惑した表情を浮かべているのがはっきりとうかがえたことだろう。

[メイン] ナギ : 「ひゃああああああ」
じたばた

[メイン] 兜蟲 : 腕の中で忙しなく動く。
それはまるで子供の頃のナギのようで、一瞬だけあの時の情景が脳裏を過ぎる。

[メイン] 兜蟲 : 「ふーっ……」

[メイン] 兜蟲 : 「…………」

[メイン] 兜蟲 : 仕方ないわね。

[メイン] 兜蟲 : あなたの事も忘れないわよ、ネバーランダー。
その夢の息の根を私は止めてしまったけど
あなたを殺した分、死なせはしないわ。

[メイン] 兜蟲 : こうやって、忘れないで置けば
忘れ去られるまでは死なないものね?

───まあ、それ以外の事は知ったこっちゃないけれど
……………………

[メイン] 兜蟲 : ジャームの治療に進展があれば
アンタのお母さんは救われるかもね

彼女もその時、"現実"に耐えられるかわかんないけども。

[メイン] 兜蟲 :  

[メイン] 兜蟲 :  

[メイン] エキドナ :

[メイン] エキドナ :

[メイン] エキドナ : ED『欲望の沼』 登場/エキドナ

[メイン] エキドナ : 「こんなにお給料貰えるなんて…」

[メイン] エキドナ : 「これで計画が実行できそうだわ…」

[メイン] エキドナ : 「近所のアイス屋でアイス全乗せが……!」

[メイン] エキドナ : 「そっちのお給料はどう?」
「ネオディム…!」

[メイン] ネオディム : 「こっちも全乗せできそう…!」

[メイン] エキドナ : 「決戦のアイスクリーム屋へっ!?」

[メイン] エキドナ : エキドナ達は無事にアイスを溢さずに食べれたかは……(意味深に無言)

[メイン] エキドナ : E
N
D

[メイン] エキドナ :

[メイン] エキドナ :

[メイン] 歳納 京子 : ending『青い空の下、二人は』

[メイン] 歳納 京子 : 登場:

[メイン] 歳納 京子 : ”先輩”と”後輩”

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : ────と、言うわけで。
後始末に関してはUGNおよび、同僚だった他メンバーがかなり片してくれていたようで。

[メイン] 歳納 京子 : 私がやるべきことは、今回の事件についての報告書。
一応個人個人で提出しないといけないらしい。

[メイン] 歳納 京子 : それをかき上げるために、ここ。
UGNの事務室、その一つを貸し切り状態。今日中に仕上げないといけない、のだが。

[メイン] 歳納 京子 : 当の京子はソファーに寝っ転がったまま。
ペンを鼻の上で転ばしている。

[メイン] 歳納 京子 : ……いやまあ、今回のレネゲイドで何が起こったか、はまだいいよ。
体に何が起こったかをかくだけだし。

[メイン] 歳納 京子 : だ、だけど……心理的は…
めっちゃ泣いてたの、書かないといけないの…はっずい。
……同僚にも、そして……あいつにも、見られたし…

[メイン] 歳納 京子 : ………。

[メイン] 歳納 京子 : うぉおおお!!と声を荒げ、ソファーの上で回転しまくっている。

[メイン] 歳納 京子 : こんな姿こそ、見られたら騒ぎどころではないはずだが。

[メイン] ヘレナ : 「━━はぁ。終わりませんよ、そのようでは」

[メイン] ヘレナ : ……いつの間にか、ふたつ分のカップを乗せた盆を手に抱えて。

[メイン] 歳納 京子 : 「………えっ」

[メイン] 歳納 京子 : ガバっと起き上がる。
……幻聴か?そうであってほしい。

[メイン] 歳納 京子 : しかし、目をぱちくり。
目の前にいる彼女────自らの後輩、ヘレナは確かにいてくれている。

[メイン] 歳納 京子 : 「……」

[メイン] 歳納 京子 : 「……どこまで見てた?」

[メイン] ヘレナ : 「……『やっぱ無理だー』って、そちらに飛び込んだあたりから。」

[メイン] 歳納 京子 : 「………」

[メイン] 歳納 京子 : 「…………」

[メイン] 歳納 京子 : ぼっふん、と顔をクッションに埋めかけて。
少し見える耳は赤いまま。

[メイン] 歳納 京子 : 「…ま、マジか。それってすごく、ものすごく恥ずかしいのでは?」

[メイン] 歳納 京子 : クッションの間から目だけをのぞかせて。

[メイン] ヘレナ : 「…………ごめんなさい、何度かお声をかけようと思ったのですが」
気まずそうに少し目を逸らす。

[メイン] 歳納 京子 : うむむ。かといってこれ以上恥をかかせないために出てくれたのだろう。
そのくせ私が恥ずかしがってたままじゃ駄目だな、これは。

[メイン] 歳納 京子 : 「これじゃ声を掛けにくいのも仕方あるまい……
 あっ、と…お茶ありがとう」

[メイン] 歳納 京子 : そこでようやく、ヘレナのお盆に目が付いて。

[メイン] 歳納 京子 : ソファーの隣、空いてるそこにぽすぽすと叩き。
座る?と笑いながら、呼ぶ。

[メイン] ヘレナ : くすり、と笑みを浮かべて…それに倣う。

[メイン] ヘレナ : 「……何というか、外を通りかかった時に……たまたま京子先輩の声が聞こえたので。」

[メイン] 歳納 京子 : 「あ……そうだったんだ
 ……待ってそれじゃあ、私めっちゃ大声で叫んでたことにならない?」

[メイン] 歳納 京子 : ぼ、防音とかどうなってんだっ!
と、部屋に八つ当たりな感想を浮かべ。

[メイン] ヘレナ : 「……流石、日頃から判断力を養っておられるだけのことはありますね」
くす。

[メイン] 歳納 京子 : 別の意味で高ぶる気持ちを抑えようと、お茶を飲む。
……あ、美味い。ほっこりする。

[メイン] 歳納 京子 : 顔にもほへーんとした落ち着いた顔が出ていたが。

[メイン] ヘレナ : その横顔を満足そうにぼんやりと眺める。

[メイン] 歳納 京子 : 「……う、うへえ!?
 あ~~も~~……ヘレナならともかく、それ以外の人にも聞かれてたのかぁ……近年で一番のショック…」

[メイン] 歳納 京子 : ぷくー、っとちょっと頬を膨らせてみる。

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナに聞かれるくらいならまあ、別にいいって気にはなる。
……だってそれ以上の事、あの時に沢山見せちゃったし、うん。

[メイン] 歳納 京子 : 「なんとゆーか、その……
 よく見てくれるよね、ホント…… 私が泣き虫だとか、言うほどベテランらしくないとことか、見せちゃったのに」

[メイン] 歳納 京子 : かちゃり、食器を置いて。
指同士をつんつん、とさせる。

[メイン] ヘレナ : 「……。」
触れる指の、いたずらっぽい感触。

[メイン] ヘレナ : 「……いえ。だって……私が先輩を慕うのは、そんな風にいくら失敗して、転んでも……いつも真っ直ぐで、頑張り屋さんで」

[メイン] ヘレナ : 「……そんな眩しさに、やられちゃったから……ですから。」

[メイン] ヘレナ : …………。
……私には不釣り合いなくらい……真っ直ぐな気持ちの中にさらされて。
この頃、私まで少しずつ……緩んできたような。

[メイン] 歳納 京子 : 触れた指の、泰然とした感覚。

[メイン] 歳納 京子 : 「へへ、へへへへ……
 ありがと、めっちゃ嬉しい……それに」

[メイン] ヘレナ : 「……それに?」

[メイン] 歳納 京子 : そう褒められることは、今までなかった。
私が頑張った、なんてそのこと自体をこんなに見てくれて事なんてわけで。
……だからこそこうして言ってくれるのは、めっちゃ、めっちゃ……嬉しい。

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナの、透き通るくらい明るい青の瞳を見つめて。

[メイン] 歳納 京子 : 「やっぱ、ヘレナもしっかりと、天才なのに
 それだけじゃない、私から見たらすっごく眩しかった」

[メイン] 歳納 京子 : 「……だって、私のために、頑張ってくれるもんねっ」

[メイン] 歳納 京子 : にへら、笑って。

[メイン] ヘレナ : 「……え。」
虚を突かれて。

[メイン] 歳納 京子 : 「だって、一緒にいるために、って言ってくれた時も」

[メイン] 歳納 京子 : ヘレナが、ゆめを終わらせたときの姿を思い。

[メイン] 歳納 京子 : 「私の腕を掴んでくれた時も……」

[メイン] 歳納 京子 : 「めっちゃ、めーっちゃ……眩しくて、綺麗だった!!」

[メイン] 歳納 京子 : 目をキラキラと、そんな事を。

[メイン] ヘレナ : ………!!

[メイン] ヘレナ : とくん、と胸が鳴る。

[メイン] ヘレナ : ……これまで、辛さ、苦しさを乗り越え。それでも、生きていくことに必死で。
暗がりに沈んでいた私が。

[メイン] ヘレナ : ……光に憧れていながら、光を恐れていた私が。

[メイン] ヘレナ : 誰かを眩しく照らせるだなんて━━考えたことも、なかった。

[メイン] ヘレナ : 「…………そう、な」

[メイン] ヘレナ : 笑みを返そうとしたはずなのに━━どうして。

[メイン] ヘレナ : ぽろり、雫が滴って。

[メイン] 歳納 京子 : 「……えあっ、へ、ヘレナ!?
 変なこと、言っちゃったかな…!?」

[メイン] 歳納 京子 : 突然、ヘレナ頬を伝う雫。
慌てつつも、ハンカチを取り出して。

[メイン] ヘレナ : 「……あ、え……いや……」
思考と感情に追いていかれ、ただされるがままに。

[メイン] 歳納 京子 : ふきふき、と。
傷つけないくらいには、優しく拭って。

[メイン] ヘレナ : 「ん……」

[メイン] 歳納 京子 : 心配そうな顔をちょっとだけ向ける。
……あ、今の声……。何だか、ちょっと……。

[メイン] 歳納 京子 : 「…ヘレナが私を先輩って言ってくれるなら。
 私だって、こんなに後輩がいてくれて……話してくれて」

[メイン] 歳納 京子 : 「知り合いは多くても、友だちは少なかったもんだからさ……
 ……それも含めて、嬉しかったんだ」

[メイン] 歳納 京子 : ”一緒に”なんて、言ってくれて。

[メイン] ヘレナ : こくり、こくり…と、京子の言葉をひとつずつ飲み込む。

[メイン] 歳納 京子 : 歳納京子には友だちが少ない。
”天才”というアイデンティティを持ちながら、他人にはそれ以外を見せられないという心を覚えてしまっているから。
だから、知り合いは多くても、友だちまでに発展するのは数少ない。

[メイン] 歳納 京子 : そんな、こくこくと頷く顔に。
私なんかの言葉をちゃんと飲み込んでくれているんだ、って。

[メイン] 歳納 京子 : 「……」

[メイン] 歳納 京子 : 「……あのさ、ヘレナっ!」

[メイン] 歳納 京子 : ……ふと、思ってしまった事がある。
ずっとずっと、私の後を追いかけてくれる彼女について。
……もしかしたら、これはずっと心に残っていたのかも。

[メイン] ヘレナ : 呼ぶ声に、はっと。

[メイン] ヘレナ : 「……うん」

[メイン] ヘレナ : そのまま、じっと……次の言葉を待つ。

[メイン] 歳納 京子 : ……いや、うん。
思ってたけど、言い出せなかった。
”天才”だから、”先輩”だから。

[メイン] 歳納 京子 : でも、今は……
私の全部を知られて。
それでも”眩しい”って言ってくれるヘレナ、なら。

[メイン] 歳納 京子 : 笑わないで、目付きは真面目なまま。
口はぎゅっと堅く結び────

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : 「好きだっ!!」

[メイン] 歳納 京子 : ────開いた。

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 :  

[メイン] 歳納 京子 : 「……っあ、その」
あ、っ、あああ……っ、あああ~……い、いっちゃった、そのっ、やば。
焼けるくらいあつい、こ、こんな気温高かった、っけ……?

[メイン] 歳納 京子 : ぎゅっと目を瞑ってしまう。
どっきんどっきん、胸が鼓動するのを感じる、というかもう破裂してそうで。

[メイン] 歳納 京子 : 「……ライクじゃなくて、その……
 ……ラブの、ほう、で……」

[メイン] 歳納 京子 : ぽつぽつ、言葉をこぼし。
ちらーー……?っと、目の隙間から、反応を覗いてみる。

[メイン] ヘレナ : 「…………。」

[メイン] ヘレナ : ……ぱちぱちと、目を見開いて。

[メイン] 歳納 京子 : 「あ、あーいや!その!!別にアレだったら忘れていいから!!うん!!」

[メイン] 歳納 京子 : 焼けてしまうかのように、顔を赤くしながら。
手をぶんぶんぶん、今までないほどに降り。

[メイン] ヘレナ : 「……ううん。」

[メイン] ヘレナ : 自然と言葉が漏れる。

[メイン] 歳納 京子 : 「ですからそ、そのぉ……ほへ?」
やいやい、と真っ赤にした顔。
しかしその真意を聞くために、熱が冷めて。

[メイン] ヘレナ : そのまま、とすん…と、向き直って。

[メイン] 歳納 京子 : 合わせて、なんだか礼儀正しくしてしまう。
しっかりと、こちらも向き合い。

[メイン] 歳納 京子 : …もっとも、口はゆるゆるで。
加えてあわあわとしてはいる、のだが。

[メイン] ヘレナ : 「……」
にこり、と笑って。

[メイン] ヘレナ : 「ええ」

[メイン] ヘレナ : 荒れ狂い、混ざり合う感情の本流の中の私にも。
その言の葉は……あまりにも、まっすぐすぎたから。

[メイン] ヘレナ : 深く突き刺さり、あっという間に満たされて。
それしか見えなくなってしまうほどに眩しい━━━━

[メイン] ヘレナ : 「私も━━」

[メイン] ヘレナ : その感情の名は。

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ : "好き"。

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] 歳納 京子 : 「あ………………っ」

[メイン] 歳納 京子 : 口が開いたまま、はくはくと。
何か言おうとしても、空気が掠れて漏れるだけ。

[メイン] ヘレナ : 「…………」

[メイン] 歳納 京子 : それくらい、京子にとっては。

[メイン] ヘレナ : 「……え、えっと」

[メイン] 歳納 京子 :   え。
   今 私  返されたんだよね?
 私だけじゃなくて ヘレナから  ちゃんと

[メイン] 歳納 京子 : 「………ふぁ、ふぁい」

[メイン] ヘレナ : 徐々に取り戻す頭の落ち着きが、かえって恥じらいと熱りを増幅させる。

[メイン] 歳納 京子 : え。 え。 ええ、ええ?
聞き間違い  じゃない   
     だって  ここは声が響く   あ、顔赤くしてる
 部屋 だし    わたしとおんなじこと
 
つまり  つまり

[メイン] 歳納 京子 : 「………っ、っ」

[メイン] 歳納 京子 : 「嬉しいっ~~~~!!!!!」

[メイン] 歳納 京子 : ぐっちゃぐっちゃで、もうよくわからないので。
感情に体を任せた。ヘレナの温もりが伝わってくる、あったかい。

[メイン] ヘレナ : 「……う、ああ」

[メイン] ヘレナ : 言葉になる前の感情が、口から不格好に漏れる。
熱い。嬉しい。恥ずかしい。心地いい。

[メイン] 歳納 京子 : 「……だって、そのっ!!
 期待してた、期待してた、けどっ……」

[メイン] 歳納 京子 : 「……予想してた何百、何千、いや、宇宙レベルとかで
 すっごい、どきどきして。でも、嬉しいしか、言えない……」

[メイン] 歳納 京子 : 感情を表現する手段は天才には思いつかない。
すりすりと、ただ抱き着いて顔を摺り寄せる。

[メイン] ヘレナ : 「……わ、私も。今……うん。その、すっごく…一番」

[メイン] 歳納 京子 : ちょっとだけ顔をのぞかせて、上目遣いで見て。

[メイン] ヘレナ : ……それを表現するのにもっとも適当な言葉は、今のヘレナには見つけられない。

[メイン] ヘレナ : ……だから、今くらい。
子供のように、今の気持ちを素直に。

[メイン] ヘレナ : ぎゅうぅ……と、深く抱きしめる。

[メイン] 歳納 京子 : 「…あ、っ……へへへ、ん、へへ……」

[メイン] 歳納 京子 : まるで青空の下、日向ぼっこしたみたいに。
ぽかぽかと、心と体があったまるのを感じる。

[メイン] 歳納 京子 : もう、不安も何も置いてきて。
天才でも何でもない、私のまま、甘えてしまって。

[メイン] 歳納 京子 : 「……もうちょっと、いや、もっと、もっと」

[メイン] 歳納 京子 : 「ずっと、一緒にこうしてたい
 ……ヘレナを、このまま……”離したくない”」

[メイン] 歳納 京子 : ”おとな”になったからわかること。”ひみつ”にしていたもの。
でも、今だけは、”こども”みたいな我儘で。

[メイン] 歳納 京子 : ぎゅううう、と。
ぐちゃぐちゃ、まとまらない感情にすら身を任せ、抱き締めている。

[メイン] ヘレナ : 「ん……ふふ、えへへ」

[メイン] ヘレナ : 正論も、理論武装も、何もない。
生まれたばかりの、私のまま、甘えてしまって。

[メイン] ヘレナ : 「……それなら、安心して……私だって。」

[メイン] 歳納 京子 : 「……ん」

[メイン] ヘレナ : 「このまま、時間が止まってほしい。
 ……京子先輩のところ、ずっと……"離れたくない"。」

[メイン] 歳納 京子 : 「……ん、んんんっ……へへへ、やったぁ」

[メイン] 歳納 京子 : 「やっぱり、眩しくて優しい後輩。
 ─────私の、私だけのヘレナだ」
ありがと、と胸の中で呟いて。

[メイン] 歳納 京子 : このまま時も何もかも止まっていい。
いや、止まってくれ…
そう願うくらいには、だらけきって。

[メイン] ヘレナ : ほんのりと暖かさだけに覆われた空間は…まるで一夜の夢のようで。
それでも、胸の中に伝わる言葉の振動は…確かに本物だったから。

[メイン] ヘレナ : 「━━━━ずっと私の…私だけの先輩でいてくださいね、京子先輩。」

[メイン] 歳納 京子 : 埋めていた顔。
これだけは、ちゃんと言いたいから。

[メイン] 歳納 京子 : 「もっちろん……だって
 二人で一緒の天才なんだからねっ!」

[メイン] 歳納 京子 : にかっと、太陽のような笑いをヘレナに向けて。

[メイン] ヘレナ : 「……はい。一緒なら、誰にも負けない……天才です!」

[メイン] ヘレナ : いたずらっ子のように、にこり、笑ってみせて。

[メイン] ヘレナ : それの影はまるで。
青い空の下で仲良く並んだ、ふたりの小さなこどものようだった。

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] ヘレナ :

[メイン] 射命丸文 : ending『一度大人になったら永遠に大人なのって世知辛いですよね』

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] 射命丸文 : 「──以上が、顛末です」

[メイン] 射命丸文 : 事件が終わった後。
射命丸文は、”メイプルトリック”への報告を提出した。
何故か新聞記事の形で。もしかしたらあられのことないまで書いているかもしれいし、別にそうでもないかもしれない。

[メイン] 射命丸文 : 「大規模な失踪事件……しかし、まさか失踪事件が大規模になるほど力を増す相手だとは」

[メイン] メイプルトリック : 「なるほどねぇ……」

[メイン] メイプルトリック : 文の提出した資料を眺め、顎に手を添え
片眉をへし曲げながら、その内容を精読する。

[メイン] メイプルトリック : 「これは放っておいたら、もう手が出しようのないジャームになってたかもしれないから
 お手柄ってところだねぇ?報酬、弾んじゃおうかな?」
飄々とした態度で、文をちらりと見て。

[メイン] メイプルトリック : 「………と言っても、そんな嬉しそうな顔でも無いね?」

[メイン] メイプルトリック : 文の瞳を覗き込むように、明るい調子でそう問う。

[メイン] 射命丸文 : 「…………!」

[メイン] メイプルトリック : 「おや?当たったかな?」
へらへらと笑いながら、少し嬉しそうな声調子で。
高校生支部長ということもあり、少し子どもっぽい一面を見せる。

[メイン] 射命丸文 : ……顔に出やすい方ではないと思っていたのですが。
多くの人と接する立場故でしょうか……侮れませんね。

[メイン] 射命丸文 : 「そう、ですね……」
手の中でペンを回す。

[メイン] 射命丸文 : 「気分は、良くないです」

[メイン] メイプルトリック : くるくると回るペンを見ながら。
紙カップに入ったホットミルクに口を着け。

[メイン] メイプルトリック : 「………まぁ、ね」

[メイン] メイプルトリック : 「事情は深くは聞かないけど、でもまぁ……」

[メイン] メイプルトリック : 「─────レネゲイド案件って、本当にロクでもないよねぇ」
遠い目で、窓の外を見つめながら。

[メイン] メイプルトリック : 「ウチ、世のため人のためって感じの組織だけど
 でもまぁ、相手の"想い"をぶっ潰すことになる場面だって
 出くわしちゃう時は出くわしちゃうから……ね」

[メイン] 射命丸文 : ”メイプルトリック”の年齢は……高校生ほどでしたか。
よくもここまで大人びた顔ができるものです。

[メイン] 射命丸文 : 「……思うに、真実はいつでも一つではなく……。
 だからこそ、往々にして真実同士ですらぶつかり合うことがあります」

[メイン] メイプルトリック : その言葉に、こくりと頷く。

[メイン] 射命丸文 : つまり、真実を捻じ曲げなければならなくなる、ということ。
決して気分のいいことではない。

[メイン] メイプルトリック : 「勧善懲悪は─────"ゲーム"だけの世界にしかないからね」

[メイン] メイプルトリック : そうして、またホットミルクを一口飲み。

[メイン] メイプルトリック : 「……それでも文、君は、いや君達は成すべきことを成した
 失われたかもしれない未来の、ページの続きを掴み取ることができた
 それだけは─────変わらない、君達が勝ち得た"真実"だからね」

[メイン] 射命丸文 : 「……そうですね……救われます」

[メイン] メイプルトリック : ニコリと笑い。

[メイン] メイプルトリック : 「お疲れ様、よく頑張ったよ」
労うように、ゆっくりと頷く。

[メイン] 射命丸文 : 「……申し訳ありません、時間を取らせてしまいまして」

[メイン] 射命丸文 : 少し、沈んでいた顔を改める。

[メイン] メイプルトリック : あはは、いいんだよ別に、と言いたげに
へらりと笑いながら、首を振り。

[メイン] メイプルトリック : 「大切なのは、忘れないことだとは思わないかな?」

[メイン] メイプルトリック : 「君は記者なんでしょ?記録を紡ぐのが君の仕事であり、使命でもある
 だからこそ─────忘れちゃいけないよ」

[メイン] メイプルトリック : "想い"続けることが、倒した相手の為にもなる。
決して、記憶の彼方に追い遣ってはならない。

[メイン] 射命丸文 : 「肝に、銘じておきます」
手の中でペンを回す。
手帳に記す必要はない。もっと、違うところに刻んだ。

[メイン] メイプルトリック : その返答に、ニコリと笑い頷く。

[メイン] メイプルトリック : 「また、よろしくお願いするよ」

[メイン] 射命丸文 : 「お次もぜひ、ご贔屓に」

[メイン] 射命丸文 : 一礼して。

[メイン] 射命丸文 : …………。

[メイン] 射命丸文 : 私にとっての「日常」は、あなたにとっての「非日常」かもしれない。
あなたにとっての「日常」は、私にとっての「非日常」かもしれない。

[メイン] 射命丸文 : 私は、私の日々を変えないことを選びましたから……だから、この想いも変えてはいけないのでしょうね。

[メイン] 射命丸文 : そう、記憶しながら進み続けるしか、ない。

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] 射命丸文 : 今日もカメラレンズを何処かで煌めかせる。

[メイン] 射命丸文 : 時々、”一つ目”のレンズに微かな想起を覚えながら。

[メイン] 射命丸文 :

[メイン] 射命丸文 :